久しぶりにハンブルク散策(一昨年の旅)を再開します。
今日はハンブルクHamburgでゆったり散策。ハンブルク市立美術館Hamburger Kunsthalleでの名画鑑賞は2時間半ほどに及びました。予想よりも充実したコレクションに満足しました。
美術鑑賞の後の休憩はどうしようかと迷いますが、運河沿いの赤レンガ倉庫まで足を伸ばし、そこでお茶することにします。
歩く距離を減らすため、ちょっと遠回りになりますが、Uバーンを乗り継いで移動することにします。到着した最寄り駅はU1のメスベルクMeßbergです。地上に出ると、大通りのヴィリー・ブラント通りWilly-Brandt-Straßeの向こうに教会の大きな尖塔が見えます。聖ニコライ教会廃墟Mahnmal St. Nikolaiです。この尖塔は高さが147.3mもあり、大火事の後の1842年にネオンゴシック様式で建てかえられた当時は世界一の高さでしたが、現時点でも世界で5番目の高さを誇っています。第二次世界大戦では奇しくも空爆の格好の標的になり、大きなダメージを受けました。結局、修復されることなく廃墟と化してしまいました。現在は戦争の負の遺産として保存されています。

地下鉄の駅から少し歩くと運河の前に出ます。ツォル運河Zollkanalです。運河の対岸には赤レンガ倉庫Lagerhaus aus rotem Backsteinが見えています。

運河に架かるヴァンドラーム歩道橋Wandrahmstegを渡って、倉庫街Speicherstadtに入っていきます。運河の先には聖カタリーネン教会Hauptkirche St. Katharinenが見えています。

橋の先には赤レンガ倉庫地区が広がっています。

倉庫地区に入ると、赤レンガ倉庫地区の地図が表示されています。広大な倉庫街ですね。

倉庫を見ながらブラブラ歩きますが、赤レンガ倉庫群の凄さに圧倒されます。我が横浜の赤レンガ倉庫が貧弱に思えてしまいます。

赤レンガ倉庫はどれも7階建てほどのとても巨大な建物です。

赤レンガ倉庫地区には縦横に運河が張り巡らされています。その運河を渡って、倉庫街の一角にあるヴァッサーシュロスWasserschloss(水の城)という紅茶専門カフェを目指します。

目的のカフェのオープンテラスが見えてきます。

カフェの前には運河に面している倉庫街が建ち並んでいます。

見上げるような赤レンガ倉庫群の間に瀟洒なパラソルの開いた空間があります。なんてお洒落なんでしょうね。

生憎、目の前の赤レンガ倉庫は工事中ですが、そう目障りなわけではありません。

地下鉄の駅、メスベルクからここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

木陰のテラス席を選んで、座ります。

カフェの建物も元は赤レンガ倉庫だったようです。建物の中の様子は後でチェックしてみましょう。

さて、早速、オーダーしましょう。アイスクリーム入りコーヒーなどを飲みたい気分ですが、このお店はやはり紅茶でしょう。茶葉は200種類ほどあるらしいのですが、選択する能力もないので、お勧めの中から、ダージリンとアッサムの一品をお願いします。ランチは10ユーロだよという言葉につられてメニューを見るとなかなか美味しそうです。一番を1つ、三番を一つ、お願いします。
注文の品が届くまで、周りの景色を楽しみます。こちらはカフェの建物とその前の綺麗な緑。

運河の対岸には修復工事中の赤レンガ倉庫の建物。

景色と雰囲気を楽しみながら、しばし、紅茶が届くのを待ちます。
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