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フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅:フィレンツェ、アルノ川沿いのシーフードレストラン~フィレンツェの壮麗な夜景

コロナ禍の中、世界は復興に向かいつつあります。ドイツもそのひとつ。海外への郵送も開始され、早速、ドイツのアマゾンにLPレコードを注文しましたが、1週間経って、今日、自宅にDHLが配達してきました。かねてから欲しかったフルトヴェングラーの1947年から1954年にかけてのベルリンでのベルリン・フィルとのライヴ公演を網羅した14枚組の重量盤(180g)のボックスセットです。送料だけで3000円ほどかかりましたが、日本で入手するよりもリーズナブルで、送料も含めて半額ほど(1万円弱)で入手できました。

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LPレコードでのベートーヴェンの弦楽四重奏曲:急遽、予定を変更して、今日届いたフルトヴェングラーのLPレコードを聴くことにしました。今から73年前の5月、「非ナチ化」裁判の無罪判決をうけ、音楽界に復帰したフルトヴェングラーの戦後復帰の最初のコンサートの記録です。曲目は得意としたベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調です。この日を心待ちにしたベルリンの市民が会場のティタニア・パラストにチケットを求めて行列している風景が写真に撮られています。

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素晴らしい音質のLPレコードに聴き入りました。
これは音楽ですが、歴史的な記録でもあります。ここでは、純然たる音楽として、このLPレコードを聴きました。
 第1楽章、確かに最初は大指揮者フルトヴェングラーといえども、力がはいり過ぎるのはやむを得ないところでしょう。次第に固さがほぐれ、終盤の盛り上がりは凄い! 激情が怒涛のようにあふれ出ます。
 第2楽章、起伏の大きい音楽はいつもの通りですが、とても気合の乗った演奏です。求心力がとても高い演奏です。
 第3楽章、高らかに鳴り響く音楽が素晴らしいです。中間部の低弦の動きの激しさも尋常ではありません。
 第4楽章、感情が爆発したように高らかに歌い上げる主題。展開部の盛り上がりも素晴らしいものです。光り輝く再現部に圧倒される思いです。その高揚の果てに終結部に突入します。すべてを呑み尽くすような奔流のようなコーダ、これは最高のコーダです。心技一体でのみ成し得た奇跡でしょう。
LPレコードは重量盤ですが、少しそりがあります。トレースのよいレコードプレーヤーならば問題はありません。強弱のダイナミクスが当時の録音に忠実にされており、弱音がかなり小さな音量ですが、ノイズはほとんどありません。強音はベルリン・フィルの爆演を捉えて強烈です。金管とティンパニの音が炸裂します。ベルリン・フィルのアインザッツの見事さは今日のベルリン・フィル以上ですね。そして、やはり、ベルリン・フィルの切れ込みの鋭い演奏がフルトヴェングラーの指揮と相俟って、究極のベートーヴェンを奏でます。大変、情報量が多いことに驚かされるLPレコードです。一つだけ残念なのは終楽章のコーダの後にベルリンの聴衆の熱狂的な拍手がはいっていないことです。それに少し高音域を強調気味で少し、しゃかしゃかした音が気になることもあります。
フルトヴェングラーの残したベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調は12種類あります。どれも聴き逃がせない演奏ばかりですが、この演奏は戦後音楽史の記念碑的な記録です。

 さて、今日の本題・・・

《フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅》の再アップ中です。

《フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅》は2009年5月にフィレンツェと周りのトスカーナ地方、アッシジを周り、最後はウィーンで音楽三昧という旅で、最後は新型インフルエンザのパンデミックの影響で自宅謹慎になった、今年を彷彿とさせる旅でした。今年の連休はイタリアは観光どころではありませんね。せめて、当ブログでイタリア観光をお楽しみください。
既にお読みの方(あまり、いないと思いますが)も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。次をクリック!

 フィレンツェ、アルノ川沿いのシーフードレストラン
 フィレンツェの壮麗な夜景

あるいは以下をクリックすると1日分全体を一括して読めます。

 5日目-1:サン・ジミニャーノ散策 (5)
 5日目-2:フィレンツェ散策 (5)

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《フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅》の全体は以下をクリックしてお読みください。(左側のメニューにあるカテゴリと同じです。)

-フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅
├- 企画・準備編 (10)
├- 現地報告編 (4)
├- 旅の開始~フィレンツェへGO(3)
├- 2日目:フィレンツェ散策 (3)
├- 3日目:アッシジ散策 (8)
├- 4日目:アッシジ~シエナ (5)
├- 5日目-1:サン・ジミニャーノ散策 (5)
└- 5日目-2:フィレンツェ散策 (5)


2014年10月に突然以前のブログサイトがクローズしたために現在のFC2ブログサイトへの引っ越しを余儀なくされました。以前の旅の記事は手作業で再アップしなければならず、順次、作業しています。

なお、再アップにあたっては以下のように記事の見直しをはかっています。

 1.基本として、旅の1日分をまとめて読むことができるように再編成します。ストラスブール散策のように2日にまたがる場合には、2日分をまとめます。
   左側のメニューにあるカテゴリで読みたい日をクリックして頂ければ、その日の分がまとめて読めます。

 2.以前の記事には地図がなかったので、散策ルートが分かりづらくご不便をおかけしました。再編成にあたり、地図を新規挿入します。

 3.記事を見直して、細かい修正を行います。特に地名などは原語表記も併記します。






テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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