ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeに登った後、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンに戻り、ミュンヘン経由でザルツブルクに帰ろうとしているところです。
ホームの向かいには国境を越えて、チロルに向かう電車が停車しています。これに乗って、インスブルック経由でザルツブルクに戻ることもできますが、ミュンヘン経由のほうが少し到着時間が早いんです。

ミュンヘン・パージングMünchen-Pasing行きの2時7分発の電車が入線しましたが、ホームの端のほうに停まりました。待っていた人たちと一緒にぞろぞろと移動して、乗り込みます。

電車のチケットは昨日と同じく、ネットで購入したバイエルンチケットです。もちろん、セカンドクラスの格安チケットです。

ミュンヘン・パージング行きの電車は定刻に発車。車窓にはドイツアルプスの峰々が見えています。

駅の構内を出て、緑の草原の中に出ます。アルプスの岩山がくっきりと見えています。

バイエルンの綺麗な野原の中をミュンヘンに向かって走っていきます。

今日は午前中、慌ただしく過ぎてしまい、まだ、昼食も食べていません。ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの駅舎の中にあったバーガーキングのお店で調達したワッパーとコーラで遅いランチをいただきます。

ムルナウMurnauを過ぎ、ヴァイハイムWeilheimを出たところです。林を抜けて、綺麗な野原に出てきます。

トゥッツィングTutzingを過ぎると、シュタルンベルク湖Starnbergseeの湖面が車窓に広がります。

シュタルンベルク湖の北端のシュタルンベルクStarnbergの船着き場です。

湖畔の野原では、残り少ない夏の陽光を浴びる人たちが水着姿で日光浴を楽しんでいます。

シュタルンベルク湖がよく見えます。対岸まで見通せます。対岸にあるベルク城はルードヴィヒ2世が非業の死を遂げた舞台です。時間をやりくりして、その現場を見に行こうと配偶者に提案してみましたが、却下されました。配偶者はルードヴィヒのファンなのにね。

やがて、シュタルンベルク湖から線路は離れていきます。これでシュタルンベルク湖を見ることもないかもしれません。

ミュンヘン・パージング駅でSバーンの電車を乗り継ぎ、ミュンヘン・オスト駅München Ostでザルツブルク中央駅Salzburg Hbf 行きの電車に無事、乗り換え完了。
やがて、遠くにキーム湖Chiemseeが見えてきます。来るときにも見たのですが、あれが昨日のことだったとは思えないほど、色んなことがありました。

すぐにキーム湖の姿は見えなくなり、畑が広がります。キーム湖はこの先にある筈ですが、樹木に遮られて、その姿を見ることはできません。

ザルツブルクまで、もう1時間足らずです。
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