FC2ブログ
 
  

明日のフィガロに向けて、一休み

今日はFセンターのレクチャーコンサート。懇親会もあり、色んな勉強をしました。夜遅く帰宅。明日の「フィガロの結婚」は13時からの始まり。早く寝ましょう。
そうそう、朗報です。我が愛するクララ・ハスキルの新しい録音が発見されました。イギリスBBC放送で中継放送されたコンサートを当時の最高の機材で録音していたリチャード・イッター(Richard Itter)という奇特な人がいて、1952年から1996年まで、およそ1500点にのぼる放送録音をコレクションしていたそうです。今回、ICA CLASSICSがBBCと12年間の交渉との末、ようやく契約がまとまり、イッターの膨大な録音の中から40タイトルをリリースするそうです。その中に前から聴きたかったクララ・ハスキルとカラヤンが共演したロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのモーツァルトのピアノ協奏曲第23番があります。これはカラヤンと組んで、ウィーン、ザルツブルク、ミュンヘン、パリ、ロンドンなどで11回もコンサートを行い、ハスキル自身も満足の出来だったコンサート・ツアーの最後を飾るものです。もっともクララ自身はツアーが続いたため、疲れていて満足な演奏の出来ではなかったと述懐しています。カラヤンとはこれが最後の共演になったそうです。既にザルツブルクでのモーツァルトのピアノ協奏曲第20番はオーストリア放送協会の録音がCD化されており、まさに一期一会とも思える会心の演奏です。生命力に満ちて、純度の高い響きで、ハスキルはこの名曲を弾き切っています。ロンドンでの1956年2月6日の演奏会については植村攻氏の著書《巨匠たちの音、巨匠たちの姿》に書かれています。第2楽章のアダージオが絶品だったそうです。タイムズ紙もこの第2楽章を絶賛するレビュー記事を掲載したそうです。楽しみなCDが現れました。saraiはもちろん、すぐに注文しました。第23番はこれまで3枚のCDが出ています。このうち、1959年9月15日、モントルーでのシャルル・ミュンシュ指揮パリ国立管弦楽団との共演は嬉しくなってしまうような感動の名演です。さて、4枚目となるカラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団との演奏は期待に応えてくれるでしょうか。クララが特別の忘れがたい演奏だったと語ったウィーンやミュンヘン、パリの公演も発見されるといいのですが・・・。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       ハスキル,
人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR