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今年のヨーロッパ遠征・・・予習も追い込み、ジョルダンのブラームスの交響曲チクルス ええっ!ハイティンクが引退?

今年のヨーロッパ遠征の準備中です。

今日もオペラ・コンサートの予習です。

ウィーン楽友協会で聴くフィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団のブラームスの交響曲チクルスの予習です。
チクルス2回とも聴こうとも思いましたが、重なった日程のほかのコンサートを聴くことにしたので、チクルス2回目の交響曲第3番と第4番を聴くことにしました。
で、このチケットは手術直後の病床で配偶者に指示を出しながら、ネットで購入した価値あるチケットです。このチケットを取ろうとして、手術の麻酔もすぐに醒めました(笑い)。もちろん、配偶者は呆れていました。

と言うことで、きっちり、予習をしましょう。とは言え、ブラームスの交響曲はたいていのCDは既に聴いています。ですから、ここはsaraiの敬愛する巨匠ハイティンクの演奏を聴いて、予習とすることにします。ハイティンクは3つのオーケストラと交響曲全集を録音しています。1972年のコンセルトヘボウ管、1994年のボストン交響楽団、2003年のロンドン交響楽団です。どれも名演ですが、特にロンドン交響楽団との全集を好んでいます。今回もそれを聴きましょう。

 ブラームス:交響曲第3番 2004年6月16、17日 ライブ録音

 ブラームス:交響曲第4番 2004年6月16、17日 ライヴ録音

第3番の演奏には意表を突かれました。抑えに抑えた自然体の演奏で、そこからはそこはかとないロマンが香り立ってきます。サガンの《ブラームスはお好き》で有名な第3楽章の美しいロマンには参ります。ハイティンクならではの第3番でした。

一方、第4番は堂々と前面にロマンを表出した素晴らしい演奏。大変、感銘を受けました。

このハイティンクの美しいブラームスを聴いた後、このブログ記事を書いているとき、ハイティンクが指揮活動から引退するというニュースを知りました。迂闊なことに今日まで知りませんでした。その最後の指揮は9月6日のルツェルン音楽祭でのウィーン・フィルとペライアとのコンサート!! そうです。saraiがルツェルンを訪れる前の週のコンサートです。もちろん、このコンサートのことは知っていましたし、チケットもチェックしていました。うーん、予定を前倒しにして、駆け付けるべきでした。9月6日はイスタンブールからウィーンに移動する日です。直接、イスタンブールからルツェルンに行けば、この引退コンサートが聴けましたね。ハイティンクのファンとして、絶対に行くべきでした。悔やまれます。

これまで、ハイティンクの指揮は国内外で聴いてきました。思い出に残る感動の演奏ばかりです。いくつか、挙げておきましょう。

 ブルックナー/交響曲第9番:ハイティンク+ロンドン交響楽団@みなとみらいホール 2013.3.10
 ブルックナー/交響曲第8番:ハイティンク+コンセルトヘボウ管@コンセルトヘボウ 2013.4.5
 人生最高のマーラー、ハイティンク&ペライア&ロンドン交響楽団@サントリーホール 2015.9.28
 巨匠の白鳥の歌はブルックナー、ハイティンク&ペライア&ロンドン交響楽団@ミューザ川崎シンフォニーホール 2015.9.30
 またまた最高のブラームス、ハイティンク&ペライア&ロンドン交響楽団@NHKホール 2015.10.1
 マーラー:交響曲第9番 ハイティンク&ウィーン・フィル 2回目@ザルツブルク祝祭大劇場 2017.7.30

この中で最高のコンサートは2013年にアムステルダムのコンセルトヘボウで聴いたブルックナーの交響曲第8番。このとき、ハイティンクのブルックナーは凄過ぎるという思いに駆られました。もう、2度とこんなブルックナーの交響曲第8番は聴けないでしょう。saraiの人生の到達点とも言っていい特別なコンサートでした。もう死んでも悔いがないとさえ思いました。

思い出に残るのは、わざわざザルツブルク音楽祭まで足を運んで聴いたハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番です。saraiにとって、音楽は人生そのもの。中学生になって、親に買ってもらったステレオでクラシックを聴き始め、40歳になって、夢だったウィーン国立歌劇場でオペラを見て、それから、病みつきになって、ヨーロッパ遠征で音楽を聴き続けてきました。そして、遂にハイティンク指揮ウィーン・フィルで一番愛して止まないマーラーの交響曲第9番を聴き、これでもう思い残すことはないと感じました。このとき、saraiは指揮台のハイティンクに最も近い席で聴かせてもらい、巨匠に別れを告げました。結局、これがハイティンクを聴いた最後のコンサートになりました。2年前です。

ちょっと、本来の予習からは脱線してしまいました。予習はもう1回を残すのみです。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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