旅の11日目、ハンブルクHamburgの4日目です。
さて、今日はいよいよバイロイトBayreuthに参上です。予定通りに起きだし、支度をして、ホテルをチェックアウトです。エレベータがないのが残念ですが、ミネラルウォーターも無料で、とっても居心地の良いホテルでした。さて、頑張って、荷物を持って下りましょう。簡単にチェックアウト完了。
ハンブルクから出発するICEの発車時刻が30分以上も早まるというドイツ国鉄からのEメールが来ていたので、急いでハンブルク中央駅に行きます。駅はすぐそこです。駅に着いて、ICEのホームの確認です。あれ・・・表示されてません。そのICEが電子掲示板の一覧に見つかりません。

ホームをすべて見回ってもそれらしいものがありません。出発時間にさらなる変更でもあったのでしょうか。しかし、よくよくチケットを見ると、出発時間を1時間も誤認していました。8時45分発ではなく、9時45分発でした。繰り上げてのミスなので、良しとしましょう。結局、当初の予定よりも1時間半以上も早く来てしまいました。旅も日を重ねるにつれて、だんだんミスが増えてきます。気を引き締めないとね。時間があるので、ゆっくり朝ごはんでもいただきましょう。ここでsaraiがまたまた大ピンチ。お腹が緩くなってきました。おトイレのあるお店にしましょう。マックが目に留まります。ここは避けて、別のハンバーガーのあるお店を選択。だって、ハンブルクですからね。

お店に入り、メニューを確認。ハンバーガーをお願いすると、今の時間帯は、モーニングメニューだけでダメとのこと。残念ですが、選び直して、注文です。周りの席はゆったりと朝食やコーヒーで寛ぐお客さんがちらほらです。

ガラス越しに駅の中の店舗が見えています。saraiは用を足しに出かけ、すっきりして戻ってきます。

至って普通の朝食プレートが届きます。

ポイントは美味しいオレンジジュース。

朝食を美味しく頂きました。支払いはカードはダメでした。
今度こそ、いよいよ出発の時間です。もう一度、電子掲示板を見にいくと、今度はちゃんと乗るべきICEの表示があります。エレベータを見つけます。たいてい、透き通った箱を探せばよいようです。コツを掴んだ感じです。ホームに出ると、物凄く混んでます。何なんでしょうね。ファーストクラスの予約席なので問題はありませんが、車両の停車位置を確認しないといけません。掲示板によると、Aエリアのようです。一番向こうです。人をかき分けて移動です。と、電光表示板をもう一度見ると、全く反対のFエリアがファーストクラスの位置と変更されています。慌てて戻りますが、ICEが入ってきてしまいます。車両の表示の変更で、またまたホームは大混乱。皆が走り回っています。なんでいつもこうなるのでしょうね。車両のドアの前に車掌さんが立っているので、ここでよいかと訊くと、ともかく乗れと言います。ヨイコラショと乗り込みますが、通路はみんなの移動でもう大変です。我々も人をかき分けて一車両移動し、予約している席にいきます。珍しくコンパートメントタイプです。予約した席のコンパートメントには、既に家族連れがいます。予約されていることを承知だったようで、我々を見ると、おじいさんとおばあさんは他の席に移動していきます。まさか始発電車のファーストクラスで家族揃って座れないとは思わなかったのでしょうね。この混み方は異常です。相席は仕方ないですが、荷物を置く場所がありませんね。大きなスーツケースはドアの外に置きます。小さい方は、エイヤと網棚に持ち上げます。ようやく整理がついたと思ったら、電車は走り始めていました。
すぐにエルベ川の鉄橋を渡ります。

今日は鉄道で6時間半かけて、バイロイトに大移動です。まずはICEで5時間半かけて、ニュルンベルクまで行きます。ハンブルク始発でファーストクラスですが、念のため、席の指定もいれておいたのが正解でした。と言ってもファーストクラスは席の指定料金は無料ですけどね。指定を入れておいたお陰で窓際の向かい合わせの2席が確保できました。先に座っていた家族連れには悪いですが、仕方がありません。やはり、夏のバカンスシーズンは鉄道も混むんですね。日本のお盆の帰省列車のようです。
これがインターネットで購入したハンブルクからバイロイトまでのファーストクラスのチケット。Sperpreisという割引チケットで2人分で約90ユーロ。日本円で1万2千円ほどです。

座席にはこのICEの詳細な時刻表が置いてあります。それを旅のお供にして、ルートと各停車駅の時間をチェックしながら、鉄道旅を楽しみます。

ハンブルクを出ると、靄っています。

でも、またすぐに青空が広がります。リューネブルクの町を通過します。

この後、曇ったり、小雨が降ったり、土砂降りを思わせる雨の跡だったりと、目まぐるしくお天気はかわったようです。電車の移動なので、問題ありません。ハンブルクとリューネブルク間が問題があるようで、貨物車にも抜かれるスピードです。この区間の遅れと大混雑と関係があるのかしら。

やがて、車掌が検札にやってきます。女の子がキンダーカードをちょうだいと言うと、車掌さんはカードの束を取り出し、その中から一枚を抜いて渡してくれます。サービスがいいですね。パパは、スマホでチケットを示していました。配偶者がその女の子にキンダーカードを見せてとお願いして、写真を撮らせてもらってます。

その女の子はおじいさんとおばあさんのところに行って戻ってくると、電車のおもちゃと絵本ももらっています。これは頼まなくても積極的に配偶者に見せてくれます。もう、女の子と配偶者はすっかりお友達です。

ニュルンベルク到着3時までの5時間半の長旅です。電源もあり、インターネットは無料で快適に使えます。ICEの地図上での位置確認もできます。鉄道も飛行機並みのサービスですね。ブログを書いたり、ネットをしたりして過ごします。
走って1時間半ほどでツェレを通過。

次はハノーファーを通過。

広大な丘の肥沃な耕地が続きます。

ドイツらしい美しい大平原の中をICEは走っていきます。

ここまで2時間半ほど走りました。乗換のニュルンベルクまではまだ3時間ほど走らないといけません。
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