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ピラトゥス山周遊:ピラトゥス鉄道の途中駅で面白い線路の切り替え

2019年9月12日木曜日@ルツェルン/6回目

絶好の天気の中、ピラトゥス山Pilatusに向かっています。ピラトゥス鉄道Pilatusbahnの始発駅、アルプナッハシュタットAlpnachstadからピラトゥス山頂のピラトゥス・クルムPilatus Kulm駅に向けて、登山電車が急勾配の線路を登っていきます。
アルプスの動物をみかけたところからトンネルに入りました。これもそんなに長くないトンネルですぐに出口に出ます。

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と、また、すぐに次のトンネルです。

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トンネルを出ると、美しい放牧地の草原に出ます。

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草原にはハイキング用の道が続いています。このあたりをハイキングするのも楽しそうです。

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草原の中を真っすぐなレールが急勾配で続いています。

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レールは大きく左に曲がっていきます。この先の風景は・・・。

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美しい緑の急斜面の彼方先にアルプスの峰々が見えます。左側の座席に座って正解でした。

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峰々は夏とは言え、雪に輝いています。

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ピラトゥス山の麓の草原と木々の向こうにアルプスの峰々という最高の取り合わせに興奮を隠せません。

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やがて、中間点近くにある途中駅のエムジーゲンÄmsigen駅に到着します。

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この駅は上下方向の登山電車がすれ違うポイントになっており、通常は乗降しません。リクエストすれば降ろしてくれるようです。待避線に入り、下りの登山電車が通り過ぎるのを待ちます。

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黄色い登山電車が到着。何とその後ろから、また、真っ赤な登山電車が来るのが見えます。

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真っ赤な登山電車が降りてきます。ところで、上りの線路はこの先で途切れています。どうするんだろう?

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真っ赤な登山電車が到着。線路は途切れたままで先に進めません。

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真っ赤な登山電車が下っていきましたが、線路はまだ途切れたままです。

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えっ、また、真っ赤な登山電車が下ってきます。待つしかありませんね。

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真っ赤な登山電車が通り過ぎていきます。

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しかし、これで終わりではありません。また、次の真っ赤な登山電車が通り過ぎます。これで4台目の下りの登山電車です。よっぽど山頂駅に登山電車がたまっていたんですね。

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運転士が戻ってきます。ようやく出発のようですね。駅周辺は放牧地らしく、牛たちが草を食んでいます。

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途切れている線路はどうなるのかと思っていたら、何と線路全体が動き始めます。

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やがて、線路がつながりそうです。ロッヒャー式ラックレールを使用していることから、構造上通常の分岐器によるポイント切り替えができないので、トラバーサーという線路を平行移動する装置で線路の切り替えを行うのだそうです。驚きましたね。鉄道車両を移動させる遷車台みたいなものですね。

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下りの登山電車を4台も待って、5分以上も駅に停車していましたが、ようやく、駅を出発します。まあ、お陰でロッヒャー式ラックレールの線路の切り替えの珍しいシーンを堪能しました。駅を出ると、また、山の斜面の向こうにアルプスの雄大な峰々が見えてきます。山の斜面の小屋はチーズ小屋でしょうか。

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ピラトゥス山頂のピラトゥス・クルムPilatus Kulm駅まではあと10分少々です。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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