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城崎温泉の旅:保津川峡谷トロッコ鉄道

城崎温泉ほっこり旅の最中です。まずは途中下車の京都でひと遊びしています。
嵯峨野散策を終え、いよいよ、保津川峡谷トロッコ鉄道を初体験します。
嵯峨トロッコ鉄道のトロッコ嵐山駅に向かいます。駅に着くと、トロッコ列車の出発まで、まだ10分ほどありますが、驚くほど多くの人であふれかえっています。ほとんどはアジア系外国人の観光客です。配偶者が何か旅のお供を買ってから乗ろうと言いますが、適当なものがありません。saraiの気になったのは辻利の抹茶アイス最中。買ったのはいいのですが、すぐに食べたので、旅のお供にはなりません。そうこうするうちに改札口からホームへの移動が始まり、ぞろぞろと階段下のホームに行きます。どうせ全席指定席なので、慌てる必要はありません。乗るのは5両編成の最後尾のオープン車両。その位置に着きます。狭いホームは人であふれそうです。

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やがて、明るいヘッドライトを点けたトロッコ列車がホームに入ってきます。ここまではJRの線路を走ってくるんですね。

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これがトロッコ列車。乗るのが楽しみです。

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早速、オープン車両『ザ・リッチ号』(5号車)に乗り込みます。天井までガラス張りでまさにパノラマ車両。スイスのパノラマ車両みたいですね。

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発車するとすぐにトンネルに突入しますが、オープン車両は幻想的な雰囲気です。

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トンネルを抜けると、保津川の渓谷沿いに走っていきます。渓流の美しい流れは絶景です。

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対岸には嵐山温泉が見えます。現在は高級リゾートの《星のや京都》です。宿の専用の船で渡月橋付近から行く温泉です。一度泊まってみたいですね。

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保津川の流れもこのあたりはゆったりですね。

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やがて、保津川の鉄橋を渡ります。こちらが上流の亀岡方面。

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こちらは下流の嵐山方面。

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鉄橋を渡ると、先ほどまでは進行方向に向かって左側が保津川でしたが、今度は右側が保津川。トロッコ車両のどちら側の乗客にも公平な眺めが約束されています。

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やがて、JRの鉄橋の下をくぐり抜けます。

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あっという間にトロッコ鉄道の旅は終わります。たった18分ほどの乗車でトロッコ亀岡駅に到着。

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ここからはJRに乗り換えます。トロッコ亀岡駅から歩いて10分ほどでJR馬堀駅。駅前のローソンでランチのおにぎりを購入し、急いで車内で食べながら、JR亀岡駅に移動。
亀岡からは特急で城崎温泉に向かいますが、乗り換え時間を利用して、大急ぎで亀岡の町歩き。
駅前からまっすぐの道を歩いて、南郷公園へ。そこには明智光秀公の銅像が立っています。

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公園の南郷池をぐるりと迂回して、亀岡城址に向かいます。亀岡城は明智光秀が最初に築城した城ですが、現在は某宗教団体が所有しています。城址の入り口には在りし日を偲ばせる大木が立っています。

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石垣の一部も残っていますね。

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宗教団体の所有施設を勝手に歩き回るわけにもいかないので、早々に駅に引き上げます。亀岡の町歩きはほとんど挫折しました。それでも30分ほどは歩きました。

亀岡駅からは特急はしだて号に乗ります。

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1時間ほど山間部を走り、福知山へ。そこで特急こうのとり号に乗り換えます。

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また、1時間強乗って、終点の城崎温泉駅に到着。駅の改札では案内の方がいて、どこにお泊りですかと訊かれて、当惑します。どうやら、お宿のお迎えがあるようです。別にお迎えはお願いしていませんが、問われるままにお宿の名前を告げると、なんと、我々のお宿のお迎えの車も来ています。もっとも我々のお迎えではなく、ほかのお客さんのお迎えのようですが、我々も乗せていってくれるようです。ありがとうございます! ただ、駅前のスーパーで今晩の買い物をしていく予定なので、その旨を相談すると、親切にもミニスーパーの場所を教えてくれて、そこで買い物をしたら、そのお店の前で我々を拾ってくれるとのこと。急いで買い物を済ませると、ほかのお客さんを乗せた車が我々を拾ってくれました。楽ちんでお宿に運んでもらいました。
当ブログの読者のかたは気付かれたでしょうが、saraiは今年の4月の熊野・高野山の旅を最後に車を処分しました。今回の旅は車のない我々の最初の旅なんです。車なしに旅をするスタイルを確立しようとしています。そういうsaraiには、幸先のよいスタートです。車がなくても何とかなるものですね。

宿に着いて、ゆっくりしたところで夕食。リゾートマンションスタイルなので、食事は自前です。
今日のメインは京都で購入した、祇園の老舗のいづうの高価な鯖寿司です。

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もちろん、美味でした。以前、いづうから暖簾分けした、いづ松の鯖寿司を食べて、感動しましたが、やはり、同様に素晴らしい鯖寿司でした。
地ビールの城崎ビールも一緒にいただきましたが、なかなか美味しいビールです。

夕食後、温泉でまったりして、今日はお終い。これから、この城崎温泉に4泊します。しばらく、北ドイツの旅の記事は休止しますが、再開まで、しばし、お待ちください。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

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公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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