fc2ブログ
 
  

グラーツ散策:シュロスベルクの眺めのよい階段。最後は美味しいランチを食べて、空港に向かうものの・・・トホホ

2019年9月11日水曜日@グラーツ/10回目

初めて訪れた街、グラーツGrazで世界文化遺産を巡って散策しているところです。

旧市街散策コースで、ロマンティックな中庭巡り、王宮(城塞)Grazer Burgの二重螺旋階段Doppelwendeltreppe、王宮庭園Burggarten Graz、工事中のグラーツ大聖堂Domkirche zum Heiligen Ägydius in Grazに隣り合う霊廟Mausoleumなどを楽しみました。

次にシュロスベルクSchlossbergの丘に上るコースを巡り、時計塔Uhrturmのある展望台から、階段を歩いて、山を下りているところです。
時計塔から一段下がったところにあるヘルベルトシュタイン庭園Herbersteingartenで美しい緑と花々を楽します。庭園からは直下の街並みが大きく見えています。街並みの向こう、ムーア川の先にはクンストハウス・グラーツKunsthaus Grazの独特の姿が見えます。

2020081201.jpg



左方に目を転じると、ハウプト広場Hauputplatzにある市庁舎Rathaus der Stadt Grazがよく見えています。

2020081202.jpg



さて、美しいヘルベルトシュタイン庭園から、260段のシュロスベルク階段Schlossbergsteigを下ります。眼前にはグラーツの旧市街の美しい眺めが広がります。散策の最後を締めくくるのにふさわしい絶景に出会えます。

2020081203.jpg



煉瓦造りのアーチのトンネルの中の階段を下りていきます。

2020081204.jpg



シュロスベルクの丘を下り終えます。シュロスベルク広場Schlossbergplatzから岩山を右に左に折れながら続いているシュロスベルク階段を眺めます。

2020081205.jpg



シュロスベルクを下りた後、トラムでグラーツ中央駅Graz Hauptbahnhofに戻ります。某ブログに紹介されていた駅前のレストラン、ツー・デン・ドライ・ゴールデネン・クーゲルンZu den 3 goldenen Kugelnに行くためです。《3》のマークが目印で、すぐにお店が見つかります。ガラス張りの明るいお店ですが、お世辞にも高級感はまったくありません。それほどの期待感もなく、ともかく、ランチを食べるために入店します。

2020081206.jpg



お昼時の時間を外したせいか、店内はがらがらです。ますます、不安感が高まります。

2020081207.jpg



喉が渇いていたので、冷たいコーラを飲んで、料理を待ちます。

2020081208.jpg



昨夜食べそこねたキノコのフライ(フライ・ド・シャンピニオン)と七面鳥のシュニッツェルを頂きます。

これがフライ・ド・シャンピニオン。キノコの量には度肝を抜かれますが、カキフライのような触感と味に満足して完食します。

2020081209.jpg



これは七面鳥のシュニッツェル。これも見栄えはともかく、素晴らしく美味しい!

2020081210.jpg



名物料理、フライ・ド・シャンピニオンと七面鳥のシュニッツェルは絶品でした。シュロスベルクのレストランでランチできなかった分を取り返した思いです。

さあ、少し早いですが、用心して、グラーツ空港Flughafen Grazに向かいましょう。今日は空路、チューリッヒに飛び、そこから電車でルツェルンに移動します。明日から早速、ルツェルン音楽祭でクルレンツィス指揮ムジカエテルナの演奏でモーツァルトのオペラ、ダ・ポンテ3部作を聴き始めます。

ホテルに預けてあった荷物を受け取って、グラーツ中央駅に向かいます。

2020081211.jpg



グラーツ中央駅からグラーツ空港はとっても近く10分程度の移動です。やはり、24時間チケットが使えます。ラッキー!
また、派手なデザインの駅の構内を抜けていきます。

2020081212.jpg



グラーツ中央駅からSバーンに乗ります。ホームに出ると、ちょうど電車が出るところ。車掌が、私たちの乗車を待って、ドアを閉めてくれます。結構混んでます。でも、空港はすぐの筈です。ところが、ここでsaraiがかん違い。ほんの10分だから立っていようかと思ったら、資料を読み違え、saraiが20分だと訂正します。ならばと、席を見つけて座ります。実は10分くらいで着くのが正解。てっきり、20分かかると思い込んでいたsaraiは、10分ほどで着いた空港の最寄り駅で電車を降り損ね、駅を出た途端、ここだった!と誤りに気が付きます。遅かりし・・・電車は出てしまい、どんどん加速します。仕方がないですね。次の駅から引き返してきましょう。3分ほどで次の駅に停車。次の駅が近くでよかったです。15分ほど待って逆方向の電車に乗り換えて、空港へ引き返します。今度はしっかり降りましょう。空港駅はがらーんとしています。

2020081213.jpg



念の為に余裕の時間に乗ったのが正解で、大事には至りません。空港駅の周りには、空港の管制塔が畑の中にスックと見えるだけです。

2020081214.jpg



駅から、畑の中を通路が伸びています。ここを歩いていくのね。

2020081215.jpg



ご親切に空港への案内図があります。ですが、こんなところで迷う筈もありません。通路の先には空港しかありません。

2020081216.jpg



一応、通路には屋根がついています。小雨のときには助かりますね。

2020081217.jpg



空港のターミナルビルに向かって、ゆっくりと歩を進めます。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR