今日は3日目。今日も城崎温泉の近くの面白そうなポイントに出かけます。お天気が崩れたら、城崎温泉巡りをするつもりでしたが、幸い、お天気が持っています。
今日は昨日のようにコンサートのチケット取りもないので、落ち着いて出発します。今日は日本海方面に出かけることにします。
まずは城崎温泉駅から出発。

最初の目的地は余部鉄橋。ホームに電車が入ってきます。

浜坂行の各駅停車の電車はちんたら走って、40分ほどで餘部駅に到着。

餘部駅の横には、旧余部鉄橋につながる線路が残されています。2010年に旧余部鉄橋は現在の新余部橋梁に置き換えられました。旧余部鉄橋の一部も過去の鉄道遺産として、保存されているんです。

餘部駅は無人駅なので、改札がなく、そのまま、下の集落へ続く道に出ることができます。

餘部駅のホームには旧余部鉄橋から切り出した鋼材がベンチ代わりに置かれています。

餘部駅のホームの先には空の駅という新しい施設があるそうです。ここで降りた皆さんもそちらにぞろぞろと移動していきます。

門柱が立つ、この先が空の駅です。空の駅は旧余部鉄橋の一部が残されて、その上に作られています。

この余部鉄橋の上から下の集落を見下ろします。日本海も見えています。40mほどの高みからの眺めです。

これが空の駅。ちょうど線路の幅で2本の鉄路が続いています。

空の駅からの眺めです。

床の隙間から下を覗くと、赤く塗装された旧余部鉄橋の骨組みが見えます。旧余部鉄橋は鋼製トレッスル橋で作られていました。作られたのは1912年(明治45年)でした。100年以上も前のことです。

この空の駅には地上からのエレベーターでアクセスできるようになっています。そのエレベーターで地上に下りましょう。

下からエレベーターが上がってくるのを待ちます。

上がってきたエレベーターは満員でごった返しています。どうやら、観光バスでこの空の駅に来たツアー客のようです。この空の駅は入場無料というのも人気の一因でしょう。エレベーターで地上に下ります。下からエレベーターの塔と旧余部鉄橋の橋脚を見上げます。コンクリート製の橋梁は現在の新しいものです。

これが現在のコンクリート製の橋脚です。

コンクリート製の橋梁の横には、かっての旧余部鉄橋の橋脚の基部が残されています。

余部鉄橋の下には道の駅《あまるべ》があります。

そのお隣には個人の施設のようですが、あまるべ資料館があり、余部鉄橋グッズの数々を販売しています。

余部鉄橋の下に流れる長谷川の対岸に渡り、そこからの余部鉄橋の様子を眺めます。手前はコンクリート製の新橋梁で途中からは空の駅が併設されています。

日本海の浜辺に出ます。穏やかな海が広がっています。背後に巨大な人工物があるのが不思議な感じです。

海岸沿いに大きな岩壁が見えています。その岩壁のある山を鉄道の線路が貫き、その先に余部鉄橋がつながっています。

海岸から、再び、余部鉄橋に戻ります。旧余部鉄橋の3本の赤い橋脚が見えています。これが元々11本あった橋脚のうち、残された橋脚です。残りの橋脚は解体されました。

民家の間の狭い道を抜けて、空の駅のエレベーターのほうに向かいます。

これが旧余部鉄橋の橋脚です。

エレベーターを見上げます。このエレベーターの塔は通称クリスタルタワーと呼ばれています。夜はライトアップされて綺麗だそうです。このクリスタルタワーを上って、そろそろ、空の駅の上に戻りましょう。

空の駅の上から、先ほど海岸から歩いてきた道のあたりを眺めます。

空の駅には下を眺められるベンチが作られています。配偶者の足元はその真下が眺められる穴の開いた鉄製の板になっています。高所恐怖症の人は怖いかも・・・。

空の駅の端の先には、旧余部鉄橋の線路が14mだけ、そのまま残されています。

空の駅の反対の端は鉄橋部分の先の古い線路が残されています。

空の駅は旧余部鉄橋関連の残された線路の間に挟まれた施設なんです。空の城の床面の下には今でも昔の枕木が並んでいるのが見えます。
やがて、餘部駅に電車が入ってきます。空の駅は十分に堪能しました。これから、この電車で香住に移動して、日本海の海の幸を楽しみましょう。

香住駅に着き、10分ほど歩いて、美味しいと評判のお寿司屋さんの三七十鮨(みなとずし)に到着。

地魚8貫盛りのおまかせ握りをいただきます。一人前2160円となかなかの料金ですが、香住漁港のすぐ近くのお店なので、とても新鮮な食材で美味しいこと、この上なし。満足です。

お寿司を食べ終え、目の前の漁港に向かいます。

このあたりでは有数の漁港なので、大きな漁船がずらりと停泊しています。

漁港の中の魚介類の直売所の遊魚館で新鮮な魚をお安く購入。煮付け用のかさごやお刺身用のスズキです。地酒もゲット。今日の夕食が楽しみです。

本当はこの後、かすみ朝市センターに行くつもりでしたが、既に新鮮な魚をゲットしたので、計画変更。ぶらぶらと海岸沿いを歩いて、香住駅に戻ります。また、漁港を抜けると、大きな公園に出ます。しおかぜ香苑です。公園と香苑の語呂を合わせたネーミングですね。しおかぜ香苑の中に続く木道を歩きます。気持ちのいい道です。

木道はどこまでも続きます。

木道の横には美しい日本海が広がります。

右手のほうには先ほどの漁港が見えています。

香住駅から電車で城崎温泉に戻り、お宿で美味しい夕食をいただき、温泉でまったり。天国、天国・・・。
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