リューベックLübeckの旧市街を散策しました。美しい町を歩けて、大満足です。これからリューベック中央駅からハンブルク中央駅まで鉄道移動です。
ホテルで荷物を受け取り、駅に向かいます。再び、トラヴェ川Traveを渡り、中洲の旧市街にお別れします。トラヴェ川は明るい陽光に輝いています。

ホルステン門Museum Holstentorの横を通り過ぎます。振り返ると、ホルステン門、塩倉庫Salzspeicher、さらには、旧市街のマリエン教会Marienkircheや聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔も見えています。

振り返りながら、ゆっくりと歩いていきます。後ろ髪を引かれる思いです。塩倉庫の後ろには聖ペトリ教会の塔が突き出ています。

最後にホルステン門とマリエン教会の姿を眺め、美しいリューベックの町の思い出を脳裏に刻み付けます。

やがて、トラヴェ川から分岐して並行して流れる運河、シュタットグラーベンStadtgrabenを渡ります。これでホルステン門のある中洲ともお別れします。

運河に架かる橋を渡り終えて、後ろを振り返ると、ホルステン門と聖ペトリ教会がまだ、大きく見えています。で、これがリューベックの町との最後のお別れになりました。

橋の前のロータリーのあるリンデン広場Lindenplatzの先には綺麗な並木道が駅前まで続いています。その途中に銅像があります。なんとビスマルク像Bismarckdenkmalです。写真を撮ろうとすると台座に座っていたおじさんがどいてくれて、パチリ。

そのおじさんが、反対側にも銅像があるよと教えてくれるので、その騎馬像をパチリ。でも、これは誰だか分かりません。(後で調べると、初代のドイツ皇帝になったプロイセン国王ヴィルヘルム1世の騎馬像Kaiser Wilhelm I. Denkmalでした。)

並木道の先にリューベック中央駅が見えてきます。

ごみごみした駅前に近づきます。

リューベック中央駅の堂々たる建物です。考えてみれば、昨日の夕方、この駅に降り立ってから、まだ、20時間ほどしか経っていません。夢のような20時間を過ごしました。

駅の正面に立ちます。

素晴らしい駅ですね。信号の変わるのを待って、道路を横断して、駅舎に向かいます。

駅舎に入ると、次のハンブルク行きの2時43分電車は5分ほどで発車です。saraiはスーツケースを引っ張って、急いで移動します。

あと5分を切りました。ダッシュ。

エーと、このホームじゃありませんね。もっと奥のホーム(右の方)に電車が既に停車中です。

無事、2階建て車両の電車に乗り込めました。2階席に落ち着いたのは発車1分前。セーフ。飲み物を買う余裕もありませんでした。

チケットはネットで購入済。予定した電車の2時間半前の電車です。このチケットは通常チケットですから、別の電車に乗るのはOKです。張り込んでファーストクラスのチケットです。

電車はすぐに発車します。

さあ、北ドイツの次の町、ハンブルクに向かいましょう。
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