旅の9日目、ザルツブルクSalzburgの3日目です。
今日は姉たちがウィーンの空港から帰国する予定です。朝起きだして、姉たちの部屋に我々がウィーンの空港まで送っていくことにしたことを知らせに行きます。姉は嬉しそうです。きっと不安だったんでしょう。
今日から我々もホテルを移動します。より祝祭大劇場に近くて、宿泊費もリーズナブルなホテルに移るんです。荷物をまとめ、ホテルに預けてチェックアウトします。
バスでザルツブルク中央駅まで行きます。あくまでも公共交通機関を利用する原則は曲げません。涼しくて気持ちの良い朝です。駅に着き、早速、窓口でウィーンまでの2人分の往復チケットを購入します。当日券ですからとても高価です。ファーストクラスですから、指定席は購入しません。

窓口のお姉さんは、帰りも今日なのと日帰りすることを驚いています。そして、ファーストクラス専用ラウンジがあるから利用してねと教えてくれます。エッ、そんなものがあるとは知りませんでした。いつも、ネットで安いチケットを買ってますからね。駅が新しくなった時に、作られたのでしょう。
30分以上は余裕があるので、そのファーストクラス専用ラウンジなるものに行ってみましょう。ファーストクラス専用ラウンジの入り口でチケットのチェックがあります。我々二人は高価な定価チケットですから当然ですが、ネットで購入した格安チケットもOKです。中は広々していて、いくつもソファーおいてあり、静かで快適です。

コーヒー、ジュースやパンもあります。果物もあります。

運行状況を表示するディスプレイもありますから、落ち着いて、レールジェットの到着までの時間を過ごせそうです。

しっかり朝食を頂きます。たいした朝食ではありませんが、無料ですから、文句は言えません。事前に買っておいたパンは後で食べましょう。

なお、後日、ファーストクラスのバイエルンチケットで入ろうとしたら、見事に断られました。レールジェットじゃないと駄目みたい・・・。
インスブルック~ザルツブルク間の工事で予告通り遅れているレールジェットを待って、ぎりぎりまでファーストクラス専用ラウンジで粘ります。そろそろかなと頃合をみて、ファーストクラス専用ラウンジを出て、ホームに上がります。ホームに向かうときにチェックすると、隣には一般の待合室がありました。もちろん、ただのベンチです!
定刻を既に10分以上、過ぎていますが、レールジェットはまだまだのようです。

まずは列車編成表をチェックしましょう。

ファーストクラスの車両は真ん中と一番後ろにありますが、姉たちの指定席車両は真ん中です。ホームの4Dのあたりで待てばよいようです。

なかなか来ませんね。

結局、20分以上遅れての到着です。早速、乗り込みます。ファーストクラスはがらがらです。席に着くと、すぐに車掌さんがやってきます。

出発すると、車窓にウンタースベルクUntersbergが見えます。どうせ、すぐにザルツブルクに戻ってくるので、別れの感傷とかはありません。

ファーストクラスのサービスでスナックが配られてきます。テーブルには食事のメニューも広げられていますが、朝食は済ませたばかりです。

片道3時間の思いがけない鉄道の旅が始まります。車窓には風光明媚なザルツカンマーグートの風景が広がります。空は少し、曇っています。

このあたりの風景はいつ見ても美しいこと、この上もありません。

駅で買い求めていたアップルパイをテーブルに乗せます。本当は朝食用だったんです。

我々二人はとんぼ返りですが、姉と姪っこは帰国に向けての最後の鉄道の旅が続きます。
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