久しぶりの手術。手術室には自分の足で歩いて入ります。二人の看護師に付き添われて、広い手術室の中央のベッドに上がります。色んな機器を身体につながれて、手足は固定(縛られ)されて、もはや、行ける屍状態。そして、麻酔医が近づいてきて、酸素マスクを顔に装着。しばらく、呼吸するうちに麻酔ガスがはいってきて、意識を失います。・・・「終わりましたよ」と言う声で現実世界に復帰。混濁した意識のまま、ストレッチャーに乗せれて、病室のベッドに戻ります。混濁した意識の中、しっかりと時刻の確認だけはしました。夕方の5時です。
病室のベッドにようやく、配偶者が現れます。おぼろげな顔が見えます。眼鏡をかけていないので、はっきりとは見えないんです。それでもしばらく会話を続けます。で、肝心の用件。9月のヨーロッパ遠征のウィーンの楽友協会のチケット。オーストリア時間の朝9時、日本時間の夕方4時からチケット発売が始まっています。その時刻は手術の真っ最中。手術中も無意識ながら、チケットが気になっていたんです。配偶者に指示を出しながら、チケットの購入を始めます。病室には、WIMAXのWIFIルーター、ノートPCを持ち込んでいるので、万全のインターネット環境です。既に発売時刻を1時間以上過ぎていますが、今日は会員優先発売日なので、まだまだ、よいチケットは残っています。無事、チケットを確保して、クレジットカード情報だけはsaraiがベッドの上でノートPCを抱えて、入力して、無事、チケットをゲット。一安心し、ゆっくり、休みます。
一晩、それほどの痛みなしに過ごせました。朝、少し、手術の傷跡が痛みますが、我慢の範囲内。やはり、腹腔鏡手術は楽ですね。
今、お昼前ですが、早速、お昼から食事を開始するとのこと。2日半の絶飲食でした。
さあ、復活しましょう。
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