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ツークシュピッツェの岩山の異様な風貌

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/3回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeに登るべく、ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗り込みます。既に先に電車に乗って、席を確保していた配偶者は車両の端にいます。

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席に座って、電車の出発を待ちます。あと5分ほどで出発です。窓からホームを眺めると、駅のスタッフがデッキチェアを並べています。もう乗ってくる乗客はいませんから、これから出発する電車のための準備なのでしょう。

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デッキチェアも並べ終わり、ホームには人影がありません。出発まで1分ほどです。

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やがて、電車がごっとんとゆっくり動き始めます。

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樹木の奥に電車らしきものが見えてきます。ドイツ国鉄(DB)の電車のようです。

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樹木が切れると、ドイツ国鉄のガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅が見えてきます。樹木を隔てて、隣り合っていたんです。電車の向こうに駅舎も見えています。

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ここから、ツークシュピッツェの山頂へのルートを地図で確認しておきましょう。ガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅からアイプ湖Eibseeを経由して、山頂近くのツークシュピッツプラット駅Stn.Zugspitzplattまで登山電車で行き、そこから山頂まではグレッチャーバーン・ケーブルカーGletscherbahn Cable Carというロープウェイで登ります。なお、アイプ湖と山頂を直接結ぶロープウェイ、アイプゼー・ザイルバーンEibsee-Seilbahnは新しいロープウェイを作っているところなので、今年2017年の12月までは休止中です。本来は上りと下りで別のルートを楽しむつもりでしたが、それは断念せざるを得ません。

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ガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅を出た登山電車は2分ほどで次のハウスベルクHausberg駅に停車します。

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ハウスベルク駅を出ると、電車は山麓の樹木の間を走り抜けていきます。

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やがて、10分足らずで次のクロイツエックバーン/アルプシュピッツバーンKreuzeck-/Alpspitzbahnに到着します。ここからはクロイツエックに登るクロイツエックバーンKreuzeckbahnというロープウェイとアルプシュピッツに登るアルプシュピッツバーンAlpspitzbahnというロープウェイの2つに乗ることができます。時間さえあれば、ここらあたりの山をすべて制覇することができます。ここで降りていく人もいます。

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クロイツエックバーン/アルプシュピッツバーンを出ると、行く手にツークシュピッツェの切り立った岩山の姿がはっきりと見えてみます。

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青空の中にその異様な風貌の岩山が見えており、saraiと配偶者の視線を捉えて離しません。

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岩山の手前にロッヂ風の建物が建ち並ぶ集落が近づいてきます。

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ハンメルスバッハHammersbachに到着です。

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ハンメルスバッハを出ると、ますます、ツークシュピッツェの岩山が迫ってきます。見るからにこの登山電車があの岩山の山頂近くまで登るというのが不思議に思えます。普通考えると、無理でしょう。

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ツークシュピッツェの異様な風貌に魅了されながら、登山電車はその山麓を走っていきます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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金婚式、おめでとうございます!!!
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10/07 08:57 堀内えり

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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