本ブログでも3月に一度、今年のヨーロッパ遠征について触れました。もともとは今年はヨーロッパには行かないつもりでした。その気持ちを覆したのは、2月のクルレンツィス&ムジカエテルナの来日公演です。ありえないレベルのチャイコフスキーの3回のコンサートでした。その折、クルレンツィスがチェチーリア・バルトリとルツェルン音楽祭でモーツァルトのオペラ、ダ・ポンテ三部作とバルトリのアリア・コンサートの計4回のコンサート(オペラもコンサート形式)をやるというビッグニュースを知り、いてもたってもいられなくなったんです。そういうsaraiの心の動きを配偶者は優しく察知してくれました。よし、ともかく、ルツェルン音楽祭のチケットを何としてもゲットするぞ。そして、早くも3月には首尾よくチケットを入手。それから、今年のヨーロッパ遠征の企画を始めました。
まずは日本からヨーロッパへの格安の航空券の手配です。色んなルートを検討した結果、今まで乗ったことのないターキッシュエアラインズを選択。南周りは敬遠していたので、初めての南周りです。選択のポイントはもちろん、格安ということもありますが、一生に一度はイスタンブールに行ってみたいと配偶者と意見が一致したんです。我々にとってはイスタンブールというよりも、コンスタンティノープルという意識が強いんです。1000年の栄華を誇るビザンティン帝国(東ローマ帝国)の首都だったコンスタンティノープルです。アヤソフィアを始めとする大モスク、ヨーロッパとアジアを分けるボスポラス海峡だけは何としても見ておきたいです。1453年のコンスタンティノープルの滅亡で、saraiの頭はストップしています。あの大攻防戦の舞台をこの目で見ておきたいので、イスタンブールでストップオーバーします。
で、イスタンブールからはsaraiの大好きなウィーンを久々に訪れます。ウィーンから先は次回で。
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