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リューベック散策:美しい通りや路地を抜けて、トラヴェ川へ

2018年8月20日月曜日@リューベック/12回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しています。
現在、リューベックの町一番の教会、マリエン教会Marienkircheの美しい内部空間を眺め終えて、教会を出ると、旧市議会場Stadtverwaltung Hansestadt Lübeckの重厚な建物が目の前です。これはマルクト広場Markt Lübeckの反対側から眺めたものです。

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おや、教会の前に可愛い悪魔の像がありますね。なにやら、教会建設時に逸話の残る有名な悪魔だそうです。建設の邪魔をしたそうですが、教会の近くに酒場を作ると約束すると、無事、和解したそうです。じゃあ、悪魔というより、ただの酒飲み親父みたい。ともあれ、有名な悪魔とめでたくツーショット。

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旧市議会場を眺めながら、ブライテ通りBreite Straße沿いの美しいアーチの通廊に移動。

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アーチの通廊を歩いて、メンク通りMengstraßeのほうに移動します。すると、緑の樹木の先に白亜の館が見えてきます。

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トーマス・マンゆかりのブッデンブロークハウスBuddenbrookhausです。トーマス・マンの祖父母の家でマンも頻繁に訪れたそうです。現在はトーマス・マン兄弟の記念館になっています。小説《ブッデンブローク家の人々》の舞台にもなっています。

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ブッデンブロークハウスは外から拝見するだけにします。

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このメンク通りにはファサードの美しい建物が並んでいます。それらの多くはかってのハンザ商人の館だったそうです。

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また、先ほどのアーチの通廊の前に戻ります。アーチの通廊の端のファサードは時計塔のような美しい佇まいです。

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ここから、また、ブライテ通りを北に進みます。通りの先にはヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckの尖塔が見えています。

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ブライテ通りを進むと、だんだん、ヤコビ教会の姿が大きくなります。

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途中で右に曲がり、カタリーネン教会Katharinenkircheに向かいます。
と、花屋さんがあり、配偶者の観察が始まります。

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この花屋さんにもエリカの花が並んでいます。

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カタリーネン教会の前に到着。

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残念ながら、ここは今日は休館でした。今日は月曜ですからね。ティントレットの絵を見られずに残念。

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昨日は見つからなかったギュンター・グラス・ハウスGünter Grass Houseを探してみましょう。グロッケンギーサー通りGlockengießerstraßeに入ります。

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今日は首尾よく、発見します。グロッケンギーサー通り21番地です。

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ショーウィンドウを覗き込みます。フォトカードがたくさんぶら下がっています。

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が、これも外から拝見しただけ。このリューベックはトーマス・マンとギュンター・グラスという二人のノーベル文学賞受賞者を輩出しています。
グロッケンギーサー通りには美しいファサードの家々が建ち並んでいます。見物している人たちもいます。

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グロッケンギーサー通りを少しうろつきますが、そろそろ、戻りましょう。美しい通りでした。

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また、ブライテ通りに戻り、そこを突っ切って、ベッカーグルーベ通りBeckergrubeに入ります。大きな劇場があります。テアター・リューベックです。

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フュンフハウゼン通りFünfhausenを横切るとき、通りの先を見ると、マリエン教会Marienkircheの塔が見えます。

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次の路地を左に入ります。ブロックスクアー通りBlocksquerstraßeです。アーチ風の支え柱が路地の上に架かっていて、なかなかの風情です。

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路地を抜けると、ブッデンブロークハウスのあったメンク通りに出ます。また、マリエン教会の尖塔が見えます。

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これが今、抜けてきた路地、ブロックスクアー通りです。

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メンク通りはトラヴェ川Traveの岸辺に続いています。さっと見渡しますが、さほどの魅力がないので、さらに真っ直ぐに向かいの路地を抜けていきます。

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路地を抜けると、アルフ通りAlfstraßeに突き当たります。今度はほぼ正面にマリエン教会が見えます。

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このあたりは再開発中らしく、工事現場になっています。美しい町が再建されるのでしょう。

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アルフ通りを歩いて、トラヴェ川に出ます。

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トラヴェ川沿いのアン・デア・ウンタートラヴェ通りAn der Untertraveには、重厚な建物が並んでいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後は最後にホルステン門を見ておきましょう。リューベック散策も終わりが近づきます。



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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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