ルツェルンLuzernの街歩きをしているところです。ムーゼック城壁Museggmauerの前に立っています。目の前には城壁のシルメル塔Schirmertorが聳えています。近くにある城壁の銘板をふと眺めていると、何と日本語も書かれています。日本人からの城壁保護のための寄付への感謝が書かれています。そう言えば、ドイツのローテンブルクRothenburg ob der Tauberの城壁でも同じようなメッセージが書かれていました。日本人も色んなところで貢献しているんですね。同胞として、単純に嬉しい限りです。

では、夏期だけは上れるシルメル塔に上ってみましょう。塔の下の通路の中にある木の扉が開いています。ここが階段の入り口のようです。因みに料金は無料。ルツェルンは無料の観光スポットが多いですね。

階段の途中から下を振り返ります。

階段はまだまだ上まで続いています。

シルメル塔に上っていく途中で城壁の上に出られます。城壁の上は歩けますが、歩けるのはシルメル塔から西の方にだけです。東のほうは柵で閉め切られています。

こちらが西の方向です。城壁の片側の南部分だけが通行可能です。

それでも北側のほうも覗けます。先ほど歩いていた城壁の北側の美しい草原が望めます。

南側は視界が開けていて、ルツェルンの旧市街の美しい街並みが見渡せます。

行くことが叶わなかったピラトゥス山Pilatusも眺められます。相変わらず、山頂は雲に覆われています。

この城壁の上からの眺めは絶景です。正面にはルツェルン駅の大きな建物が見え、左手にはルツェルン湖の湖面が光っています。

ルツェルン湖はかなり遠くの方まで見通せます。

城壁の上を西のほうに歩くとツァイト塔Zeitturmが見えてきます。こちらからは見えていませんが、この塔には1535年に作られた市内最古の時計があります。

城壁の上を進むと、少しずつ違った視点での景色が楽しめます。ルツェルン湖と市内が見渡せています。

一方、北側の景色は木々に遮られて、あまり、見えませんね。

ルツェルン駅のほうを眺めると、今日、最初に見物したルツェルン・カルチャーコングレスセンターKultur- und Kongresszentrum Luzern(KKL)がよく見えています。

城壁の上をさらに西のほうに歩きながら、絶景を楽しみます。
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