明日からのバイロイト音楽祭Bayreuther Festspieleに先駆け、バイロイトBayreuthの旧市街を散策していました。バイロイト辺境伯歌劇場Markgräfliches Opernhaus、ヴァーンフリート荘Haus Wahnfriedにあるワーグナーのお墓を巡りました。
ヴァーンフリート荘Haus Wahnfriedから綺麗な並木道を歩いて、旧市街の繁華街に向かいます。

リヒャルト・ワーグナー通りRichard-Wagner-Straßeを抜けて、目抜き通りのマクシミリアン通りMaximilianstraßeに出ます。通りの右手に旧宮殿Altes Schlossの立派な建物が見えてきます。1715年に当時の辺境伯・ゲオルク・ヴィルヘルムが建設したものですが、1753年の火災で焼失し、再度、建て替えられました。が、第2次世界大戦中の爆撃で再び壊滅。大戦後に再修復されました。現在は税務署として使われています。

夕食はスーパーで食材を買って帰ろうかと思っていたのですが、繁華街を歩いていると、レストランが目に留まります。テラス席が凄く混んでいて、とても活気があります。店名を見ると、ガイドブックに紹介されているお店です。オスカーOskar-Das Wirtshaus am Marktというレストランです。きっと美味しいに違いありません。ここで食べて帰りましょう。しかし、テラス席はいっぱいです。ウェイターに訊くと、店内ならOKだよとのこと。店内の奥に、ガラス天井の明るいエリアがあります。ここにしましょう。

中は、老舗らしい装飾です。壁にはバイロイトの昔の写真が飾ってあります。このお店の前のマクシミリアン通りの昔の姿のようです。

さてと、メニューを見て、注文しましょう。ここはドイツ料理のレストランです。

まずは飲み物。このバイロイトはフランケン地方です。もちろん、saraiはフランケンワインをお願いします。が、配偶者はミネラルウォーターにするとのこと。すぐによく冷えたワインとミネラルウォーターが運ばれてきます。

料理はお肉のメニューにします。豚すね肉のグリルハクセです。巨大な骨付き肉です。とても美味しくて、saraiは骨と格闘します。

もう一皿はゆでた豚肉に西洋わさびの白いソースをかけたクレンフライシュです。

物凄く安くて、美味しい料理でした。人気のお店のはずですね。
ゆっくりと食べて、飲んで、お店を出ると、レストランのテラス席はまだ満席状態です。

夕暮れのマクシミリアン通りをぶらぶら歩きます。

レストランのお隣には新鮮な魚介を扱う鮮魚店があります。内陸の町ですが、美味しいお魚もあるんですね。

ワインの酔いがまわり、ふらふらしながらホテルに歩いて戻ります。途中、スーパーマーケットにも寄ってみましょう。ホテルで教えられたショッピングモール、ロートマイン・センターRotmain-Centerは、いろんな高級なテナントが入っていて、いわゆるスーパーマーケットではありませんでした。それでも、後で調べたら、ショッピングモールの一番奥にスーパーマーケットはあったようです。
このショッピングモールを出て、また、ブラブラ歩きますが、ホテルへは一筋道を間違えてしまいます。まあ、何とか、ホテルに無事到着します。
散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ホテルの部屋でPCを立ち上げて、ネットで、スーパーマーケットを確認すると、何のことはない・・・ホテルのすぐ近くにスーパーマーケットがあります。明日はそこに行ってみましょう。部屋はガンガンとエアコンも効いて、やはりお高いホテルは違いますね。今日はとても暑かったのです。でも、天気予報では明日は涼しくなるとのこと。明日のオペラに備え、早く寝ましょう。お風呂に入り、配偶者が洗濯をして、早々に寝ます。
明日はいよいよ、バイロイト音楽祭に初見参です。ティーレマン指揮の《トリスタンとイゾルデ》です。これ以上の演目はありませんね。ワクワクします。
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