ルツェルンLuzernの街歩きをしているところです。ムーゼック城壁Museggmauerの散策を終えて、旧市街を通って、ホテルに向かっています。ルツェルンのランドマークである旧市庁舎Altes Luzerner Rathausを目指していましたが、無事、旧市庁舎前の石畳の美しい広場、コルンマルクトKornmarktに出ます。

広場の前には旧市庁舎がイタリアン・ルネッサンス様式の美しい姿を見せています。1606年に5年の歳月をかけて完成された建物です。

とりわけ、時計塔が大きな存在感を示しています。

旧市庁舎の建物の先にはロイス川にかかるラートハウス橋Rathausstegが見えています。

旧市庁舎の横の路地をロイス川に向かって歩きます。路地には果物屋の露店が美味しそうなフルーツを並べています。スイスがこんなにフルーツが豊富だというのは意外な感じです。イタリアあたりで生産されたものも運ばれてきているのかな。

ロイス川の川岸に出ると、ルツェルンで一番有名なカペル橋Kapellbrückeの姿が見えます。1333年に完成し、1993年に大半が焼失したものの、翌年には再建されました。

ロイス川の上流方向を眺めると、スイス最古の大規模なバロック様式の教会、イエズス会教会Jesuitenkirchの華麗な姿が見えます。ロイス橋Reussbrückeも見えています。

カペル橋に見とれながら、ラートハウス橋を渡ります。

橋の上から振り返ると、川沿い側の旧市庁舎の建物が見えます。アーチ形の窓が続く1階はかつて穀物倉庫として使われていました。屋根はベルンの農家の屋根を模したデザインになっています。

橋の途中で足を止めて、しばし、美しいカペル橋の姿に見入ります。

黄色い屋根、橋の側壁を飾る花、緑に輝く川面、それらの対比が構成の美しさを作り出しています。

ロイス川の水面には鴨が2羽浮かんで、長閑な雰囲気を醸し出しています。

ロイス川を渡り終えて、川岸沿いをぶらぶらと歩いていきます。ロイス川越しに旧市庁舎とその時計塔が見えていますが、ずいぶん、遠い風景に変わりました。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ちょうど、イエズス会教会の前にさしかかります。そう言えば、まだ、このバロック様式の教会の内部を見ていませんでした。ちょっとだけ、内部を拝見しておきましょう。
中に入ると、白を基調としたバロック様式の空間が広がっています。内部装飾も凝ったものです。予想以上に美しい内部です。

あまり、時間はありませんが、見る価値のある美しさです。少しだけ見ていきましょう。
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