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ヴェルター湖:車窓から見るウンタースベルクとヴァッツマン

2017年8月4日金曜日@ザルツブルク~ヴェルター湖/1回目

旅の16日目、ザルツブルクSalzburgの通算9日目です。

今日はマーラーの跡を訪ねる小旅行に出かけます。最も充実した日々にマーラーが毎年、夏を過ごしたヴェルター湖Wörtherseeの湖畔の地、マイアーニックMaierniggが目的地です。この頃、マーラーは相当に裕福だったらしく、ここに広大な敷地(といっても湖畔から山中に広がる寂しい林ですが)を購入し、湖畔にはヴィラを、山中には作曲小屋を設けました。一番の目的はこの作曲小屋を訪ねることです。公開時間がお昼の1時までなので、急いで行く必要があります。最寄りのクラーゲンフルトKlagenfurt中央駅に11時過ぎに着くためにザルツブルクを8時過ぎのレールジェットに乗ります。で、今朝は早起きして、7時半前には、ホテルの前のバス停でバスを待ちます。

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予定通り、8時少し前にはザルツブルク中央駅に着き、朝食のパンと飲み物を調達して、ホームに行きます。既にクラーゲンフルト行きのレールジェットは入線しています。

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3時間という長旅になるので贅沢にファーストクラスに乗ります。

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チケットは超格安チケットをネットで購入済みです。3時間もファーストクラスに乗って、一人がたったの19ユーロです。その代わり、列車指定のチケットです。

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ファーストクラスに乗ったお陰で車内はがらがら。ゆったりと鉄道の旅を楽しめます。

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まだ、出発まで10分ほどあります。ザルツブルク中央駅の構内はがらんとしていますね。

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それでは、まずは調達した朝食をいただきましょう。

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食後のデザートは日本から持参したスナックです。

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いよいよ、レールジェットは発進します。10分近く経つと昨日も見えたウンタースベルクUntersbergが見えてきます。

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すぐに緑の野原の中に出て、青空を背景にくっきりとウンタースベルクが眺められます。

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だんだん、ウンタースベルクの眺めが変わり、山の全容が姿を現します。

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ウンタースベルクの次はヴァッツマンWatzmannを見たいものです。前方のほうに視線を変えます。岩山が見えますが、これは低い山ですから、ヴァッツマン山ではありません。

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おっと、前方の雲の中にそれらしい山が見えてきます。形は似ていますね。

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近づくと、山の先端が少し丸みを帯びていて、ちょっと形が違うようです。

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ヴァッツマン山系と思しき峰々が見えてきます。結局、どれがヴァッツマンかは分かりませんが、あの中のどれかがヴァッツマンなのかな。

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今日はとても天気がよく、周りの山々の景色に見とれてしまいます。まだ、ザルツブルクを出て、20分も経っていません。クラーゲンフルトはまだまだ遥か彼方です。ゆっくりと鉄道の旅を楽しみましょう。



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テーマ : ヨーロッパ
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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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