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グラーツ散策:路地伝いにヘルツォークホーフを巡り、中庭文化を堪能

2019年9月11日水曜日@グラーツ/3回目

初めて訪れた街、グラーツGrazで世界文化遺産を巡る旧市街散策コースを歩いています。
まずは旧市街にあるロマンティックな中庭巡りで、州庁舎Grazer Landhausの中庭、ジェネラリホーフGeneralihofと周ってきました。
次に目指すのはヘルツォークホーフHerzoghofの中庭です。いったん、ジェネラリホーフから大通りのヘレン通りHerrengasseに戻って、ヘレン通りに面した壁絵の家Gemalte Hausからヘルツォークホーフに入るのが普通のルートですが、中庭の静謐な美しさに魅了され、混雑した大通りに戻る気がしません。そこで中庭の横手の通路を通って、中庭伝いに向かうことにします。
ジェネラリホーフからワインバーにある横手の通路を抜けると、ワイン居酒屋Herz Weinstubeの裏庭のようなところに出ます。右手に見えている階段を上れば、ワイン居酒屋の2階テラス席に出られるようです。

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さらに通路をまっすぐ抜けていくと、アルトシュタットパッサーゲAltstadtpassageという小規模なアーケード商店街の路地に出ます。これも一種の中庭文化ですね。

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このアーケード商店街には横手の通路がないので、ヘレン通りとは反対側のほうに向かって進みます。狭い通路を抜けていきます。

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やがて、このアルトシュタットパッサーゲの出口に出ます。

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裏道のプロコビ小路Prokopigasseに出ます。大通りのヘレン通りと並行した路地です。路地には魅力的なテラス席のお店が並んでいます。

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路地歩きの大好きなsaraiにはたまらない魅力にあふれた路地です。この路地の途中には可愛い広場もあります。メール広場Mehlplatzです。広場には美味しそうなイタリアンレストランがあります。が、まだ、ランチには早い時間です。

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メール広場には、このイタリアンレストランに向かい合って、カフェ・レストランもあります。グラーツの穴場スポットのようなところですね。

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メール広場から、プロコビ小路を少し進むと、何とも小狭い通り抜けを発見。どうやら、この通り抜けの先に目指しているヘルツォークホーフがあるようです。

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通り抜けを出ると、そこは中庭の空間。ヘルツォークホーフです。裏庭の風情の鄙びた空間で洒落たカフェのひとつもありませんが、周りに建つ建物は先ほどのジェネラリホーフと同様にアーチ状の窓が並ぶ建物です。ここもイタリアルネッサンス風の小空間です。左手に見えるお店はシュリュッセル・グルデンブラインSchlüssel Guldenbreinという鍵屋さんです。鍵の専門店というのも珍しいですね。

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中庭巡りは無事、これで完了。この中庭からはまた狭い通路を抜けて、ヘレン通りに出ていきます。

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グラーツの街は大通りから建物のアーチを抜けると別世界が広がっていました。中庭はまた狭い路地につながっていて、格別の雰囲気を醸し出していました。世界遺産の街、グラーツの真骨頂を見た思いです。美しい町の素顔を見たsaraiはすっかり上機嫌。

ヘレン通りを歩いて、街歩きを続けます。向かいの市庁舎Rathaus der Stadt Grazを過ぎて、ハウプト広場Hauputplatzの向かいにあるスタッコ(漆喰)作りのファサードのルークハウスLuegg-Hausに近づきます。

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ルークハウスの側面に周り込むと、そこの壁面も全面、スタッコ装飾で覆われています。果物と咲き誇る花のデザインです。このデザインの中に巧妙に口と鼻が隠されています。洒落っ気たっぷりのデザインです。この建物はスワロフスキーのブティックになっています。

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さて、このルークハウスはシュポル通りSporgasseの角に建っています。このシュポル通りは昨夜、道を間違えて、迷い込んだ通りです。今日は正式に街歩きコースのルートとして歩きます。ルークハースの前から、この賑やかな通りを歩き始めます。

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シュポル通りに入る前に、通りの入り口からハウプト広場と市庁舎の建物を一瞥しておきましょう。市内交通の要所であるハウプト広場は多くの人であふれています。青空を背景に丸屋根の上の塔がすっくと立つ市庁舎はグラーツを象徴する建物です。

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シュポル通りを進んでいくと、22番地にドイツ騎士団だった建物があります。今は服飾ブティックになっていますが、中庭に通じる石の正面玄関のアーチの上に黒い十字架のドイツ騎士団の紋章が飾られているのが名残です。この石の正面玄関は16世紀に造られたオリジナルだそうです。この奥にドイツ騎士団の中庭が見えています。

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中に入ってみると、石畳の小さな中庭空間があります。正面の壁には楕円形の聖母子の絵のプレートが飾られています。右側の建物は3層のアーチ状の回廊があります。グラーツの中庭の典型的な様式が踏襲されています。

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中庭から入口の方を振り返ります。イタリアルネッサンス様式で彩られた美しい中庭です。

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中庭から外に出て、建物の外壁を見ると、ホーフガッセHofgasseの角の円柱の間には、ドイツ騎士団Deutschen Ritterordensを記念したプレートが飾られています。

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ドイツ騎士団の家と言えば、ウィーンのジンガー通りSingerstraßeにあるモーツァルトゆかりのドイツ騎士団の家を思い出しますね。さすがにウィーンのドイツ騎士団の家はもっと豪壮なものでした。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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シュポル通りの旧跡巡りはまだ続きます。



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テーマ : ヨーロッパ
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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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天野さん

saraiです。初めまして。コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。当日は快晴で素晴らしい日でしたが、夏の陽光がまぶしいほどで暑さに悩ま

09/27 14:15 sarai

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai
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