旅の13日目、バイロイトBayreuthの3日目です。
今日も、バイロイト音楽祭Bayreuther Festspieleです。今日は舞台神聖祝典劇《パルジファル》。ワーグナーの最後の作品で、ここ、バイロイト祝祭劇場Bayreuther Festspielhausのために書かれました。ワーグナーの楽劇の中でも特別なものなので、saraiは心が引き締まる思いです。
朝、ドンドンドンとドアを叩く音で目が覚めます。時計に目をやると、もう10時です。寝坊をしてしまいました。と言ってもsaraiはいつものこと。配偶者が朝寝坊することが珍しいんです。お掃除の人でしょうか。配偶者が寝ぼけ眼でドアを開けると、やはりお掃除の人です。後で・・・と言いたいところですが、昨日、お掃除してもらえなかったという件もあるので、いいでしょう、お掃除してもらいましょう。ともかく、お掃除してもらって、ダンケ・シェーン。
サッパリしたところで、軽く朝ごはんにしましょう。とはいっても、昨日の残りのパンとコーヒーに桃です。ジュースと牛乳もたっぷりあります。大したものはなくても、美味しいです。

今日も、2時45分にロビーに集合して、シャトルバスで送迎してもらって、祝祭劇場でワーグナーの楽劇鑑賞です。その前に、散歩がてら、お買い物をしてきましょう。ショッピングモール、ロートマイン・センターRotmain-Centerは、ここから歩いて10分です。と思っていると、パラパラと窓に雨粒が・・・。あらぁ、嫌ですね。今日の降雨確率は2%なのですが、これが2%の中だといいですね。大した雨でもなく、空も明るいので、ちょっと出かけてきましょう。まずは、ホテルのロビーで、saraiとワーグナーが旧知の仲のように仲良く隣り合って座ります。

ホテルの外に出るとかなり涼しいです。

この旅で、初めて傘をさします。でも、ショッピングモールに着くころには雨はやみました。このまま晴れてくれることを祈ります。今日は土曜日だからでしょうか、ショッピングモールの隣では、市が開かれています。

もう12時なので、店仕舞いが始まっています。

すぐ隣にはロートマインハレRotmain-Halleという体育館のような大きな建物があります。

中に入ると、ここでも屋内の市場みたいなものが開かれています。

魚や新鮮な卵がありますね。

野菜もあります。

やはり、この建物は本来、体育館のようです。バスケットボールのゴールリングもあります。

これは肉屋さんかな。

ジビエの肉みたいなものもあります。

全体には閑散としています。これというものもないので、早々に退散します。

ショッピングモール、ロートマイン・センターの中に行きましょう。物凄く賑わっています。2階建てで、かなり広く、いろんなお店があります。

一通り、中を巡ってみます。きっと、バイロイトの町一番のショッピングセンターなんでしょう。なんでも揃っています。

子供を遊ばせるエリアもあります。馬のぬいぐるみのようなもの、ハイドゥ?にまたがって子供が遊んでいます。有料のようです。さすがにショッピングモールですね。

この街に、こんなに住人がいるのかというほどの人出です。2階に上がると、ファストフード的な食べ物屋さんもいっぱいあります。

と、やはりありました、お寿司屋さん。

豊富な献立です。買うしかないですね。祝祭劇場に出かける前に、軽くつまんでいきましょう。

よくよく見ると、回転寿司屋です。もっとも、お寿司以外にも、いろんなものが回ってます。

職人さんがその場で握ってくれるようです。ちょっと値段が高いような気もしますが、1パック、購入します。

マックももちろん、ありますが、バイロイトの町でマックのハンバーガーを食べるわけにはいきません。

本屋さんもちょっと覗きますが、あまり時間もないので、スルーします。

2階の吹き抜け部分から下を見下ろします。日本では必ず一緒にある食料品のスーパーはありません。

ともかく、老若男女が集う、バイロイト1の賑わいの場です。

お馴染みのファッションブランド、H&Mももちろん、あります。

というところで、バイロイトのショッピングモール偵察は完了。雨上がりの道を歩いてホテルに戻ります。
途中、面白い彫刻兼噴水を発見。これが何なのかは分かりません。

その近くには、バイロイト音楽祭のお宿として有名なホテル ラインゴールドHotel Rheingoldがあります。実はここに泊まろうとしたのですが、満室だったんです。このホテルももちろん、祝祭劇場へのバスでの送迎があります。

作り立てで予想以上に美味しいお寿司をつまみながら、正装に着替えます。ヨーロッパとしては、なかなかのマグロです。

昨日と同様に、シャンパンを頂いて、シャトルバスで祝祭劇場まで送ってもらいます。歩いて坂道を上っていく人もいますね。道路は封鎖されているので、バスは別の道を迂回していきます。

シャトルバスでラクチンで祝祭劇場に到着です。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
