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グラーツ散策:ハプスブルク家の霊廟~シュロスベルク

2019年9月11日水曜日@グラーツ/7回目

初めて訪れた街、グラーツGrazで世界文化遺産を巡る旧市街散策コースを歩いています。
旧市街にあるロマンティックな中庭巡りの後、王宮(城塞)Grazer Burgの二重螺旋階段Doppelwendeltreppe、王宮庭園Burggarten Grazを抜けて、工事中のグラーツ大聖堂Domkirche zum Heiligen Ägydius in Grazの代わりに隣り合う霊廟Mausoleumに足を踏み入れます。
内部はハプスブルク家の霊廟とは思えないような、豪華絢爛なバロック装飾に彩られた空間が広がっています。
それもその筈、今、入った内部は実際、カタリーネン教会Katharinenkircheなんです。地下礼拝堂を含むフェルディナンド2世とその家族たちの霊廟は右の翼廊の先にあります。この霊廟はカタリーネン教会と地下礼拝堂の2つの建物がつながった複合的な建物になっています。皇帝フェルディナンド2世の命で設計にあたったのはイタリア人宮廷建築家のジョバンニ・ピエトロ・デ・ポミスです。

正面にはカタリーネン教会の主祭壇があります。聖カタリナを祭っています。

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カタリーネン教会の十字架の形をかたどった身廊と翼廊が交わる中心の場所、すなわち、クロッシングから真上を見上げると高い塔の上の天井画が見えます。

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左の翼廊にはマリアの祭壇画があります。

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入ってきた扉のほうを振り返ります。これが小さな身廊です。

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後陣からメインの塔のあたりにかけての天井部分です。ルネッサンスからバロックにかかる時代、マニエリスムの美しい精華がここに見られますね。天井画も美しいですが、スタッコ(漆喰)の装飾も素晴らしいです。

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身廊のかまぼこ型の天井には聖カタリナの神秘の生涯が描かれているようです。

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もう一度、カタリーネン教会の主祭壇を眺めた後、右手の翼廊の先にあるフェルディナンド2世とその家族たちの霊廟に向かいます。

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右翼廊の一番奥まったところに死せるキリストのような足をこちらに向けた横たわって息絶えたキリスト像があります。

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その手前に地下霊廟(地下礼拝堂)Grabkapelleを覗ける窓があります。

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何とか地下の霊廟を覗き込むと、2つの石棺が見えます。これはフェルディナンド2世の両親の石棺ですが、カール2世の石棺は空で母親(マリア・フォン・バイエルン)だけが入っているようです。フェルディナンド2世の石棺は側壁に収められているので、上からは見ることができません。地下霊廟に直接降りることはできないようですね。

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再び、横たわるキリスト像を眺めます。周りを囲む使徒たちの像が派手ですね。

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もう一度、死せるキリストを見て、霊廟の見学を終了。

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再び、翼廊を通って、カタリーネン教会に戻ります。反対側の翼廊のマリアの祭壇が見えています。

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霊廟を出て、大聖堂の前の扉を見ると、今年の11月いっぱいは工事中で閉じている旨の張り紙があります。うーん、残念です。

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大聖堂、霊廟前の路地、ビュルガー通りBürgergasseを少し進み、右の路地に入ると、からくり時計台(グロッケンシュピール)Glockenspielのあるグロッケンシュピール広場Glockenspielplatzに出ます。建物の最上部にからくり時計が見えますね。

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さらにグラーツの旧市街の世界遺産を巡る散策コースは続きますが、ほぼ、見たいものは見たので、この辺りで最初の散策コースは終了。

次はシュロスベルクSchlossbergの丘に上るコースに移ります。眺めを楽しみながら、ランチでもいただきましょう。トラム乗り場のあるヤコミニ広場Jakominiplatzまで歩きます。ヤコミニ広場は色んな路線のトラムが発着する賑やかな広場です。

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シュロスベルクに上るケーブルカー乗り場はトラムの停留所シュロスベルクバーンSchlossbergbahnにあるので、4番か、5番のトラムに乗ります。トラム乗り場を探します。

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トラムに乗って、シュロスベルクバーンに移動します。トラムを下りると、すぐ目の前がケーブルカー乗り場Schlossbergbahn Talstationです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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さあ、ケーブルカーでシュロスベルクの丘に上りましょう。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
・スーパースターには、ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲルトの名も挙げたいところです。
・清水直子さん後半のみ登場、D

03/01 19:22 aokazuya

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
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