インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でミューレン村Mürrenにやってきて、アルプスの村の中を短時間、散策しているところです。
既に散策の出発地点のBLM鉄道の駅に戻るべく歩いています。やがて、ミューレン一番のビューポイントに出ます。まずは正面にベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauが眺められます。もっとも朝日の眩しさでメンヒはほとんど見えません。

ユングフラウの右の方にはベルナーオーバーラントのアルプスの峰々が続いています。

ミューレンとユングフラウの間に切れ込んでいるU字谷が見えます。まさに大峡谷ですね。ミューレンからはミューレン川がこのU字谷に向けて、高低差417メートルのミューレンバッハ滝Mürrenbachfallとなって流れ落ちています。ミューレンからロープウェイでこのU字谷に降りると、その滝が見られるのですが、移動時間がぎりぎりになるので、泣く泣く断念します。

ビューポイントを過ぎて、山荘風の綺麗な建物の並ぶ路地を歩いていきます。

リュックを背負った若いカップルのあとに続いて、駅のほうに歩いていきます。

駅前が見えてきます。予定の登山電車の出発時刻まで、まだ、20分以上あります。どうやら、予定よりも1本早い登山電車に乗れそうです。

この見通しの良い道で再び、ベルナーオーバーラント三山を眺めます。メンヒの山頂もなんとか見えていますね。

正面にBLM鉄道の駅が見えてきます。

駅前の展望台から、ベルナーオーバーラント三山を眺めます。今度はメンヒもはっきりと見えます。朝日はメンヒとユングフラウの間から上っています。

ユングフラウの右手に見えるアルプスの連峰もよく見えています。これでミューレンからの眺めは見納めです。希望通り、ベルナーオーバーラント三山の姿を見ることができて満足です。

ミューレン村の散策ルートを地図で確認しておきましょう。

駅のホームに降りていくと、グリュッチアルプGrütschalp行の登山電車が待っています。予定よりも15分早い登山電車です。1本早い登山電車に乗るのはある目的があるからです。

5分ほどで登山電車が発車。来た時とは逆の経路をたどります。車内はほぼ満席です。たった1両の電車ですからね。

車窓から朝日の輝くベルナーオーバーラント三山が見えます。

グリュッチアルプへの中間駅、ヴィンターエッグWintereggに到着。この駅で途中下車します。これは友人のアドバイスです。15分後に来る後続電車を待つ間、この中間駅で、ベルナーオーバーラント三山、アイガー、メンヒ、ユングフラウの絶景を楽しむんです。

ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

アルプスの旅は絶好の天気で順調に進んでいます。このあともぎりぎりの日程が続きますが、ここでしばし、余裕の休憩です。
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