バイロイト音楽祭Bayreuther Festspiele前の朝の散策中です。
ホーフガルテンHofgartenの庭園を歩いているところです。庭園に入って、左手に果樹園があります。

どうやら、リンゴが実っているようです。

ホーフガルテンの左手に隣接した施設への門があります。この門の先にフリーメイソン博物館Deutsches Freimaurermuseumがあるようです。その起源は1741年、辺境伯フリードリヒによって設立されたドイツで最も古いフリーメーソン支部に遡るようです。

ホーフガルテンと、ヴァーンフリート荘Haus Wahnfriedにあるワーグナーのお墓は隣接しているとのことです。フリーメイソン博物館の隣にヴァーンフリート荘の門があり、観光客が出入りしています。

確かにこの門を入ると、ワーグナーのお墓のあるヴァーンフリート荘の裏庭に入れました。昨日既にワーグナーのお墓参りはしましたが、もう一度お参りしておきましょう。

お墓の前ではツアーのガイドが長々と説明をしています。

仕方がないので、彼らの反対側に周って、お墓参り。合掌!

お墓から、何やら、由緒ありそうな建物が目に入ります。

蔦の絡まる美しい建物です。

案内板が目に入ります。フランツ・リスト博物館Franz-Liszt-Museumです。

博物館の正面に周ります。

バイロイトにもフランツ・リスト博物館があるんですね。それもワーグナーの住まいのヴァーンフリート荘のお隣です。ワーグナーの妻コジマが彼の娘ですから、不思議な話ではありません。そもそも、リストはバイロイト音楽祭鑑賞のために滞在中にこのバイロイトで亡くなりました。最後に見た楽劇は《トリスタンとイゾルデ》だったそうです。saraiが今日鑑賞する楽劇です。

リストは娘のコジマの希望でこのバイロイトに埋葬されました。お墓は市街墓地Stadtfriedhofにあるそうです。さすがにそのお墓参りに行くほど、リストのファンではありません。ところがです。今、調べてみると、この墓地は何とsaraiが滞在していたホテルのすぐ近くにあったんです。しかも墓地の中のホテルに一番近いところにリストのお墓がありました。多分、数分ほどで行けたようです。スーパーマーケットよりももっと近い場所です。ちょっと残念だったかな・・・。
ともあれ、再び、お隣のヴァーンフリート荘に戻りましょう。

ヴァーンフリート荘です。

裏庭の噴水が水を上げています。

お墓には何とまだ、先ほどのツアーの一行がいます。もう、10分以上も経っています。

再び、お墓に近づきます。墓石の上に向日葵の花が手向けられています。

お墓の周りをまわります。横から眺めたところです。

お墓からヴァーンフリート荘のほうを眺めます。ツアーの一行は背後にいるので写真の邪魔になりません。

ホーフガルテンの散策コースを案内板の地図で確認しておきましょう。

2日間かけてのワーグナーのお墓参りになりました。そろそろ、また、ホーフガルテンに戻って、庭園散策を続けましょう。
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