ルツェルンLuzernの街歩きをしているところです。氷河公園Gletschergarten Luzernで珍しいアルプスの氷河の天然記念物を見学しています。
氷河が造り出したポットホール(氷河臼)の数々に驚かされますが、お次は2千万年前のヤシが繁る海岸、パームビーチの遺物です。これはヤシの葉の化石です。この界隈は当時亜熱帯気候だったそうです。

これは一目瞭然、波紋の化石です。海岸に打ち寄せる波や水流が砂岩にその跡を形成し、化石化したものです。

次はこの氷河公園にある最大のポットホールが見えてきます。

近づいて、そのポットホールを覗き込みます。深さ9.5m、直径8mに及ぶ巨大な甌穴です。凄いですね。

続く氷河博物館の建物の中にも様々な展示があります。

ざっと見て回ります。なかなか珍しいものを見せてもらいました。氷河博物館を出て、今度は急な階段を登って、展望台に向かいます。結構な階段でしたが、展望台からは、ルツェルンの街を望むことができます。スイス傷害保険公社(SUVA)本部の大事務所棟が印象的です。ピラトゥス山Pilatusの山頂は雲に煙っています。やはり、行かなかったのが正解でした。

色んな方向の眺めを楽しみます。

氷河公園の周辺に立ち並ぶ美しい建物が見渡せます。

ピラトゥス山の近くには青空も見えています。もう少しで晴れたかもしれません。残念です。ピラトゥス山の手前には、スイス傷害保険公社本部の特徴的な建物も見えています。

木立を通してもルツェルンの美しい街並みが望めます。

十分にルツェルンの町を眺めたところで丘の上から階段を下ります。途中、この氷河公園からもライオン記念碑Löwendenkmalをほぼ真横から見下ろして眺めることができます。

大きなパラソルに保護されている氷河の天然記念物も見下ろすことができます。

と、ライオン記念碑がもっとよく見下ろせる場所があります。木立の間から見事に鑑賞できます。

瀕死のライオン像です。

ぐーんとズームアップしてみましょう。瀕死のライオンの顔の表情が克明に観察できます。

これで氷河公園とライオン記念碑の見学は終了。次はムーゼック城壁Museggmauerに向かいます。
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