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グラーツの老舗レストランで美味しいディナー

2019年9月10日火曜日@グラーツ/11回目

ブルマウ温泉Bad Blumauから長いバス旅でグラーツGrazに到着し、グラーツ中央駅Graz Hauptbahnhofへトラムで移動し、ホテルに投宿。一休みして、ディナーをいただくために旧市街のハウプト広場Hauptplatzに出かけるべく、中央駅の地下のトラム乗り場にやってきました。夜の7時半とは言え、閑散としていますね。

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ハウプト広場までトラムで移動し、そこからは近いところにあるクレプセンケラーKrebsenkellerに向かいます。ガイドブックで見つけたシュタイヤーマルク州の定番料理が食べられる老舗レストランということです。最初、誤った方向に歩いてしまします。早めに右に曲がって、シュポルガッセSporgasseに入ってしまいます。すぐに間違いに気が付きます。なお、この通りはまた明日、歩くことになります。

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正しく、ザック通りSackstraßeを進むと、クレプセンケラーの目印のザリガニが見えます。ちなみにクレプセンKrebsenとはドイツ語でザリガニを意味します。そのザリガニの看板の下にはお店のメニューの看板もありますが、書かれているのは7.9ユーロのランチメニュー。もう、夜なのに、このお店は大丈夫?

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そのザリガニの看板から右に入る路地が続いています。この路地の奥にレストランがあるようです。

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路地の奥の洒落た中庭に面してクレプセンケラーがあります。レストランの内部もなかなかお洒落です。

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美しい内装に目を奪われます。繊細で格調の高い凝った装飾ですね。

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店内は不思議なことに空いています。人気レストランで混んでいると思ったのですが、こう空いていると逆に不安です。

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テーブルセッティングはとても綺麗です。高級レストランの風情です。

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まずは飲み物のオーダー。ここでは是非、この地方の特産ワイン、ロゼワインの《シルヒャー》をいただきましょう。ところがオーダーしようとすると、このレストランにはないとのこと。ガイドブックではあると書いてあったのに、このレストランは名前こそ同じですが、中身が違うのではという疑念を抱きます。結局、お勧めの赤ワインをいただく羽目になります。

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料理の注文でも、このレストランの定番料理の筈のフライ・ド・シャンピニオンがないそうです。やっぱり、シュタイヤーマルク州料理のレストランではないのかもしれません。憮然として、あまり、好みでない赤ワインをいただきます。

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オーダーした料理が運ばれてきます。これはリゾット。

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これは魚のソテー。

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期待したシュタイヤーマルク州料理ではありませんが、実はこの料理は絶品。美味しいんです。
美味しかったけど量が多いです。もうそんなに食べられないお年頃です。隣の席にいた若いカップルは、ミックスフライを食べてましたが、その量が半端ない。スティックで5本はあり、皿からはみ出しそう。それに、サイドメニューで、たっぷりの野菜炒めとフライドポテト。難なく完食。さらに、デザートをオーダー。大皿にケーキとアイスクリームがたっぷり乗ってます。嬉々として食べていました。若さは恐ろしい。
ともかく、美味しい夕食をいただき、長い一日が終了。ふーっ・・・。

1時間以上をレストランで過ごし、外に出ると、もう、町は夜の闇に包まれています。とりあえず、ハウプト広場に戻ります。広場の上の空には明るい月が輝いています。

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広場の中心にあるヨハン大公の銅像は夜の顔を見せています。

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これは夜の暗闇に浮かび上がっている市庁舎Rathaus der Stadt Grazです。

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さて、ここからトラムに乗りましょうか。

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少しブラブラしましょう。広場の売店の前を通り過ぎます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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今、時刻は夜の9時を過ぎたところです。とりあえず、次のトラム乗り場まで歩きましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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