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今年のヨーロッパ遠征・・・予習開始、クルレンツィス&ムジカエテルナののモーツァルトのオペラ《フィガロの結婚》

今年のヨーロッパ遠征の準備中です。事前に予約すべきものはすべて完了。
手術後の体調も徐々に戻りつつあります。猛暑のため、自宅でエアコンをつけっぱなしで、自重しているので、あと3週間で何とか旅に出られるような体力に回復する予定です。

予習ですが、配偶者は忙しいので、間に合わないかもしれないので、旅先で聴くから準備してと言われています。それでは、重要な曲目から予習を始めましょう。
まずは、クルレンツィス&ムジカエテルナのモーツァルトのオペラ、ダ・ポンテ3部作を聴いていきましょう。もちろん、クルレンツィス&ムジカエテルナのCDを聴きます。

今日はオペラ《フィガロの結婚》。

キャストは以下です。

 アンドレイ・ボンダレンコ(バス・バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)
 ジモーネ・ケルメス(ソプラノ:伯爵夫人ロジーナ)
 クリスティアン・ヴァン・ホルン(バス・バリトン:フィガロ)
 ファニー・アントネルー(ソプラノ:スザンナ)
 マリー=エレン・ネジ(メゾ・ソプラノ:ケルビーノ)
 マリア・フォシュストローム(メゾ・ソプラノ:マルチェリーナ)
 ニコライ・ロスクトキン(バス:バルトロ)
 クリスティアン・アダム(テノール:ドン・バジーリオ)
 ムジカ・エテルナ(ピリオド楽器オーケストラと合唱団)
 テオドール・クルレンツィス(指揮)

 録音時期:2012年9月24日~10月4日
 録音場所:ペルミ国立チャイコフスキー・オペラ&バレエ劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

オペラですから、本来は映像付きがよいのですが、《フィガロの結婚》だと、CDで聴いていても、映像が頭に浮かびます。saraiのお気に入りの3大オペラの一つですからね。実演でも10回以上は聴いています。
で、肝心の演奏ですが、予想通り、序曲からきびきびしたテンポで展開していきます。素晴らしいのは、音楽が活き活きしていて、CDでありながら、実演を聴いている感覚に陥ることです。それにオーケストラの演奏だけでなく、アリアの歌わせ方がとても見事です。ケルビーノの2つのアリア、フィガロの《もう飛ぶまいぞ、この蝶々》、伯爵夫人ロジーナの第3幕のアリア、スザンナのアリアと伯爵夫人とのデュエットなど、とりわけ、有名アリアが素晴らしいです。ずっと聴き惚れていましたが、やはり、フィナーレでアルマヴィーヴァ伯爵が『Contessa,perdono!』と伯爵夫人に許しを乞う歌唱では、強い感銘を受けて、うるっとします。この後、伯爵夫人が『Più docile io sono, e dico di sì.』と優しく許しを与えると、もう、たまりません。saraiの感情が崩壊します。その後のトゥッティも素晴らしいです。もう天国の世界です。そして、トゥッティがそのまま、テンポアップして、勢いよく、素晴らしいオペラを締めます。この実演を聴いたら、オペラ終了後、しばらく、立てなくなりそうです。ルツェルン音楽祭の本番はコンサート形式ですが、そんなことは関係ありません。究極のオペラが聴けそうです。長年、ヨーロッパ遠征してきて、音楽を聴いてきた集大成になるでしょう。

ルツェルン音楽祭でのキャストは以下です。(日本語のみの表示はCDと同一キャスト)

 アンドレイ・ボンダレンコ(バス・バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)
 Ekaterina Scherbachenkoエカテリーナ・シチェルバチェンコ La Contessa di Almaviv
 Alex Espositoアレックス・エスポジト Figaro
 Olga Kulchynskaオルガ・クルチンスカ Susanna
 Paula Murrihyポーラ・マリヒー Cherubino
 Daria Telyatnikovaダリア・チェリャトニコヴァ Marcellina
 Evgeny Stavinskyエウゲニ・スタビスキー Bartolo
 クリスティアン・アダム(テノール:ドン・バジーリオ)
 Danis Khuzin Don Curzio
 Fanie Antonelouファニー・アントネルー Barbarina (CDではスザンナを歌っていた)
 Garry Agadzhanyanガリー・アガザニアン Antonio

気になる歌手は伯爵夫人を歌うエカテリーナ・シチェルバチェンコ。ボリショイ劇場でタチアーナを歌っていた人で透明な声の響きとのこと。期待できます。あと、スザンナを歌うオルガ・クルチンスカは今売り出し中のバリバリの若手とのこと。これも期待できますね。

ところで、音楽の予習スタイルはノートPCが中心です。CDの音楽データをいったん、Synologyのネットワーク接続ストレージ (NAS) 2台の総容量30TBのRAID構成のHDDに格納し、そのデータをノートPCにWIFIで飛ばします。ノートPCではKORGの音楽ソフトAudioGate4でデータ処理し、オーディオシステムに接続したUSBオーディオのDS-DAC-10Rに送り込み、ハイレゾの品質で音楽を再生します。オーディオシステムはプリアンプがQUAD33、パワーアンプがQUAD606、スピーカーはTANNOYのEdinburghです。アンプは本来、真空管アンプのQUAD22とQUADⅡですが、電源が故障していて、今は修理待機中です。なかなか時間が取れなくて、修理できていません。
オペラの場合はノートPCで再生しながら、ネットの対訳のページを見ながら、聴きます。このシステムで今のところ、気持ちよく、オペラを予習しています。映像は必ずしも必要ありません。必要なのは初見のオペラくらいですね。

続けて、ダ・ポンテ3部作を聴いていきます。

予習を続けながらも、旅の準備作業も続けています。まずは各地のホテルの空港や駅からのアクセスをGOOGLEマップを使用して、まとめています。ウィーンの最初のホテル()と最後のホテル()は空港からの電車移動も含めて、完了。次はグラーツとスイスのホテルにとりかかります。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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