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ウィーンと言えば、カフェ・ハイナー。夕食はホイリゲで。

2019年9月8日日曜日@ウィーン/10回目

ベルヴェデーレ宮殿Schloss Belvedereの上宮Oberes Belvedereのオーストリア・ギャラリーÖsterreichische Galerie Belvedereで素晴らしいクリムト、シーレの作品を堪能しました。

さて、美術を堪能した後はグルメでしょう。旧市街に出て、お茶でもしてきましょう。Dラインのトラムに乗って、町の中心、ケルントナー通りKärntner Straßeに向かいます。

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懐かしのシュターツオーパーWiener Staatsoper前の停留所、ケルントナーリング/オパーKärntner Ring. Operで、トラムを降ります。

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ケルントナー通りは、相変わらず賑わっています。シュターツオーパーの姿を横目に見ながら、一目散にsaraiのお気に入りのカフェへ急ぎます。目指すは、saraiの御用達のL.ハイナーです。ケルントナー通りに面したお店はいろいろ変わっていますが、ハイナーは変わらず健在。到着後、さっと2階に上がると、地元の方たちが寛いでいます。

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が、結構、空席もあります。窓際の席はありませんが、空いている席をさっと確保。

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ポット入りの紅茶をお願いします。たっぷり4杯分はあるので、二人で一つのポットとカップを2つお願いします。慣れたもんです。ケーキはケースに並んでいるものから、ハウストルテ(チェコレートトルテです)と配偶者ご指定のアプフェルシュトゥルーデルをお願いします。相変わらず、ハイナーのケーキは美味しい。4年ぶりに味わいます。満足です。

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お気に入りのカフェでゆったりした時間を過ごします。さて、お会計。ハイナーは、カードでの清算は1階に下りてするので、スタッフのおばさんと1階に移動しなければいけません。おばさんへのチップを握りしめ、カードでの清算をお願いすると、何とクレジットカードの清算マシンを持ってきます! 4年も来ないと、システムも変わるのですね。
シュターツオーパーの音楽ショップ、アルカディアをちょっと覗いて、トラムでホテルに戻り一服です。
今の時期、ウィーンのホイリゲは新酒が供されます。ネットでグリンツィングのホイリゲに予約を入れます。ホテルで一休みした後、ホテルの近くのトラムの停留所、レンヴェークRennwegからトラムに乗って出かけます。

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71番のトラムでショッテントーアSchottentorまで行って、別のトラムに乗り換えます。71番の停留所は地上にありますが、ここから先の行くトラムの停留所は珍しく地下にあります。地下から地上を見上げると、ヴォティーフ教会Votivkircheの2本の尖塔が見えています。

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次々とトラムがやってきますが、乗るべき38番のトラムだけがやってきません。

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ようやく、10分近く待って、38番のトラムに乗ります。地上に出ると、目の前にヴォテーフ教会が見えます。

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トラムの乗り継ぎも含めて、全部で1時間弱で無事、グリンツィングGrinzingに到着。

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ここまで来ると、大都会のウィーンの賑わいから田舎の長閑さに変ってしまいます。夕暮れ時の景色が、いっそう長閑さを演出してくれます。

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ここからはスマホの道案内アプリMAPS.MEがまた助けてくれます。

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そぞろ歩きで、予約したホイリゲに迷わずに向かいます。

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5分ほど歩いて、予約したホイリゲに到着です。ホイリゲは有名店のツム・マルティン・ゼップZum Martin Sepp。

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通路の奥に中庭があります。

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入り口にモストMOST、シュトゥルムSTURMの看板が下がっています。これはシュトゥルムを飲まないとね。シュトゥルムは葡萄を収穫後、葡萄ジュースから発酵途上のワインです。この時期しか飲めません。

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さあ、中に入りましょう。中庭の奥に居心地のよさそうな建物があります。

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お客さんはまだそんなに多くはないです。入り口では、アコーディオン奏者が、ささやくように弾いています。

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予約した旨を告げると席に案内されます。一番奥まった落ち着ける席です。

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さあ、ホイリゲのお酒と料理を楽しみましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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