グリンツィングGrinzingのホイリゲの有名店、ツム・マルティン・ゼップZum Martin Seppのテーブルに着きました。料理の並ぶビュッフェの建物から張り出したテラス席です。

テラス席とは言え、屋根があるので、夏の強い日差しを避けることができます。

秋の初めらしく、テーブルの上にはかぼちゃが置いてあります。

まずは、お酒を選びましょう。シュトゥルムと白ワインを1杯ずつお願いします。すぐに運んできてくれます。

ネットで評判のスープもお願いします。具材たっぷりのビーフ・コンソメスープ。古きウィーン風のスープとメニューに書かれています。お店のメニューからお願いするのはここまで。まだまだいっぱいメニューはあるのですが、慣れないドイツ語や英語を読んで、苦労しながら料理の中身を解読するよりは、見て選んだ方が楽です。お惣菜の並んでいるビュッフェに行きます。お肉もいろいろありますが、美味しそうな塊が並んでいます。おじさんに、希望の肉を指さすと、これくらい?と厚さを聞いてくれます。切り分けて、重さを計り、値段を書いてくれます。それに、付け合わせの野菜を選べばOK。素晴らしい1皿が完成です。

席に運び、シュトルムとワインとともにいただきます。

既に鍋にはいったスープも届いています。

美味しそうなビーフ・コンソメスープです。それにたっぷりあるのがいいですね。

このお皿にはお肉や野菜とともにライスまで盛ってもらいました。久しぶりのライスはやはりいいですね。

こちらのお皿にはお肉とともに配偶者が大好きなヨーロッパのじゃがいもを盛ってもらいました。

来たときは空いていたお店も、どんどん混んできます。
さて、そろそろ帰りましょう。と、演奏を再開していたアコーディオン弾きと目があいます。1曲お願いしましょう。 《ウィーン、わが夢の街》Wien、du Stadt meiner Träumeを演奏してもらいます。とても洒落っ気のあるロマンティックな演奏を披露してくれます。ウィーンに来たら、この曲を聴かないとね。ついでに日本人向けに《上を向いて歩こう》。途中で歌詞を口づさんでいます。あれっ・・・トヨタ、ミツビシ・・・。
最後にアコーディオン奏者にチップをはずみ、楽しいホイリゲ訪問と相成りました。
ホイリゲを出ると、夜の7時半。薄暮です。祠の聖人像が灯りで浮かび上がっています。

グリンツィングの町はどんどん暗くなっていきます。

帰りは38Aのバスでグリンツィングからハイリゲンシュタット駅Wien Heiligenstadt Bahnhofまで移動し、そこから地下鉄のU4に乗って、最速のルートで帰ることにします。

グリンツィングの町の灯りを見ながら、バスが来るのを待ちます。

やがて、やってきたバスでハイリゲンシュタット駅に行き、U4でウィーン・ミッテ/ランドシュトラーセ駅Wien Mitte-Landstraße Bahnhofまで行き、そこでSバーンに乗り換えて、レンヴェーク駅Wien Rennweg Bahnhofに到着。あっという間に着きます。そこからはホテルは数分。上機嫌でホテルに戻ります。バタンキュー!
今日の移動ルートを地図で確認しておきましょう。

明日はまた、クルレンツィス指揮ムジカエテルナのモーツァルトのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》です。楽しみです。ウィーン滞在も実質、明日1日になります。もっとも、また、今月末にパリから戻ってきますけどね。
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