初めて訪れたオーストリア第2の街、グラーツGrazの街中を散策するためにツーリストインフォメーションで首尾よく、日本語版の散策ガイド小冊子をゲットしました。
この小冊子を片手に散策を始めましょう。まずは世界文化遺産を巡る旧市街散策コースを歩きます。
最初は旧市街にあるロマンティックな中庭巡りです。手始めはツーリストインフォメーションがある州庁舎Grazer Landhausの中庭。ツーリストインフォメーションにある横の扉を開くと、そこは州庁舎中庭です。

中庭にはアーケードがあります。イタリアルネッサンス(ドメニコ・デラリオ)様式の傑作です。

中庭の周りの建物はポルティコのような回廊が続いています。

この鄙びた雰囲気の中庭には多くの観光客が押しかけています。

中でもウォーキングツアーの観光客が多いようです。

角に造られた階段、そして、天蓋付きの井戸の美しさには感嘆します。

これが中庭を横切るアーケードの全景です。古きルネサンスを偲びます。

井戸の天蓋の上に乗っているのは旗を持つ天使像でしょうか。

これは州庁舎中庭のさらに奥の中庭への通路の中から州庁舎中庭を眺めたところです。

その通路から、また、州庁舎中庭に戻ると、優雅な階段室の横に出ます。

そこから真っすぐに中庭を進み、重層的なアーチの上に据え付けられた大時計の下の通路を抜けて、州庁舎の建物のファサードの前に出ていきます。。

これが大通りのヘレン通りHerrengasseから眺めた、州庁舎の建物の中庭へ続く通路の門です。今、この通路を抜けて、イタリアルネッサンス様式の美しい中庭から大通りに出てきました。

続いて、大通りのヘレン通りを渡って、ヘレン通り9番地のショーウィンドウの並ぶ路地(通路?)を抜けて、奥に入っていきます。

路地を抜けると、美しい中庭が出現します。ジェネラリホーフGeneralihofです。

中庭は大きなアーチ型の窓の並ぶ建物で囲まれています。中庭はカフェのテラス席になっていますね。こういうところで優雅な一時を過ごしたいものです。

窓ガラスがあることを除けば、この周囲の建物もイタリアルネッサンス様式風です。

ジェネラリホーフの中庭から、今、入ってきた通路のほうを眺めます。通路の先が大通りのヘレン通りです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

まだ、旧市街の中庭巡りは続きます。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
