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秋の箱根ちょこっと旅・・・高級旅館、天翠茶寮のおもてなしと温泉。夕食は強羅花壇の懐石料理で舌鼓。

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。強羅近くの箱根美術館の美しい庭園を楽しんだところです。
旅館に戻って、チェックインしましょう。
天翠茶寮に着くと、先ほどと同様に玄関前で待つスタッフがすっと寄ってきて、チェックインの世話を焼いてくれます。最後は女性スタッフがコロナ時代にふさわしく、程よい対応でチェックイン完了。
3階の部屋に入ると、既に布団が敷いてあります。広い部屋ですから、布団が敷いてあっても居住性は損なわれません。

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この旅館を選ぶにあたって、重視したポイントは露天風呂付の部屋だということです。バルコニーにお風呂があります。気兼ねなくお風呂に入れますね。

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部屋でゆっくりしながら、お茶でもいただこうと思っていたら、何と期待していたお茶菓子が置いてありません。最近はそんなものかとがっかりしていたら、フロントから電話がかかってきます。チェックインの際、ロビーでウェルカムドリンクのサービスを受けようとしたら、生憎、席が空いていなかったので、空き次第、電話をもらうことにしていたんです。その電話がかかってきました。早速、ロビーに下りていきます。ウェルカムドリンクはカウンター席でいただきます。ドリンクのメニューから迷わずにスパークリングワインを選びます。

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で、このカウンター席は何と足湯になっています。ジーンズの裾を上げて、ほっこりします。

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ロビーは広々、ピカピカです。天井から吊るされている照明がお洒落ですね。

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よく冷えたスパークリングワイン。配偶者とグラスをかちりと合わせていただきます。

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そして、何とも美味しそうなプチケーキが出されます。これは驚き。だから、部屋にお茶菓子なんて無粋なものがなかったわけです。ケーキをつまみながら、足湯でほっこりしつつ、スパークリングワインを味わいます。何とも結構!

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部屋に戻ると、今朝の早起きと箱根の坂道散策、そして、スパークリングワインの軽い酔いで眠気が襲ってきて、敷いてある布団にもぐりこみ、ぐっすり。1時間ほどで目を覚まし、部屋の露天風呂でほっこりします。温泉ではありませんが、酸化還元水で肌に効果があるとのことです。常時、沸いていて、お湯があふれて減ったら、自動的にまた満たされます。いつでも好きなときにすぐに入れて便利です。モデルがsaraiで申し訳ありません。

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そうこうするうちにディナーの時間になります。予約した懐石料理レストラン、強羅花壇のメルセデス・ベンツがこの旅館まで迎えに来る時間です。旅館のロビーで少し待つと、レストランの運転手さんが呼びに来てくれます。旅館の玄関前に横づけしたベンツに乗り込み、レストランに案内されます。強羅花壇の由緒ある建物の前にベンツが横づけ。さっとテーブルに案内されます。1階フロアの奥のテーブルに落ち着きます。ゆったりしたテーブル配置です。

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テーブルには杯だけが置かれ、すぐに食前酒のサービス。

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これからいただくのは水仙という一番リーズナブルな懐石料理コース。もちろん、Go To Eatキャンペーンを利用します。
まず、先付と八寸。八寸だけで12品もあります。白ワインの肴にして、美味しくいただきます。いつもは食べない食材、唐墨、銀杏、むかごなどをぱくぱく食べます。

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お椀は湯葉真丈、海老、松茸などがはいっています。薄葛仕立ての汁は松茸の香りが高く、絶品。

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向付はお刺身三品盛り。これも白ワインに合います。一応、今月は結婚記念日なので、これも記念食事会・・・ということで、お赤飯のサービスがあります。(saraiはあと3年は是非とも生き抜いて、金婚式を迎えることを宣言しています。金婚式の食事はどこにしようかな。ぱーっとはり込みたいものです。この強羅花壇に泊まるというのもありかもね。)

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焼き物は銀鱈西京焼き。あれっ、写真を撮り忘れ!

煮物は蕪、小芋、隠元に蟹の餡をかけたもの。

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あとはご飯。筍ご飯と赤味噌仕立ての味噌汁と香の物。これも写真を撮り忘れそうになって、慌てて、食べかけの様子を撮りました。

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甘味は洋梨のコンポート。これも撮り忘れて写真なし・・・。

以上、美味しく完食しました。

お会計を済ませ、テーブルで待っていると、ベンツの用意ができます。記念に強羅花壇前に横付けしたベンツを撮影。

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これが夜の闇に浮かぶ強羅花壇の建物です。昭和5年に避暑用に建てられた旧閑院宮邸をそのまま利用した建物です。

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うーん、また、贅沢しちゃいました。旅館に戻って、ちょっと休んで、今度は大浴場に行きます。これは正真正銘、温泉です。大涌谷と仙石原の温泉を混合した箱根温泉の湯です。
ほっこり温まって、箱根の夜、ゆっくりとやすみます。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・強羅~早雲山~大涌谷・・・富士山は見える?

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
今日は2日目。早朝、布団で熟睡していると、配偶者が声をかけてくるのが夢心地に聞こえてきます。なんだか、朝日が上ってくるとか言ってます。それは無理です。ムニュムニュ言いながら、再び、眠り込みます。
配偶者が見ていた明けてくる空はこれ。昨日は曇っていましたが、今日は快晴のようですね。

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朝日が顔を出そうとしています。

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朝日が出ました。これを見て、配偶者はまた、寝たそうです。ちなみに配偶者は部屋の露天風呂につかりながら、朝日を見ていたそうです。いい湯だな♪ もちろん、この間、saraiはぐっすり。

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やがて、朝食の時間が迫り、いやいやながら、saraiも布団を出ます。朝食ルームに行くと、既に準備の終わっているテーブルに案内されます。テーブルを見ると、朝食とは思えない盛り沢山の献立が並んでいます。美味しそうですが、食べきれるかな。

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この籠がメインの料理。朝からお刺身とはね。

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メインと言えば、こっちかな。鯖のみりん干しです。

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熱々の湯豆腐も美味しいね。

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朝から満腹になります。さあて、箱根逍遥に出かけましょう。旅館を出ると、すぐ、強羅駅です。今日はここから箱根一周のルートです。まずはケーブルカーで早雲山へ。朝の箱根は晴れ渡っています。

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早雲山駅に到着。これが乗ってきた箱根登山ケーブルカーの車両です。

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ここからロープウェイに乗り換えますが、その前に展望テラスからの眺めを楽しみます。いつの間にか、この早雲山駅に新しい展望テラスが出来たんですね。どうやら、今年の夏に出来たばかりのようです。強羅や箱根外輪山の風景が一望できます。

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早雲山のロープウェイの駅に行きます。どんどん、ゴンドラが回ってきます。

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ゴンドラには密にならないように少人数で乗り込んでいます。ゴンドラが到着するたびに係りの方が座席などのゴンドラ内部を消毒しています。ご苦労様です。

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ゴンドラに乗り込みました。別のご夫婦と4人だけの乗車です。見えているのは後続のゴンドラ。次々と乗客が来ていますが、ほどよくゴンドラに割り当てられています。

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ゴンドラは大涌谷を目指して、上昇していきます。

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下りのゴンドラと次々に交差しながら、ぐんぐん上昇していきます。

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ゴンドラが最後に急角度で上昇し、やがて、峰を超えます。このときを待って、カメラを構えます。見えました!! 富士山です。みんなで歓声を上げます。

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期待はしていましたが、見えないことも多いのが富士山。箱根ではこのロープウェイからが一番の眺めです。下方には煙を上げる大涌谷が見えてきます。

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富士山を眺めながら、大涌谷駅に近づいていきます。

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大涌谷に到着。降り立ったロープウェイ駅からも富士山が見えています。

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久しぶりに見る大涌谷は盛大に煙を上げています。そう言えば、ここに来るときは去年まではマイカーで来ました。ロープウェイで来たのは覚えていないくらい昔のことです。

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芦ノ湖へ向かう前にちょっと大涌谷を見物していきましょう。



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素晴らしいヘンデル《リナルド》の上演 鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティコンサートホール 2020.11.3

今年は結局、これが唯一、鑑賞するオペラになってしまいました。オペラの鑑賞を始めて、こんな年はこれまでありません。恐るべし! コロナ・・・。
そもそも、オペラは基本、ヨーロッパに遠征して鑑賞してきたので、今年のようにヨーロッパ遠征を中止せざるを得なかったので、当然の結果です。本来はウィーン国立歌劇場のチケットを買ってありました。ベートーヴェンイヤーなので、《フィデリオ》ほかを鑑賞する予定でした。ぶつぶつ・・・。

しかし、今日のオペラは期待した以上の出色の出来でした。バロックオペラはやはり、オーケストラがよくなくてはいけませんが、さすが、BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の名人プレーヤー集団は見事な演奏でした。コンミスの若松夏美率いる弦楽パート、チェロの山本徹などの通奏低音、オーボエの三宮正満を中心とした管楽パート、いずれも素晴らしい演奏で、ヘンデルの管弦楽曲を堪能させてくれました。このレベルの演奏はヨーロッパでもなかなか聴けません。歌手と器楽ソロが絶妙に絡むところは最高でした。とりわけ、オーボエの三宮正満の素晴らしい演奏といったら、超絶的とも思えます。そうそう、フラジオレットというリコーダーの小型のような楽器は初めて聴きましたが、素晴らしい音色、響きでした。

これに海外から招聘した歌手が加われば、万全の筈でしたが、今日はもちろん、全員、日本人歌手です。しかし、代役の日本人歌手も十分な歌唱で満足の出来でした。ソプラノのレイチェル・ニコルズだけは何としても聴きたかったのですが、代役の中江早希が素晴らしい声量の歌唱で満足させてくれました。やはり、森麻季はいいですね。だんだん、聴くたびに成長しているのが分かります。文句なしの出来栄えでした。リナルド役の代役となった藤木大地もCTとして美声を聴かせてくれました。saraiの好みの声の響きなので、何も問題ありません。アルガンテ役の大西宇宙も素晴らしいバリトンの声を聴かせてくれました。そうそう、セイレーン役の松井亜希と澤江衣里はBCJのお馴染みのメンバーですが、この役にはもったいないほどの歌唱を聴かせてくれました。

こういうレベルのバロックオペラが日本で聴けるのなら、お隣の新国立劇場で定期的にやってもらいたいものです。ヨーロッパのオペラハウスでもバロックオペラはバロックアンサンブルがピットに入っています。まあ、このオペラシティでセミ・ステージ形式でやってもらっても問題はありませんが、頻繁にバロックオペラを聴きたいというだけのことです。年間、3つか4つくらいやってくれればと念願します。


今日のプログラムは以下です。

 ヘンデル 歌劇 ≪リナルド≫ HWV7a 1711年版 <全3幕> セミ・ステージ形式・イタリア語上演・日本語字幕付

  指揮・チェンバロ:鈴木優人
  演出:砂川真緒
  管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン  コンサートマスター:若松夏美

  アルミレーナ:森麻季(ソプラノ) / アルミーダ:中江早希(ソプラノ) / 魔法使い:波多野睦美(アルト)
  リナルド: 藤木大地(カウンターテナー) / ゴッフレード:久保法之(カウンターテナー) / エウスタツィオ:青木洋也(カウンターテナー)
  アルガンテ:大西宇宙(バリトン)
  使者:谷口洋介(テノール) / セイレーン(人魚たち):松井亜希(ソプラノ) / セイレーン(人魚たち):澤江衣里(ソプラノ)


最後に予習について、まとめておきます。

以下の放送録画を視聴しました。

 ヘンデル 歌劇《リナルド》 グラインドボーン音楽祭 2011

  リナルド:ソニア・プリーナ
  アルミレーナ:アネット・フリッチュ
  アルミーダ:ブレンダ・ラエ
  アルガンテ:ルカ・ピサローニ

  演出:ロバート・カーセン
  指揮:オッターヴィオ・ダントーネ
  エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団

  2011年8月、イギリス、グラインドボーン歌劇場、グラインドボーン音楽祭(ライヴ)
 
何と言ってもロバート・カーセンの演出が面白くて、なかなかの出来です。学校の教室を舞台にオペラが演じられます。歌手も個性的な歌唱を聴かせてくれます。



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       バッハ・コレギウム・ジャパン,  

晴れ後曇り、最高のハイドンとウェーベルン、ベートーヴェンはあれっ? アミティ・カルテット@鶴見サルビアホール 2020.11.4

今日の100席限定の鶴見サルビアホール(音楽ホール)も席数を半減して50席だけでの公演です。今回ももちろん日本人カルテットによる演奏です。極めつけの室内楽ファンが集結して貴重な公演を楽しみます。

若くて優秀な4人がいきのいい演奏を聴かせてくれます。前半のハイドンは冒頭の響きで素晴らしい演奏になることを確信しましたが、リッチな響きで4人が自発性のある演奏を繰り広げます。ハイドンの最後期の名曲を堪能しました。とりわけ、第1楽章の跳ねるような勢いの演奏が印象的でした。
前半の2曲目はウェーベルン。初期の作品で後期ロマン派の香り高く、その後の無調作品とはまったく別物です。実演で聴くのは初めてかもしれません。若い4人は思いっ切り、美しさを際立てる演奏です。そのメローで抒情的な演奏に魂が揺れてしまいます。彼らの演奏は本当に上手い。常設の四重奏団ではないようですが、かえって、その利点、新鮮さが際立ちます。

後半のプログラムはベートーヴェンの最高傑作、弦楽四重奏曲 第14番 Op.131です。このホールでは、ロータス・カルテットの素晴らしい演奏が響き渡りましたが、今日の彼らはそれに迫るような演奏が期待できそうです。ところが、冒頭の第1ヴァイオリンのソロ演奏が始まり、あれっ・・・。まあ、趣味の問題もあるでしょうが、まったく心に響かない演奏です。ベートーヴェンが己の芸術の集大成とした音楽とは異なる表現に思えます。対位法的に第2ヴァイオリン、ヴィオラと受け継ぎ、少し、音楽表現的に挽回しますが、やはり、第1ヴァイオリンの表現がはまってきません。そう言えば、この曲の名演はすべて第1ヴァイオリンの名手がリードする弦楽四重奏団ばかりです。ブッシュ四重奏団、ブダペスト四重奏団、リンゼイ四重奏団・・・。彼らが表現したのはベートーヴェンが長い芸術創造の果てに辿り着いた境地、苦難を乗り越えた先の諦念や祈り、そして、それでも生き抜くという人間の雄々しさがあるとsaraiは思っています。そういう深い精神性に満ちた音楽表現が必須だと思いますが、そういう面で物足りない演奏に終始しました。演奏技術は素晴らしいのですが、それだけで満足できる音楽ではありません。これからの彼らの熟成を待ちたいと思います。常設の弦楽四重奏団ではないので仕方がない面もあるのでしょう。これからを期待しています。


今日のプログラムは以下です。

  弦楽四重奏:アミティ・カルテット
   尾池亜美 vn 須山暢大 vn 安達真理 vn 山澤 慧 vn

   ハイドン:弦楽四重奏曲 第66(81)番 ト長調 Op.77-1 Hob. III: 81「ロプコヴィッツ」
   ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章

   《休憩》

  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131

   《アンコール》
    なし

最後に予習について触れておきます。

1曲目のハイドンの弦楽四重奏曲 第66(81)番 Op.77-1は以下のCDを聴きました。

 アマデウス弦楽四重奏団 1964年3月 ドイツ、ハノーファー セッション録音

アマデウス弦楽四重奏団らしい明快な演奏です。素晴らしいハイドンを満足して聴きました。


2曲目のウェーベルンの弦楽四重奏のための緩徐楽章は以下のCDを聴きました。

 エマーソン・カルテット 1992年10月  ニューヨーク州立大学パーチェス校、パフォーミングアーツセンター セッション録音

こういうロマンティックな曲を演奏させると、エマーソン・カルテットの美しい響きと最高のテクニックが光ります。手元に置いておきたい一枚です。


3曲目のベートーヴェンの弦楽四重奏曲 第14番 Op.131は以下のCDを聴きました。

 リンゼイ弦楽四重奏団(リンゼイズ) 1983年録音

ステレオなら、このリンゼイズ(旧録音)、モノラルなら、ブッシュ四重奏団がこの曲の最高の演奏だとsaraiは確信しています。その深い味わいには感銘を覚えるのみです。予習ではなく、楽しみで聴きました。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・大涌谷~桃源台、そして、海賊船に乗る羽目に・・・

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。強羅からケーブルカーで早雲山へ。早雲山からロープウェイで大涌谷にやってきたところです。
大涌谷は盛大に煙を上げて、その先には箱根山が見えています。

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目を転じると、ここまで乗ってきたロープウェイのゴンドラが見えています。

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大涌谷の噴煙を眺めながら、ぶらぶらします。

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素晴らしい秋空に煙が吸い込まれていきます。

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大涌谷は十分に見たので、大駐車場の前を通って、富士山が見えるところに行ってみましょう。駐車場の外れまで行くと、美しい富士山が見通せます。絶景かな~。

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これで大涌谷見物は終了。また、ロープウェイ乗り場に戻って、芦ノ湖の桃源台に向かいます。ゴンドラは空いています。

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可愛い女性スタッフに見送られて、ゴンドラに乗ります。同年齢くらいのご夫婦と4人でゴンドラを相席します。

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ゴンドラが出発。

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また、前方に富士山が見えてきます。

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本当に富士山がよく見えています。これは僥倖ですね。

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途中の姥子駅を通過します。駅舎の窓越しにも富士山が見えます。

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姥子駅を通過して、ちょっとすると、前方に芦ノ湖が見えてきます。

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富士山はもうすぐ外輪山で隠れてしまいそうです。

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最後にその雄姿を眺めておきましょう。

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その姿を大きくズームアップして、富士山に別れを告げます。

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桃源台駅に到着します。この後、山のホテルに行って、お茶しようと配偶者が提案。そうしましょう。いつも近くをドライブしましたが、寄ったことはありません。駅舎からは芦ノ湖の海賊船が見えています。

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でも、海賊船に乗るつもりはありません。湖畔を走るバスで山のホテルに行きます。海賊船に別れを告げて、バス乗り場に下りていきます。

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ところがバス乗り場に行って、山のホテル行のバス乗り場を探すと、係りの方がこの後のバスは午後までないよっていうご託宣です。じゃあ、海賊船で元箱根のほうに行くしかないのね・・・。
すごすごと海賊船乗り場に向かいます。海賊船のチケットを購入していると次の海賊船が出航するところです。急いで海賊船に向かいます。

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結局、海賊船へ乗る最後の乗客になりそうです。

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考えてみれば、海賊船に乗るのは40年ぶりのことです。湖のクルーズを楽しみましょう。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・海賊船に乗って、芦ノ湖を横断

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。桃源台で芦ノ湖を渡る海賊船に乗船したところです。明るい陽光の下、芦ノ湖の湖面は輝いています。

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船は舳先を回頭させていきます。目指すは元箱根方面です。

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出航した桃源台の船着き場が見えます。もう一隻の海賊船が停泊しています。

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徐々に桃源台が離れていきます。

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海賊船は湖岸に沿って、元箱根方面に向かって、航行していきます。

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やがて、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖や芦ノ湖畔 蛸川温泉 龍宮殿の建物が見えてきます。

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海賊船は帆船仕様になっています。でももちろん、エンジンで航行しています。

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saraiたちは2等のチケットです。デッキに陣取って、芦ノ湖の景色を楽しみます。

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やがて、左手に駒ヶ岳ロープウェーの駒ヶ岳頂上駅が見えてきます。

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駒ヶ岳の麓には、箱根園、プリンスホテルが見えています。

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その箱根園の前辺りに海賊船が現れます。桃源台行です。少なくとも芦ノ湖を3隻以上の海賊船が航行しているんですね。

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元箱根が遠望できるようになります。

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駒ヶ岳の前を過ぎていきます。箱根園ゴルフ場が見えています。

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山のホテルが見えます。さて、どうやって行くのかな。湖尻からのバスが一番便利そうだったんですが、あまりにもバスの本数が少ないようです。スマホで山のホテルのサイトを見てみましょう。

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元箱根にずい分、近づきました。

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パワースポットとして、最近人気の箱根神社の水中鳥居が見えてきます。以前、成川美術館から、あれは何だろうと思って見ていました。

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山のホテルの真正面を通過します。ここでお茶できるか心配でしたが、どうやら、ロビーでお茶できるようです。スマホで調査した結果です。

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一番目の寄港地、箱根町港に近づいていきます。

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箱根町港に到着。ここでは下船せずに元箱根まで行きます。山のホテルに直接電話して確かめると、元箱根から20分置きに送迎バスが出ているとのことです。

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どうやら、無事に山のホテルでお茶できそうです。どんなところかな。



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元気印、小川典子のピアノは迫力満点@ミューザ川崎シンフォニーホール 2020.11.7

健康で溌剌とした小川典子のピアノに元気づけられるようなピアノ・リサイタルでした。とりわけ、プロコフィエフのいわゆる戦争ソナタは彼女のパワフルな演奏が炸裂。第1楽章と第3楽章の高速パートは凄まじい演奏に圧倒される思いでした。

最初のラフマニノフの前奏曲も切れがよく、そして、よく響くタッチの演奏に魅了されます。ラフマニノフにしてはいささか健康過ぎるきらいもありますが、これが彼女の持ち味でしょう。超絶的なパートの演奏は素晴らしいものです。ただ、ラフマニノフの暗い情念やどうしようもない、やるせなさはほとんど聴こえてきません。ラフマニノフの明るいピアニスティックな面だけが強調されるような演奏です。したがって、少し、演奏が単調に聴こえてしまいます。まあ、こういう演奏もあるのかもしれませんが、saraiとしては今一つです。

次のプロコフィエフは第1楽章から素晴らしい響きと切れの良いタッチでぐんぐん進んでいきます。明快で硬質な表現はプロコフィエフの本質に迫るものです。第2楽章の繊細な表現が今一つに感じますが、第3楽章は圧巻の力強い表現で圧倒してくれます。これこそ戦争ソナタです。見事な演奏に満足です。

最後の「展覧会の絵」は気合のこもった激しいタッチの演奏でピアノの楽しさを感じさせてくれます。一部、単調に思えるパートもありましたが、《キエフの大門》の盛り上がりは凄まじく、小川典子の良い面が出た演奏でした。

アンコールはヴォカリーズ。美しい演奏でしたが、もっと魅了してくれるような演奏だったらと大満足とまではいきません。弾き込み不足かな。あるいはそれまでに大曲、難曲を演奏したので疲れたのかしらね。


今日のプログラムは以下です。


  ラフマニノフ:「10の前奏曲」Op.23から 第1番、第4番、第5番、第6番、第7番
  ラフマニノフ:「13の前奏曲」Op.32から 第7番、第10番、第12番
  プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 Op.83

   《休憩》

  ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

   《アンコール》

    ラフマニノフ(小川典子編):ヴォカリーズ ホ短調 Op.34-14(ピアノ独奏版)


最後に予習について、まとめておきます。以下のCDを聴きました。

最初のラフマニノフの前奏曲、8曲は以下のCDを聴きました。

 ニコライ・ルガンスキー 2017年9月 ブリュッセル、ル・フラジェ セッション録音
 
期待して聴きましたが、期待を超える素晴らしさ。ルガンスキーは素晴らしい。


2番目のプロコフィエフのピアノ・ソナタ 第7番は以下のCDを聴きました。

 アレクサンドル・メルニコフ 2018年8月、2019年1月 テルデックス・スタジオ、ベルリン セッション録音
 
メルニコフはリヒテルの弟子だそうで、初演したリヒテルに学んだ演奏だとのこと。切れのある演奏はもちろんですが、深い味わいも感じられる優れた演奏です。


3番目のムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」は以下のCDを聴きました。

 小川典子 1997年8月 ダンデリード・ギムナジウム、スウェーデン セッション録音
 
自筆譜に基づく珍しい演奏です。もっともどこが違うのかはよく分かりませんが・・・。前半は少し平板な演奏ですが、後半は盛り上がります。少し、うるさい表現ではあります。後半だけをキーシンの演奏と比べると、キーシンはスケールの大きな明晰な演奏です。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・元箱根に着いて、山のホテルへ

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。強羅~早雲山~桃源台とケーブルカー、ロープウェイで移動し、桃源台からは海賊船で芦ノ湖を渡りました。今、箱根町港に着いたところです。ここで船を下りずに次の寄港地、元箱根港まで行き、そこから、山のホテルまで送迎バスで向かいます。
船上から港周辺の穏やかな様子を眺めています。

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船上では既に乗降が終わっています。

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左手には箱根関所跡も見えています。

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さて、出航です。元箱根港に向かいます。

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元箱根港に近づくと、箱根神社の赤い水中鳥居が見えてきます。最近のパワースポットだそうですね。

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と、配偶者が横から富士山が見えるよって叫びます。どこどこってsaraiは言われたほうを眺めます。慌てて探すと水中鳥居の上に富士山が見えます。ほんの一瞬だけの富士山との邂逅でした。

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元箱根港に入港します。穏やかな風景ですね。

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早速、下船します。多くの乗客が乗船しようとしています。

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元箱根港のターミナルに向かいます。

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ターミナルの建物を抜けると、バスターミナルがあります。山のホテルの送迎バスの姿はありません。ちょうど出たばかりの時間です。小高い丘の上には日本美術で名高い成川美術館の姿がみえています。

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次の送迎バスまで15分ほどあります。このあたりをぶらぶらしましょう。湖畔に出ると、先ほど下船した海賊船が出航するところです。

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やがて、出航した海賊船は芦ノ湖を渡って、桃源台に戻っていきます。

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さて、これから山のホテルに行って、お茶しますが、その後は箱根旧街道の石畳を歩くつもりです。一応、甘酒茶屋まで歩いて、そこのバス停でバスに乗るつもりです。甘酒茶屋までちゃんと歩けるかどうか、自信がないので、歩けないときは途中のバス停でバスに乗ればよいと配偶者に教えられます。一応、元箱根から箱根湯本まで行くバスの路線図をチェックしておきましょう。甘酒茶屋の手前には、旧街道石畳というバス停もありますね。

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バスの時刻表をチェックすると、この路線のバスは30分置きです。これが後で大きなドラマを生むんです。読者のみなさん、これをよく覚えておいてくださね。

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バスターミナルの前には箱根神社の大鳥居が見えます。

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その大鳥居の横に鄙びた道があります。

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この道の先に後で歩く予定の箱根旧街道石畳の入り口があるようです。最悪、ここに戻ってきてから、そこに向かえばよさそうです。

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そうこうするうちに山のホテルの送迎バスがやってきます。予定の時刻よりも10分以上も早いです。

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一番乗りでバスに乗車し、バスの運転手さんの軽妙なおしゃべりで楽しませてもらいながら、山のホテルに向かいます。ほんの5分ほどで山のホテルに到着します。途中、サロン・ド・テ ロザージュというカフェレストランに寄ってくれるそうです。それを聞いて、バスに同乗していたおばさま方が喜びの声を上げています。はて、サロン・ド・テ ロザージュって? みなさん、結構なリピーターのようです。後で調べると、山のホテルの別館で芦ノ湖畔に面したおしゃれなカフェレストランのようです。乗客の半数以上がそのカフェレストランで降りました。saraiと配偶者は山のホテルを見物するのが目的のひとつですから、終点のホテル前で降ります。配偶者は気安い運転手さんに何やら尋ねています。後で箱根旧街道石畳にどうやって行くのかを確認していたそうです。実は今回の旅のナビゲートは配偶者に全面的に委ねていたんです。配偶者のこの周到な根回しが後でとっても役立つことになります。

さて、山のホテルの高級そうなエントランスに入ります。まずはロビーでお茶しましょう。エントランスから階下にゆったりしたロビーが見えます。

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結構、高いお茶になりそうな雰囲気ですが、旅に出たら、少々の贅沢は仕方がありません。ロビーに下りていきましょう。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・山のホテルの庭園散策、そして、美味しいお茶

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。強羅~早雲山~桃源台~元箱根とケーブルカー、ロープウェイ、海賊船で移動し、元箱根港からは送迎バスで、山のホテルを訪れました。お茶するのが目的ですが、有名なホテルを見物するのも目的のひとつです。これまで何度も近くを通り過ぎましたが、訪れたことはなかったんです。

まずはお茶するためにエントランスからロビーに下りていきます。なかなか豪華な設えですね。

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ところが、あろうことか、満席。みなさん、ゆったりと座っているので、とても満席には思えませんが・・・。しかも待ち行列ができているとのことで、席に着くためには30分ほど待たなくてはいけないとのことです。スタッフの綺麗なお姉さん(マスクをしているので顔は分かりませんが、雰囲気が・・・)に柔らかく言われると黙って従うしかありません。時間を確認し、予約だけして、席を待つ間、ホテルのお庭を散策してきましょう。ロビーの前の扉を抜けると、庭に出ることができます。出たところで建物を振り返ると、ロビーのカフェのテラス席が見えます。うーん、日本とは思えないくらいのお洒落さですね。

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庭に出て、山のホテルの建物を見上げます。このホテルは三菱グループの創始者、岩崎彌太郎の甥である岩崎小彌太男爵が1911年(明治44年)に建てた別邸をもとに1948年に開業しました。当時の建物はジョサイア・コンドルが設計した石造りの建物が1923年に関東大震災で壊れた後に木造でコンドルの設計をもとに建て替えられたものでした。現在の建物は1959年に改築された建物が老朽化したため、取り壊された後に1978年に建て替えられたものです。比較的、新しい建物なんですね。

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ジョサイア・コンドルが当初、設計した石造りの別邸を参考のために見ておきましょう。今、これが残っていれば最高なんですけどね。ちなみに岩崎男爵がこの地に別邸を構えた目的はケンブリッジ大学に留学していたときに覚えた狩猟を思う存分、楽しむことだったそうです。ですから、ここで手に入れた土地は10万坪もあったそうです。金持は考えることが違うものだと感心します。

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庭園を進むと、木々の間から芦ノ湖が顔を覗かせます。

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庭園の奥にはバラ園があります。

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バラ園の前には小さなチャペルがあります。ロマンティックな結婚式になりそうですね。

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バラ園からの山のホテルの建物の眺めです。額縁から覗きます。

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花好きの配偶者は色とりどりのバラを眺めています。

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色んなバラが咲いています。秋バラです。

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黄色いバラもありますね。

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そろそろ、ホテルの本館に戻りましょう。ホテルの前に立つ7本ほどの高い木が見事な姿です。

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まだ、予定の時間までは10分近くありますが、喫茶ロビーの近くに行くと、さっきの女性スタッフが目ざとく我々を見つけて、XX様、もうお席の準備ができましたと声を掛けてくれます。意外に早く席が空いたようです。早速、空いた席に案内してもらいます。贅沢な空間の中で落ち着きます。

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配偶者は何故か、マロンラテをオーダー。美味しかったそうです。

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saraiは普通にケーキセット。シュークリームが何故か、無性に食べたくなったんです。ドリンクはアイスコーヒー。狙い通り、普通に美味しいシュークリームでした。

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お腹が満たされたところで、ホテルを出発しましょう。ホテルの玄関に行くと、送迎バスが出発したばかりです。20分待ちですね。と、大きなバスがやってきます。これは路線バスです。桃源台から来たバスです。午後に最初に出発したバスはこの時間に着くんですね。やはり、海賊船で来たのが正解でした。

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この後、箱根旧街道石畳に向かいますが、山のホテルの送迎バスの運転手さんの親切さが身に沁みることになります。



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底知れぬ実力のマツーエフのプロコフィエフ、そして、ゲルギエフ&ウィーン・フィルの「悲愴」の深い慟哭に共感と感動@サントリーホール 2020.11.10

これは特別なコンサートです。コロナ禍の中、あり得ないような場に立ち会った思いです。今日、サントリーホールに集まった聴衆のみなさんはそれぞれ、深い思いを胸に刻んだことでしょう。こんなに真剣に演奏するウィーン・フィルは初めて見ました。聴衆と音楽家がこれほど共感しあったコンサートは稀有なことです。「悲愴」の演奏の前にウィーン・フィルの楽団長のダニエル・フロシャウアーから異例のメッセージがありました。世界中でコロナの犠牲になった人々にこの演奏を捧げ、演奏後は黙とうを捧げたいというものです。奇跡のように実現したウィーン・フィルの来日公演。彼らはこの後、帰国しても演奏の場はありません・・・少なくとも11月末まではウィーンの劇場は閉鎖しています。

ゲルギエフが全身全霊を傾けて指揮した「悲愴」は両端楽章の第1楽章と第4楽章の慟哭するような音楽がすべてでした。2004年に彼らが録音した演奏はゲルギエフの故郷、北オセチアの小学校における大惨事の直後だったので、まるで大地が慟哭するような演奏でしたが、今日はゲルギエフもウィーン・フィルも聴衆もコロナの影響下にあり、途轍もない共感が生まれ、人間の熱い感情、哀しみにあふれた慟哭がホール全体を包み込みました。これ以上、言葉で表す能力はsaraiにはありません。音楽のチカラにあらためて、驚かされるばかりです。終演後、saraiは隣席の見も知らぬ女性に素晴らしかったですねって、思わず声を掛けてしまいました。彼女もsaraiと同様に感動していたのが見てとれたからです。彼女はぽつりと、ウィーン・フィルが来てくれてよかった・・・と答えたきり、言葉を詰まらせます。深い思いがほとばしり、嗚咽しています。saraiも絶句します。同じ思いです。いえいえ、聴衆全員が同じ思いを共有していたと思います。コロナに感染しなかった人たちも心に深い傷を負ったと思います。その共通体験がこのウィーン・フィルの「悲愴」である意味、昇華したのかもしれません。この場に居合わせた誰もが忘れられないコンサートになったことでしょう。もちろん、saraiも隣席の女性も・・・。

前半の演奏も素晴らしかったんです。とりわけ、デニス・マツーエフのプロコフィエフの演奏には底知れぬ実力を思い知らされました。しかし、今日はそれを書く気力はありません。後半の「悲愴」で音楽の持つ途轍もないチカラを感じさせられましたからね。こういう音楽を聴くと、言葉はチカラを失います。ブログで音楽の感想を書けずに申し訳けありません。こういうコンサートに遭遇してしまったということです。一生に何回もあることではありません。ウィーン・フィルの面々にとってもそうだったのではと想像します。

こういう場を作ってくれたウィーン・フィル、ゲルギエフ、聴衆、関係者のみなさんに感謝の心を捧げ、コロナ禍で犠牲になった人々に哀悼の意を捧げるということでつたない記事を終えます。


今日のプログラムは以下のとおりです。

  指揮:ワレリー・ゲルギエフ
  ピアノ:デニス・マツーエフ
  管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 コンサートマスター:フォルクハルト・シュトイデ&アルベナ・ダナイローヴァ

  プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』Op.64 より
    「モンタギュー家とキャピュレット家」
    「少女ジュリエット」
    「仮面」
    「ジュリエットの墓の前のロメオ」
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16
   《アンコール》グリーグ:組曲『ペール・ギュント』第1番 より 第4曲「山の魔王の宮殿にて」

   《休憩》

  チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」

   《アンコール》
    チャイコフスキー:『眠りの森の美女』より「パノラマ」


最後に予習について、まとめておきます。

プロコフィエフのバレエ音楽『ロメオとジュリエット』を予習したCDは以下です。

  リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団 2013年10月 シカゴ、オーケストラ・ホール ライヴ録音

意外と言っては失礼ですが、シカゴ響の演奏能力を引き出して、ムーティは見事な演奏を聴かせてくれます。バレエのシーンを彷彿とさせてくれます。


プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番を予習したCDは以下です。

  アンナ・ヴィニツカヤ、ギルバート・ヴァルガ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 2010年4月 セッション録音

これはもう10年前の録音ですが、アンナ・ヴィニツカヤのピアノは実演で聴いた通りの凄い演奏です。テクニックも切れ味もそして、豪快さも兼ね備えていますが、一番素晴らしいのは濃厚なロマン、もっと言えば、色気があることに驚愕します。彼女がこの曲でベルリン・フィルにデビューしたのは昨年、2019年のことです。恐るべきピアニストです。


チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を予習したCDは以下です。

  ワレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 2004年9月、ウィーン、ムジークフェラインザール ライヴ録音

当時話題になった、この録音ももう15年以上も前のことです。第1楽章、そして、第4楽章は大地が慟哭するような凄まじい演奏です。現在はあまり評価されていないのが不思議です。ゲルギエフの故郷、北オセチアの小学校において大惨事が起きた時期と重なり、何よりもロシア、なによりも故郷を愛するゲルギエフは最悪の状態だったと言うことで、コンサート中も涙を流しながらの指揮だったようです。なお、同年11月にウィーン・フィルを率いて来日した際には、サントリーホールにて「北オセチアに捧げる心の支援」と題して、この「悲愴」1曲だけのチャリティー・コンサートを行なったそうです。それを聴いた友人の話では終演後の拍手はなく、聴衆は無言で立ち去った感動のコンサートだったそうです。公演直前に新潟県中越地震が発生したため、収益の半分はこの地震の被災地に寄付されたそうです。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・箱根旧街道、石畳の道を往く

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。強羅~早雲山~桃源台~元箱根と大移動し、山のホテルでお茶しました。山のホテルから送迎バスで箱根旧街道石畳に向かうところです。
送迎バスの運転手さんは配偶者の箱根旧街道石畳に行きたいという意向を覚えていてくれて、何と旧街道入口のほうに迂回してくれます。運転手さんと乗り合わせた乗客に感謝を述べながら、バスと下りると目の前に箱根旧街道の入口があります。これは迷いようがありませんね。改めて、感謝の念を覚えます。

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箱根旧街道、畑宿、湯本を経て、小田原に至る・・・という看板が立っています。

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何かの記念碑があります。箱根の美しさを世界に紹介したドイツの博物学者、ケンペル、そして、この地に別荘を持っていた英国の貿易商、バーニーはケンペルの著を引用して、箱根の自然を大切にするようにという碑を建てました。箱根町は二人の功績を讃えて、記念碑を建てたそうです。箱根の自然はヨーロッパの人によって見出されたんですね。

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杉並木を紹介する案内板もあります。徳川幕府によって1618年に箱根宿が造られたとき、旅人に木陰を与えようとして杉が道の両側に植えられたそうです。現在、420本の杉が残されているそうです。

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その杉並木の道を歩き始めます。

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道の傍らには綺麗なアジサイが咲いています。

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木漏れ日を浴びて、美しい杉並木です。

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箱根旧街道の案内図があります。須雲川に沿ったルートです。箱根旧街道は杉並木と石畳が昔の面影を残しているとのことです。

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運転手さんに教えられた橋(歩道橋)があります。杉並木歩道橋です。この歩道橋で先ほど送迎バスが走っていた自動車道路を渡ります。

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歩道橋の上から杉並木を眺めます。

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歩道橋を渡ると、緑濃い山道に変わります。いい雰囲気です。

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史跡 箱根旧街道の石碑の先には、いよいよ、石畳の道が始まります。

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登り勾配の石畳の道は緑の苔でうっすらと覆われています。

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軽い登りの石畳の道が続きますが、ゆっくりと歩いていけば、楽に歩けます。

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権現坂の立て看板があります。ここらあたりから芦ノ湖が望めるそうです。

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ちょっと横道にそれて、展望台に上ってみましょう。赤い鳥居が続いています。

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急な石段を気を付けて登っていきます。

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やがて、頂上が見えてきます。

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お社はなくて、木の根っこの張った大きな木がご本尊のようです。その前に賽銭箱だけが置いてあります。

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肝心の芦ノ湖は見通せません。昔は眺められたのでしょうが、今は変わってしまったようです。箱根も開発されていますからね。

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石段を下りて、また、箱根旧街道に戻りましょう。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・箱根旧街道、石畳の道はどこまでも続く

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。強羅~早雲山~桃源台~元箱根~山のホテルと大移動し、山のホテルから送迎バスで送ってもらって、箱根旧街道石畳を歩いているところです。
権現坂を進むと、お玉観音堂(興福院)の入り口前に出ます。

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江戸時代、関所破りで死罪になった少女、お玉の霊を弔う観音堂があるようです。観音堂には遠くから手を合わせます。

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お玉に因む名前のお玉が池もありますが、それはちょっと遠いようですから、パスして、箱根旧街道を進みます。湯本まで2時間ということです。意外と近いんですね。

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旧東海道の案内板があります。このあたりの旧東海道は何と鎌倉時代からあったようです。歴史が古いです。

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杉木立に覆われた石畳の道を進みます。

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このあたりは土くれの道の中に所々、石が残っています。

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ここは完全ではありませんが、石畳の雰囲気の残る道です。むしろ、こういう道は石を避けて歩くと歩きやすいんです。

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再び、山道風の道になります。石は瓦礫のように道に散らばっています。

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道標に目的地の甘酒茶屋が出てきます。

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また、石畳がよく残っている道になります。

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石畳の残る道を登っていきます。勾配が緩やかなので、楽に歩いていけます。

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石畳の案内板があります。江戸時代の初めは細竹を敷き詰めていたそうです。そのほうが歩きやすかったでしょう。メンテナンスコストの関係で石畳になったとのことです。ローマ街道との違いについて、考えてしまいます。車輪のわだちの有無が一番の違いですね。

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石畳の道が延々と続きます。

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箱根の森、休憩広場というのがあるようです。ちょっと寄っていきましょう。

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この木々の間の開けた空間が休憩広場のようです。木々の向こうに見える2つの山が二子山でしょうか。

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案内板があります。現在いるのは展望広場。自動車道路の箱根旧街道の先にお玉が池があるようです。

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それを見て、配偶者が一人でどんどん先に行ってしまいます。見えなくなった配偶者に戻って来いとsaraiが叫びますが、まったく応答なし。しばらくすると、配偶者が戻ってきました。お玉が池を見るのはあきらめたそうです。
再び、箱根旧街道石畳に戻って歩き始めます。杉並木が鬱蒼と生い茂る美しい道です。

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まだまだ、石畳の道が続きます。



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秋の箱根ちょこっと旅・・・箱根旧街道、石畳の道の散策は偶然の成行きで突然の終了

秋の箱根、ちょこっと旅をしています。
2日目は箱根をぐるっと大周遊します。強羅~早雲山~桃源台~元箱根~山のホテルと大移動し、今は箱根旧街道石畳を歩いているところです。
石畳、杉並木の昔からの風景の中を歩きます。上り坂が続きますが、快調に気持ちよく歩き続けます。
このあたりの石畳は保存もよく、石畳の中の排水溝もはっきりと分かります。きちんと石畳が造られていたんですね。

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杉並木の間に素晴らしい石畳の道が続いています。

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杉木立が真っすぐ伸びています。そして、鬱蒼とした林を作っています。

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遂に石畳の道は下り始めます。

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周囲に林立する杉の美しさに魅了されます。

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湯本まで1時間半という案内板があり、その先は自動車道路にいったん、ぶつかります。

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文化庁の立てた史跡、箱根旧街道の案内板があります。現在残っている石畳は文久2年(1862年)に改修されたものだそうです。江戸時代の末期ですね。

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自動車道路(箱根旧街道)にはバス停があります。旧街道石畳のバス停です。次のバス停が目的地の甘酒茶屋です。どうやら、目的地まで歩き通せそうです。まだまだ、元気いっぱいです。

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甘酒茶屋まで残り400メートルという標識があります。

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こちらの標識にも同様の標記があります。元箱根からはここまで1.2キロメートル歩いてきたようです。

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ここからの道は少し荒れていますね。

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石畳ではなく、木材で階段状になっています。かえって歩きやすく、ぐんぐん進みます。

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おや、ヒメシャラの木があります。

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今度は杉の根っこが張った道になります。躓かないように注意して歩いていきます。

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山道をどんどん下っていきます。

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再び、石畳の道が現れます。

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甘酒茶屋と思しきところに出ます。

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須雲川自然探勝歩道の案内図があります。たしかにここは甘酒茶屋の駐車場前のようです。

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甘酒茶屋の前に出ます。配偶者はここでお茶しようと提案します。と、目の前に見える甘酒茶屋のバス停に何と30分に1本のバスが停車。この好機は見逃せないので、ダッシュして、そのバスに乗り込みます。箱根湯本行のバスです。配偶者は1本後のバスにして、茶屋で休めばよかったと言ってますが、こんなグッドタイミングを逃すことはsaraiの美学に反します。ぴったりと無駄のない交通機関の利用がsaraiの理想です。

かくして、箱根のちょこっと旅は突然の終わりとなります。箱根湯本に着くと、すぐに小田原行の電車が出ます。当初は小田原の駅前で前回見つけたお寿司屋さんでアジフライを食べて帰る予定でしたが、まだ、4時です。夕食には早過ぎます。と言って、今更、小田原を散策する気ににもなれません。それにちょうど、小田原始発のアクティが発車するところです。ええい、もう、帰っちゃいましょう。
戸塚に着き、そのまま、家に帰るのも何なので、お蕎麦を食べたいという配偶者の提案に乗って、駅前のお蕎麦屋さんで夕食のお蕎麦をいただきます。鎌倉に本店のある峰本というお蕎麦屋さんです。美味しい天せいろ蕎麦でした。

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これにて、箱根ちょこっと旅はお天気にも恵まれて、楽しく無事に終了しました。

(長く中断していた昨年のヨーロッパ遠征、スイスのアルプス・ハイキングの旅を再開します。お待たせして申し訳けありませんでした。)



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アルプスをハイキング:ヴィンターエッグからBLM鉄道でグリュッチアルプ、そして、ロープウェイでラウターブルンネンへ

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/10回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でミューレン村Mürrenを訪れ、その帰りに、BLM鉄道の登山電車でラウターブルンネンに戻る途中の駅、ヴィンターエッグWintereggでいったん下車し、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauを眺め、すっかり堪能しました。
また、ヴィンターエッグからBLM鉄道の登山電車に乗り込み、グリュッチアルプGrütschalpまで向かいます。車窓には、また、ベルナーオーバーラント三山が見えています。

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また、飽きずにベルナーオーバーラント三山に見入ります。

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朝日が眩しいベルナーオーバーラント三山です。

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グリュッチアルプ駅に着き、ラウターブルンネンへ下りるロープウェイの乗り場に移動します。ここでもベルナーオーバーラント三山が綺麗に見渡せます。雪に覆われたユングフラウが美しいです。

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すぐ、ゴンドラがやってきます。

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ゴンドラに乗ると、正面にアイガーが見えています。

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アイガーとメンヒがくっきりと眺められます。

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やがて、右前方にベルナーオーバーラント三山全体が視野に入ってきます。

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ゴンドラからのアルプスの絶景です。

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ゴンドラの下降につれて、ベルナーオーバーラント三山が視野から隠れていきます。

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下方を見ると、ラウターブルンネンを含むU字谷が見えています。

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おおっ、まだ、何とか、ベルナーオーバーラント三山が見えています。

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アイガーが間もなく、視界から消えそうです。

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一方、ラウターブルンネンがどんどん近づいてきます。その姿が大きくなってきます。

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既にアイガーは見えなくなり、次はメンヒも消え去りそうです。

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ラウターブルンネンの村の家々がはっきりと見えてきます。

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ラウターブルンネンのロープウェイ乗り場、登山電車の駅も見えてきます。

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ラウターブルンネンに到着します。
ここまでの登山鉄道・ロープウェイのルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからはまた、BOB鉄道に乗って、ヴェンゲン駅に向かいます。そこからはロープウェイでメンリッヒェンまで上り、いよいよ、アルプスのハイキングを開始します。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

小菅優の矢代秋雄(ピアノ協奏曲)の熱演に深い感銘! 東京交響楽団も絶好調!@サントリーホール 2020.11.15

矢代秋雄のピアノ協奏曲は初めて聴きましたが、大変、感銘を覚えました。日本人の作曲家の作品でこのように感情の昂ぶりを感じたことはありません。恥ずかしながら、あまり、日本人の作品を聴いていないので、強くは言えませんが、日本人の作品としては最高のものだと確信しました。こういう才能が日本にもいたんですね。それにしても、saraiにそう感じさせた小菅優のピアノ演奏の素晴らしさには賛辞をいくら重ねても足りないほどです。彼女のものに取り憑かれたような、作品への集中、さらには没入ぶりは恐ろしくなるほどでした。そして、彼女の演奏の熱い昂ぶりにsaraiも深く共感しました。
矢代秋雄のピアノ協奏曲は夜の音楽です。第1楽章は夜の初めの喧騒感も漂わせますが、第2楽章は深夜の静寂や熱っぽさ、そして、第3楽章は夜明けに向かう前触れを予感します。夜の音楽を描いたバルトークに精神の深い奥底の核の部分で共鳴したのではないかとsaraiは秘かに感じました。そして、バルトークのバルバリズムさえも感じます。無論、この曲がバルトークに似ているというつもりはありません。精神の深い部分でつながりを感じるというだけです。それにしても、この音楽が発する強烈なエネルギーには無茶苦茶インスパイアされます。自分の精神がどこかに吹き飛ばされそうな恐ろしさも感じます。うーん、今日、聴いたばかりですが、また、聴きたくなりました。小菅優のピアノ、そして、矢代秋雄の音楽・・・素晴らし過ぎました!
書き忘れそうになりましたが、広上淳一が指揮した東響の演奏も凄まじかったです。ピアノに遠慮なしに大音量での演奏でしたが、この曲の本質に迫る素晴らしい演奏でした。ピアノも熱かったのですが、オーケストラも実に熱かった。夜の闇の深い静寂と狂奔する精神の混在。実に狂おしい音楽が見事に表現されました。
ところで、小菅優の弾いたアンコール曲がショパンとはね・・・うまく、いなされました。

後半のプログラムのベートーヴェンの交響曲第4番は東響のアンサンブルが見事に機能した素晴らしい演奏でした。それにしてもこの曲は第3番と第5番という凄い曲に挟まれているのに、ある意味、軽いノリの音楽にしたベートーヴェンの意図はどこにあったのかと自分に問い続けながら、聴き入っていました。ベートーヴェンの心に浮かぶ楽想は熱く燃え上がるものばかりでなく、穏やかで軽みのあるものもあったということでしょうか。第9番の前の第8番も然りです。シューマンが評したという「ギリシャの可憐な乙女」は果たして褒め言葉なのか・・・そうとしか表現できなかったのでは? saraiがこの曲を今日の演奏のように楽しむことはあっても、第3番や第5番のように感動することは決してないでしょう。ちなみにsaraiはこの曲は好きですよ。終演後、大いに拍手を送りました。


今日のプログラムは以下です。

  指揮:広上淳一(ジョナサン・ノットの代演)
  ピアノ:小菅優
  管弦楽:東京交響楽団  コンサートマスター:水谷晃

  ベートーヴェン:序曲 ハ長調「命名祝日」Op.115
  矢代秋雄:ピアノ協奏曲
   《アンコール》ショパン:ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2

   《休憩》

  ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60


最後に予習について、まとめておきます。

1曲目のベートーヴェンの序曲「命名祝日」は以下のCDを聴きました。

 クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1990年10月 ウィーン、ムジークフェラインザール セッション録音

この曲は希少な録音しかない中、このCDはとても貴重な録音です。演奏は何も文句ない見事さです。



2曲目の矢代秋雄のピアノ協奏曲の予習は以下のYOUTUBEで聴きました。

  河村尚子、山田和樹指揮NHK交響楽団 2019年4月20日 NHKホール

河村尚子のピアノは切れ味のある素晴らしい演奏ですが、なぜか、オーケストラ、特に弦の響きが浅いのが気になります。演奏の問題か、録音の問題かは分かりません。気持ちが悪いので、別の演奏を聴き直します。

  岡田博美、湯浅卓雄指揮アルスター管弦楽団 2001年6月 アルスター・ホール、ベルファスト、北アイルランド セッション録音

これはピアノもオーケストラも素晴らしい演奏です。俄然、コンサートで実演を聴くのが楽しみになります。


3曲目のベートーヴェンの交響曲第4番は以下のCDを聴きました。

 カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管弦楽団 1982年5月3日、バイエルン国立歌劇場 カール・ベーム追悼コンサート ライヴ録音
 
意外にきっちりした古典的とも言える演奏です。むしろ、昔聴いたバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの溌剌とした演奏が懐かしく思い出されます。



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アルプスをハイキング:ラウターブルンネンからヴェンゲンへ、そして、展望デッキ付きロープウェイ

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/11回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でミューレン村Mürrenを訪れ、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauを眺め、すっかり堪能しました。
ミューレンからBLM鉄道の登山電車とロープウェイを乗り継いで、ラウターブルンネンに戻ってきたところです。ここからはヴェンゲンWengenまでBOB鉄道の登山電車に乗ります。ヴェンゲンからは、メンリッヒェンMännlichen行のロープウェイに乗ります。そして、メンリッヒェンからアルプスのハイキングを楽しみます。
クライネシャデックKleine Scheidegg行きのBOB鉄道の登山電車に乗り込みます。U字谷の底を走る登山電車の車窓にはミューレンの断崖が見えています。先ほどまではあの断崖の上のミューレンの村にいたんです。

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U字谷の底に広がる草原を走っていきます。向こうにはU字谷の峡谷が見えています。

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ラウターブルンネン駅を出たときは南に向かっていた登山電車は左にぐるりと旋回しながら山裾を登っていきます。今は反対方向の北向きに走り、左手にラウターブルンネンの駅が見えています。

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登山電車は山の斜面を登っていき、ラウターブルンネンの村がかなり下方に見えるようになります。向かい側には断崖の上のミューレンのあたりも見えています。

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U字谷の底のラウターブルンネンの村を覗き込むように登山電車はヴェンゲンに向かって登っていきます。

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反対方向に向かう登山電車とすれ違います。

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ずい分、登ってきました。U字谷の切れ目の向こうにユングフラウの美しい姿が眺められます。

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ヴェンゲンの村に入ってきます。U字谷とアルプスの峰々の眺めが最高です。

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ヴェンゲンの駅に入っていきます。

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ヴェンゲンに着き、急いでホームに降り立ちます。多くの乗客も降りてきます。登山電車はこの後、クライネシャデックに向かいます。

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ここまでの登山鉄道・ロープウェイのルートを地図で確認しておきましょう。

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さて、駅前の通りをロープウェイ乗り場に向かって急ぎます。予定の出発時間まで、もう7分ほどしかありません。

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メンリッヒェンへ続くロープウェイのロープははっきりと見えているので、迷うことなく乗り場に向かいます。

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メンリッヒェンは素晴らしい青空の下です。絶好のハイキング日和ですね。

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ロープウェイ乗り場に近づきます。ゴンドラの出発まで5分ほどです。どうやら間に合いそうです。

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ロープウェイ乗り場に到着です。出発まで、ちょうど5分です。このロープウェイはヴェンゲン=メンリッヒェン・ロープウェイLuftseilbahn Wengen–Männlichen(LWM)という名称です。

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ゴンドラはもう出発間近で、かなり混んでいて、普通なら、よい場所をゲットできる状況ではありません。でも、ぎりぎりの時間に到着することは折り込み済で、チケットはあらかじめ、ネットで購入済です。

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昨年の2018年に、このロープウェイ路線はリニューアルし、オープンデッキの展望席(バルコニー)がついたユニークな新型キャビンを導入しており、その「ロイヤル・ライドRoyal Ride」と名付けられた展望席のチケットをネットで購入してあります。追加料金は一人5フランです。

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この予約チケットを係りのスタッフに提示します。

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すると、並んでいる人たちとは、別ルートで案内されて、ゴンドラの屋上席に上る螺旋階段に連れていってもらいます。

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これから展望席からの360度の景色を楽しみます。これは絶対にお勧めです。しかし、混み合うロープウェイのゴンドラの中央部にいた人からは、奇異な目で見られたような・・・。



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アルプスをハイキング:ヴェンゲンからメンリッヒェンへ・・・ゴンドラの展望デッキからのパノラマ風景

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/12回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenを訪れ、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauを堪能しました。再び、ラウターブルンネンからヴェンゲンWengenまでBOB鉄道の登山電車に乗り、ヴェンゲンからのメンリッヒェンMännlichen行のロープウェイに乗ったところです。
このロープウェイ路線は昨年、リニューアルし、オープンデッキの展望席(バルコニー)がついたユニークな新型キャビンを導入しており、その「ロイヤル・ライドRoyal Ride」と名付けられた展望席に一般席の人たちの羨望?の眼差しを浴びながら、上っていきます。流石に展望席も既に混み合っています。

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これが今、上ってきたゴンドラ内の螺旋階段です。螺旋階段の上はゴンドラの屋上になっています。

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ゴンドラの展望席からはこれから登っていくメンリッヒェン山頂が見えています。

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おおっ、右手にはヴェンゲンの村の家々の先にユングフラウも見えています。

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ゴンドラは上昇の時を待ちます。行く手にはメンリッヒェン山頂があります。

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右手に見えるユングフラウも気になります。

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ゴンドラが上昇すると、このユングフラウももっとよく見えるようになるでしょう。楽しみです。

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ゴンドラの下にはヴェンゲンの三角屋根の家々が見えています。

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ゴンドラが上昇を開始し、ロープウェイ乗り場の建物を離れていきます。

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ヴェンゲンの村を上から見下ろします。

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美しい村が広がっています。

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行く手のメンリッヒェン山頂がよく見えてきます。

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ヴェンゲン村の家々が小さく見えるようになってきます。

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ヴェンゲンからどんどん離れていきます。

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ゴンドラの上昇につれて、心なしか、ユングフラウがよく見えるようになります。

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上を見上げると、ロープに吊り下げられているゴンドラの滑車の部分がよく見えます。ゴンドラの屋上ならではの景色です。

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ゴンドラはよく晴れ上がった青空に吸い込まれるように上昇を続けます。

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山頂駅のほうから、ゴンドラが下りてきます。

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そして、すれ違っていきます。ここがちょうど中間ポイントですね。ゴンドラの屋上に展望席があるのが見えますね。

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上昇を始めて、ちょうど3分ほど経ちました。残り3分ほどでメンリッヒェン山頂駅に到着します。山頂も近くなってきました。

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ゴンドラがどんどん上昇し、パノラマ風景がさらに素晴らしくなりそうです。



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アルプスをハイキング:ロープウェイのメンリッヒェン山頂駅に到着・・・試練のメンリッヒェン山頂登山へ

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/13回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、メンリッヒェンMännlichen行のロープウェイに乗ったところです。
オープンデッキの展望席で眺めを楽しみながら、メンリッヒェン山頂に向かっています。既に行程も半ばを過ぎて、山頂駅への到着は残り2分ほどです。眼下にはヴェンゲンの村の家々が豆粒のように見えています。

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後方には向かいの緑の山の先にアルプスの峰々が遠望できます。

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右手には雪を抱いたユングフラウJungfrauが見えています。

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左手にはメンリッヒェン山頂に到る山の斜面が見えています。

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行く手正面にはメンリッヒェン山頂駅が見えてきます。

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やがて、山頂駅が間近になります。

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右手にはユングフラウの左横にメンヒMönchも顔を出します。

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そして、山頂駅に到着する瞬間にアイガーEigerも顔を出します。ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、そろい踏みです。

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山頂駅に着き、ゴンドラを降ります。いよいよ、一昨年泊まったメンリッヒェンに到着です。ベルナーオーバーラントの三名山がド~ンと聳えています。宿泊したベルクハウス メンリッヒェンBerghaus Männlichenも見えます。ベルナーオーバーラント三山の手前に見える小高い山はチュッゲンTschuggenです。

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一昨年はこのベルナーオーバーラント三山が見たくて泊ったのに生憎の悪天候でほとんど見えずに残念でした。今日、リベンジして、ようやく見ることができました。三山を見ながら、ハイキング道のほうに向かいます。

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ここまでの登山鉄道・ロープウェイのルートを地図で確認しておきましょう。

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道案内の道標があります。これからハイキングするのは右手にあるクライネシャイデックKleine Scheideggのほうですが、その前に左のほうにある小高い山、メンリッヒェンの山頂に登ります。そこからのベルナーオーバーラント三山の眺めを楽しむためです。

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ハイキング道に出ます。ここから、ベルクハウス メンリッヒェンを通って、アイガーの麓のクライネシャイデックへのハイキング道が続いています。そちらへは後で向かうことにして、まずは、反対方向のメンリッヒェンの山頂に登ります。

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ゆっくりとメンリッヒェンの山頂に向かって歩いていきます。草原の向こうに小高い山頂が見えています。

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緩やかな坂道を登っていきますが思ったほど進めません。10分ほど歩いたところで後ろを振り返ります。ベルナーオーバーラント三山の素晴らしい景色が広がっています。疲れが癒される思いです。

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こちらはグリンデルワルトGrindelwaldのほうの景色です。山々の間の低地がグリンデルワルトです。

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額縁のような木組みの中にガラス板が嵌め込まれて、アイガー北壁の形が描かれています。ガラスを透かせて、アイガーを眺めると、ガラス板の上に北壁の7つの登頂ルートが描かれています。考えましたね。初登頂は1938年のヘックマイヤー・ルートです。ドイツ人2人とオーストリア人2人の混成チームでした。

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20分ほど登ると、メンリッヒェン山頂への登山道がはっきりと見えてきます。

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ここからは近そうに思えましたが、saraiと配偶者の老体にはなかなか厳しい登山の試練が待っています。



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アルプスをハイキング:メンリッヒェン山頂への厳しい登山でへとへと・・・そして、最高の絶景

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/14回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。
そして、さらにちょっと北にあるメンリッヒェンの山頂に向かって歩いているところです。ところどころで休憩がてらに後ろを振り返って、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauを眺めます。本当に素晴らしい絶景です。

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グリンデルワルトGrindelwaldのほうを眺めると、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどの山々が見えています。

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これはミューレンの手前に落ち込んでいるU字谷です。ラウターブルンネンもそのU字谷にあります。

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小さな丘、すなわち、メンリッヒェンの山頂への坂道がうねうねと曲がりながら続いています。さほどの急坂ではないけれど、やはり上り坂は厳しいです。

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所々に設置されているベンチで休憩しながら登ります。既に20分以上も歩いています。かなり登ってきました。

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U字谷の底もかなり見えるようになってきます。

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ミューレン村と思しきところをズームアップしてみます。

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再び、ベルナーオーバーラント三山を眺めます。見飽きることはありません。

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グリンデルワルト方面の山々も美しいです。

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このあたりはかなりの急坂です。後ろから続々とハイキング客がやってきます。こちらはゆっくりペースですから、お先にどうぞ。その向こうにはU字谷が見えています。

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ようやく、メンリッヒェンの山頂が間近です。展望台がありますね。

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山頂に到着。結局、25分ほどかかりました。しかし、標準的に20分ほどなので、老体の割にはまあまあですね。でも、へとへとです。その苦労は報われて、素晴らしいパノラマが楽しめます。しばし、アイガー、メンヒ、ユングフラウの眺望を楽しみます。

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展望台の上で喜びを露わにするsaraiです。

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山頂のベンチによっこらしょ。アルプスの真ん中で快感です!

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ベルナーオーバーラント三山の絶景を堪能します。

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ここからは360度のアルプスのパノラマが楽しめます。ゆっくりしていきましょう。山登りで疲れたし・・・。



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アルプスをハイキング:メンリッヒェン山頂からの絶景を堪能・・・おっ、予定時間をオーバー、急いで出発

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/15回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。
そして、さらにちょっと北にあるメンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登ったところです。ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauを始め、360度、パノラマの風景が広がっていて、大興奮のsaraiです。最高に素晴らしい絶景です。

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ミューレンの断崖の下に切れ込んでいるU字谷、ラウターブルンネン渓谷です。氷河で削られてできたU字谷もアルプスならではの景色の一つです。

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グリンデルワルトGrindelwaldのほうを眺めると、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどの山々が見えています。

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インターラーケン方面です。こちらにもU字谷が刻まれていますね。そのU字谷に沿って、インターラーケンからの登山鉄道が走っています。トゥーン湖Thunerseeもちらっと見えています。

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メンリッヒェン山頂には簡易な気象観測設備もあります。

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ラウターブルンネン渓谷の上のミューレン村の上の山々、スルエックSuleggなどが見えています。

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メンリッヒェン山頂にある展望台は王冠の形を模しています。ロープウェイ乗り場から、このメンリッヒェン山頂までのハイキング道はロイヤルウォークと名付けられており、展望台は王冠を模したわけです。王冠展望台からの眺めはその名称にふさわしいパノラマであり、ベルナーオーバーラント三山の絶景が望めます。

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王冠展望台には観光客たちが次々にやってきて、大はしゃぎしています。saraiも気持ちは同じくします。なんだかんだ、このメンリッヒェン山頂に10分ほど滞在しました。山頂で楽しみ過ぎたため、予定時間をオーバー。そもそも余裕時間は最初からほとんどなかったんです。そろそろ、メンリッヒェン山頂に別れを告げましょう。

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急いでクライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを敢行しましょう。ベルナーオーバーラント三山に向かって、メンリッヒェン山頂を下り始めます。

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下りはらくちん。ぐんぐん、歩いていきます。登ってくる人たちは苦しそうです。

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ロープウェイ乗り場のあたりに近づいていきます。

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下り道で楽な上に、眺めが最高です。常にベルナーオーバーラント三山の絶景を眺めながら歩くので、気持ちがよいこと、この上ありません。ルンルン~。

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やがて、ロープウェイ乗り場が間近になります。

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振り返ると、メンリッヒェン山頂が遥か彼方に見えています。

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ロープウェイ乗り場に到着。帰りは15分もかかりませんでした。

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ロープウェイ乗り場前には、ベルナーオーバーラントの大きな地図があります。もちろん、これから歩くメンリッヒェン~クライネシャイデック間のハイキング道も描かれています。

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さあ、とりあえず、一昨年宿泊したベルクハウス メンリッヒェンBerghaus Männlichenに向かって、元気よく出発します。

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ハイキング道(パノラマヴェーク)を地図で確認しておきましょう。

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13時半にはクライネシャイデックに着かないといけません。13時33分の登山電車に乗る予定です。あと2時間です。ちゃっちゃっと歩きましょう。



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コロナ禍に爽やかな風のごときモーツァルト・・・沼尻竜典&東京交響楽団:モーツァルト・マチネ 第43回@ミューザ川崎シンフォニーホール 2020.11.21

今日は朝11時からのミューザ川崎でのモーツァルト・マチネ。いつもながら、朝が弱いsaraiには毎回、結構きつい時間帯のコンサートです。そういうsaraiをすっきり爽やかにしてくれる素晴らしい演奏でした。
最初のモーツァルトの交響曲第32番はとても短い3楽章構成の作品で20代前半のモーツァルトによる簡明なものです。しかし、今日の沼尻竜典指揮の東響はその簡明さを爽やかに吹き抜ける風のように瑞々しく表現してくれました。その魅力たっぷりの演奏に大変満足しました。とりわけ、東響の弦楽セクションの響きの美しさは際立っていました。こういう演奏を聴いていると、東響の演奏でモーツァルトの全交響曲を聴いてみたくなります。

次はハイドンのトランペット協奏曲。ハイドンが60代半ばで作曲した熟達した作品です。東響の首席トランペット奏者の佐藤友紀が張りのある音色で晴れやかに演奏してくれました。もう少し、抑えた響きのほうがsaraiの好みではありますが、カデンツァも華麗に演奏し、全体に勢いに満ちた音楽を披露してくれました。この作品も15分ほどの短い作品ですが、十分に楽しめました。

最後はモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」。沼尻竜典のめりはりのある表現、東響のアンサンブルの素晴らしさが相俟って、圧巻のモーツァルトを味わえました。第1楽章の主題提示部は両翼に配置したヴァイオリンの素晴らしい響きに魅了され、展開部はぞくぞくするような勢いに満ちた演奏、そして、再現部ではまたしても素晴らしい両翼のヴァイオリンの響きに魅了されます。第2楽章は優美な音楽が古き良き時代の感慨に我々を導いてくれます。第3楽章も早いテンポの音楽が素晴らしいヴァイオリン群の響きで進行し、フィナーレへの高潮ぶりは最高の盛り上がりで聴くものを魅了してくれました。沼尻竜典のツボを押さえた指揮に感銘を覚えるとともに、東響の弦楽アンサンブルの素晴らしさにモーツァルトの音楽の極みを感じ取ることができました。最高の爽やかな音楽に気分も最高になりました。東響ファンとしても嬉しいコンサートでした。あとはジョナサン・ノットの来日で年末の第9を締めてほしいものです。14日の隔離までしての来日は大変、難しいでしょうけどね・・・。


今日のプログラムは以下です。

  指揮:沼尻竜典(ジョナサン・ノットの代演)
  トランペット:佐藤友紀(東京交響楽団首席トランペット奏者)
  管弦楽:東京交響楽団 コンサートマスター:グレブ・ニキティン

  モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
  ハイドン:トランペット協奏曲
  モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調「プラハ」 K.504

   休憩なし


最後に予習について、まとめておきます。

1曲目のモーツァルトの交響曲第32番を予習したCDは以下です。

 ヨーゼフ・クリップス指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1973年6月 セッション録音

特に凄い演奏ではありませんが、アムステルダム・コンセルトヘボウの美しい響きを活かした安定した演奏です。


2曲目のハイドンのトランペット協奏曲を予習したCDは以下です。

 アリソン・バルサム(トランペット、指揮)、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン 2008年 セッション録音

とても満足できる指揮とトランペット。美貌の新星です。


3曲目のモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」を予習したCDは以下です。

 ヨーゼフ・クリップス指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1972年11月 セッション録音

これは素晴らしい演奏です。クリップスの面目躍如でコンセルトヘボウも素晴らしい響き。圧巻の演奏です。これ以上の演奏は聴いたことがありません。もし、これを超えるとすれば、クルレンツィスくらいでしょう。



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アルプスをハイキング:メンリッヒェンからクライネシャイデックまでのハイキング開始

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/16回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登った後、ロープウェイ乗り場に戻り、そこから、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始めます。ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かって歩いていくパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩きます。
まずは一昨年宿泊したベルクハウス メンリッヒェンBerghaus Männlichenに向かって、歩いていきます。その向こうにはユングフラウが聳えています。

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ハイキング路にはしっかりと道標が立っています。

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ベルクハウスが間近になります。その向こうにはベルナーオーバーラント三山が並んでいます。

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懐かしいベルクハウスの中に寄っていきましょう。ここはレストランです。大きな窓からの眺めが素晴らしく、ベルナーオーバーラント三山が望めます。

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これはショップです。一昨年は雪が降ったので、防寒具をここで買い求めたことを思い出します。今日は・・・何にもいらないですね。

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レストラン前のテラス席には燦燦と陽光が降り注いています。一昨年は雪が激しく降っていました。テラス席からもベルナーオーバーラント三山が望めますね。

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ベルクハウスを後にして、ハイキング路を進み始めます。

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正面には小高い山、チュッゲンTschuggen(標高2520m)が黒い山肌を見せ、その先にはベルナーオーバーラント三山が聳えています。

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ハイキング路は軽い下りです。標高2222mのメンリッヒェンから、標高2061mのクライネシャイデックまで標高差161mの下りです。足取り軽く、歩いていきます。

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アイガー北壁の左には、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどの山々が見えています。

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分かれ道には必ず案内の道標が立ち、迷わずに歩くことができます。

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チュッゲンの左側を周り込んでいきます。チュッゲンの陰にユングフラウが隠れ、今はアイガーとメンヒの二つの峰が見えています。

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これからはアイガー北壁に向かって歩いていきます。クライネシャイデックはアイガーの麓にあります。

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多くの人たちがこのハイキング路、パノラマヴェークに集まってきています。アルプスでもとても人気の高いハイキング路です。

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晴れ渡った青空と山々を眺めながら気持ちよく歩きます。まさに絶景の中のハイキングになります。

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ハイキング路の左手にはなだらかな斜面に美しい草原が広がっています。

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チュッゲンの山の裾をアイガー北壁を眺めながら歩いていきます。

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ハイキング路を地図で確認しておきましょう。

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綺麗に整備されたアルプスのハイキング路を気持ちよく歩いていきます。今日の朝までルツェルンの町の中にいたのが信じられません。



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伝説的なピアニストが描くのは実存的な世界 アンドレイ・ガヴリーロフ ピアノ・リサイタル@横浜上大岡ひまわりの郷ホール 2020.11.23

昨春、幻のピアニストと思っていたアンドレイ・ガヴリーロフの物凄い演奏をこの小さなホールでかぶりつきで聴き、大変な感銘を受けました。まさか、こんな状況でまたまた聴けるとは想像だにしていませんでしたが、今度もかぶりつきで聴けるという僥倖にあずかりました。前回を上回る凄い演奏にただただ圧倒されました。
正統派の知性派を代表する世界最高のピアニスト、アンドラーシュ・シフ、ヴィルトゥオーゾの伝統を一身に背負う個性派を代表する世界最高のピアニスト、アンドレイ・ガヴリーロフ。この二人のピアニストの凄い演奏をコロナの年の日本で聴けたのは大変な僥倖でしたが、実はお二人に共通点がありました。お二人とも奥様が日本人です。ですから、コロナ禍でも来日が可能になり、また、日本でのコンサートに意欲的だったわけです。

ともあれ、今日の演奏・・・異端のショパン、とても聴きたかったのですが、期待通りの素晴らしい演奏で、その響きは印象派のドビュッシーにつながることに初めて気づかされました。極めて、フランス風のエスプリに満ちたショパンは初体験です。最初に弾いた第1番のノクターンだけは、まだ、調子が出ずに濁った音色や弾きそこないもありましたが、それでかえって、ガヴリーロフがいかに繊細な演奏をしているのかを知ることができました。繊細さだけではなく、即興性も兼ね備えた究極のショパンでした。

リストのピアノ・ソナタ ロ短調・・・これはピアノ演奏の可能性の限りを尽くした、物凄い演奏で、ロマン性のかけらもなく、今を生きるピアニストの実存をかけた生命の証明をこの曲に託したという風情の圧巻の芸術でした。宗教性、愛、色んな要素をないまぜにした圧倒的な表現は恐るべき高みに上り、かって、若いころのリヒテルがカーネギーホールで響かせたライヴの名演を霞ませるほどの素晴らしさで深く感動するのみでした。こんな演奏を聴くと、今後、リストは誰が弾いても満足できないでしょう。しかし、リストは本当にこんな凄い作品を書いたのでしょうか。それとも、ガヴリーロフがこのリストの曲に託して、己のピアノ芸術を作り上げたものなのでしょうか。saraiは思うのです。音楽という芸術は作曲家と演奏家が互いをアウフヘーベンしてこそ、本当の芸術に昇華するものだと・・・。昨年、ルツェルン音楽祭で聴いたクルレンツィスのモーツァルトのダ・ポンテ3部作もそういう芸術だったと今更ながら、理解できました。(この演奏を聴いていて、脳裏に浮かんだイメージはベルニーニの最高傑作《福者ルドヴィカ》と《聖テレサの法悦》でした。宗教性と愛の渾然一体に思いが至りました。)


20分の休憩では湧き上がったsaraiの高揚感は静まるものではありません。高鳴る心のsaraiの前にガヴリーロフが現れて、前回のコンサートで聴きたくなったプロコフィエフの戦争ソナタを望み通り、演奏してくれます。第7番のソナタでは爆演に心を持っていかれたでしょうが、第8番は無機的で静謐な表現の中に人間の温かみを感じるような演奏が続きます。これが第2次世界大戦の最中に書かれたプロコフィエフの表現する実存、すなわち、人間を描いたものなのかと秘かに感じます。時として、爆発的な感情の炸裂もありますが、音楽の底には限界状況をじっと耐え抜いて、生き抜く人間の切なさがあります。第3楽章に至り、テンポよく音楽が展開していきます。そして、ガヴリーロフのピアノがどんどん熱く燃え上がって、ある種のカタルシスに至り、深い感動と共感が生まれます。ピアノは突然のように終わり、同時にガヴリーロフはピアノの前から、軽業師のように立ち上がります。完璧な終止です。

ショパン、リスト、プロコフィエフ、聴きたいものはすべて聴き尽くした思いです。ガヴリーロフも燃焼し尽くしたでしょうが、saraiもともに燃焼し尽くしました。完全燃焼とはかくも爽やかな思いに至るものなのですね。

アンコール曲3曲・・・すべて、凄い演奏。何も語る言葉はありません。最後は愛してやまないモーツァルトの幻想曲ニ短調。saraiの心の奥底を見透かしたかのような選曲と演奏。グレン・グールドの演奏が究極だと思っていましたが、こんな演奏があるとは、絶句です。

ホロヴィッツもリヒテルも実演は聴かず終いでしたが、そんなことを吹き飛ばしてくれるような破格の巨人、ガヴリーロフの究極の演奏に究極の満足感を覚えました。


この日のプログラムは以下の内容です。

 ピアノ:アンドレイ・ガヴリーロフ

  ショパン:夜想曲 第1番ロ短調 Op.9-1 / 第8番変ニ長調 Op.27-2 / 第4番ヘ長調 Op.15-1 / 第20番嬰ハ短調(遺作)
  リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調

  《休憩》

  プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ 第8番 Op.84「戦争ソナタ」

  《アンコール》

    ラフマニノフ:幻想的小品集 第1曲 エレジー 変ホ短調 Op.3-1
    プロコフィエフ:4つの小品 悪魔的暗示 Op.4-4
    モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397/385g


最後に予習について触れておきます。

1曲目のショパンの夜想曲はもちろん、ガヴリーロフのCDで予習をしました。

  アンドレイ・ガヴリーロフ 2013年録音

こんな夜想曲は聴いたことがありません。ガヴリーロフのリサイタルの予習は彼の演奏を聴くしかありません。クルレンツィスと同じですね。


2曲目のリストのピアノ・ソナタ ロ短調は以下のCDで予習をしました。

  スヴィヤトスラフ・リヒテル 1965年5月18日 ニューヨーク、カーネギー・ホール ライヴ録音

若い頃のリヒテルでしか弾けないような没入感たっぷりの演奏です。究極の演奏だと思っていました。今日のガヴリーロフを聴くまでは・・・。


3曲目のプロコフィエフのピアノ・ソナタ 第8番はもちろん、ガヴリーロフのCDで予習をしました。

  アンドレイ・ガヴリーロフ 1992年録音

ガヴリーロフは2000年頃を境に変わったのではないでしょうか。この演奏も凄いけれども、今のガヴリーロフの予習にはなり得ないと思います。ただ、再録音してほしいとは思いません。実演を聴けば分かりますが、彼の即興性は録音できるような代物ではありません。



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       ガヴリーロフ,  

アルプスをハイキング:アイガー北壁とアルプスの放牧地を眺めて、足取りも軽く・・・

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/17回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。

メンリッヒェンから歩き始めて、まだ間もないです。チュッゲンTschuggen(標高2520m)の山の裾の斜面に作られたハイキング路をアイガー北壁を眺めながら歩いていきます。

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山の斜面には夏の名残の可憐な花が咲いています。

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正面にアイガー北壁、そして、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどのグリンデルワルトGrindelwaldの先にある山々が見えています。

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ハイキング路の左手に広がる山のなだらかな斜面の草原はアルプスの牛たちの放牧地になっています。牛たちは長閑に草を食べています。カウベルの音も間断なく聞こえてきます。

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温度も上昇し、脱げるものはすべて脱ぎ、Tシャツ1枚でガンガン歩きます。

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ハイキング路にはところどころ、動物止めのゲートがあります。自分で開けて、自分で閉めます。それがアルプスのルールです。

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草原には、真夏ほど、花は咲いていませんね。高山植物は既に時期を過ぎ、葉っぱの紅葉が始まり始めています。それでも草原の美しさは最高です。

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そのなだらかな草原の向こうには、アイガーなどのアルプスの峰々が聳えています。

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今歩いているハイキング路、パノラマヴェークは急な山の斜面を削って作りだしたものです。お陰でほぼ平坦な道を歩くことができます。

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ハイキング路からはアイガー北壁は常に見え、メンヒもほぼ見えています。

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左手に広がる斜面の続く先、山々の底には、グリンデルワルトの家々も遠望できます。

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斜面の手前の草原が牛の放牧地になっています。放牧されている牛のカウベルの音もずっと聞こえています。ルンルン気分で歩きます。

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saraiの少し前を配偶者が足取り軽く歩いていきます。

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近くの草原にまばらに小さな花々が咲いています。アルプスの夏はあっという間に過ぎ去るようです。

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ハイキング路の右手の斜面にも草原が広がります。夏の盛りには花々が咲き誇っていましたが、今は残り少ないです。

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ハイキングコースを地図で確認しておきましょう。

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ここまでメンリッヒェンから20分以上歩いてきました。このまま順調に歩ければ、1時間ほどでクライネシャイデックに着けるかもしれません。



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アルプスをハイキング:パノラマヴェークで一番の絶景ポイントからのベルナーオーバーラント三山

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/18回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。

メンリッヒェンから歩き始めて、20分以上を過ぎ、ハイキングも佳境を迎えています。チュッゲンTschuggen(標高2520m)の山の裾もこのあたりは緑の草原になっています。

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ハイキング路の正面には、グリンデルワルトGrindelwaldの先にある山々、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどが見えています。

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ハイキング路の左手には草原が広がり、牛が放牧されています。これぞ、アルプスという雰囲気の中を歩いていきます。

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山影からアイガー北壁が顔を出します。やはり、絵になる山です。

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これも絵になるアルプスの放牧地です。この上なく気持ちのよいハイキングに気持ちも高揚します。

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ハイキング路も時折、軽い上り坂になりますが、おおむね、平坦か、軽い下りです。

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しばらく歩くと、アイガーだけでなく、メンヒも見えてきます。

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左手の草原には上から落ちてきたと思われる岩石がごろごろと並んでいます。

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アイガー北壁に向かって、ひたすら、歩を進めます。

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周りには美しい草原が広がります。

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後ろを振り返ると、遥か彼方にメンリッヒェンが小さく見えています。

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ズームアップすると、メンリッヒェンのベルクハウスBerghausやロープウェイ乗り場、さらにその向こうにメンリッヒェン山頂がよく見えています。もう、メンリッヒェンを出発してから30分以上過ぎています。ここまで順調に歩いてきました。

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やがて、アイガー、メンヒに加えて、ユングフラウが久々に顔を見せます。ベルナーオーバーラント三山の揃い踏みです。歩き始めたときに比べると、山頂付近には少し雲が出てきました。陽光を浴びて、水蒸気が上がってきたのでしょう。

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見晴らしのよい広場に出ます。ベルナーオーバーラント三山が山裾あたりまで隈なく眺められます。ベンチに腰かけて、三山を仰ぎ見ている老夫婦の姿が印象的です。

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ズームアップすると、ユングフラウヨッホJungfraujoch(標高3,454m)やアレッチ氷河Aletschgletscherも見えています。

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ユングフラウの切り立った稜線もくっきりと見えています。

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アイガーとメンヒの間の氷河、アイガーグレッチャー Eigergletscherも見えています。

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ここで絶景に見とれていない人は誰一人いません。このハイキング路の一番の絶景ポイントです。

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ここまでのハイキングコースを地図で確認しておきましょう。ハイキングコースのほぼ中間点に達したようです。

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我々も休息がてら、しばし、この絶景を眺めていましょう。



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アルプスをハイキング:絶景ポイントからのベルナーオーバーラント三山の眺めに絶句!!

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/19回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。

ハイキングコースの中間点の素晴らしい絶景ポイントにやってきたところです。ベルナーオーバーラント三山を望む絶景に言葉を失っているところです。

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これまで山影に隠れていたユングフラウが完璧に眺められます。

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アイガー、メンヒは山裾までくっきりと見えています。

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パノラマ風景を眺めるベンチは満席。これ以上の価値のあるベンチはどこにもないでしょう。それに無料です。うーん、座りたい!!

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再び、ユングフラウを眺めます。こんなに美しいユングフラウを見るのは初めてです。屹立した岩壁とギザギザした稜線がはっきり見えています。

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氷河、アイガーグレッチャー Eigergletscherも大迫力です。

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アイガー北壁の切り立った岩壁です。雪もほとんど積もらないように切り立っていることが分かります。幾多の登山家の挑戦を阻んだ魔の岩壁です。

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グリンデルワルトGrindelwaldのほうを眺めます。低地にはグリンデルワルトの村、その向こうには、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどの山々が見えています。

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絶景ポイントの広場の様子です。向こうに見える小高い山がチュッゲンTschuggen(標高2520m)でしょうか。

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広場の多くの人はベルナーオーバーラント三山のほうを眺めています。当然でしょう。

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そろそろ、ハイキングを再開しましょう。ベルナーオーバーラント三山の絶景に向かって歩き出します。

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山の稜線の先にユングフラウが見えています。めざすクライネシャイデックはその稜線の裏にあるようです。

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完璧に見えるアイガーとメンヒを眺めながら、若干、歩みはのろくなってしまいます。だって、こんな絶景を眺める贅沢は少しでも長引かせたくなりますものね。

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ユングフラウはまだ、その姿を見せています。ユングフラウの右手には雪に覆われたジルバーホルンSilberhorn(標高3695m)も見えています。

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次第にユングフラウは隠れそうになります。それにずい分、雲も多くなってきましたね。

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ユングフラウは山影に隠れ、アイガーとメンヒだけが見えています。しかし、ドーンと大きくなったその姿は凄い迫力です。

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ここまでのハイキングコースを地図で確認しておきましょう。

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メンリッヒェンを出発して40分以上過ぎました。ハイキングコースの半分ほど歩きました。このままの調子で歩ければ、40分ほどでクライネシャイデックに着けそうです。予定時間を大幅に短縮できそうです。



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アルプスをハイキング:ユングフラウは見え隠れ

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/20回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。

ハイキングコースも後半に入りました。目の前に聳えているのはアイガーとメンヒです。メンヒの山頂付近に雲がかかってきましたね。

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ユングフラウは時折、山影に隠れますが、ここぞというときには美しい姿を見せます。同時にユングフラウヨッホJungfraujochの姿もくっきりと見えています。

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ハイキング路の左手に広がる草原です。その向こうにはグリンデルワルトGrindelwaldが見えています。

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ユングフラウの山頂付近にも雲が出てきました。晴れ上がった空から強い陽光が降り注いでいるので、水蒸気が上がってきているようです。

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アイガー北壁の姿がグーンと大きくなってきます。

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ハイキング路の左手に広がる草原の先にはアイガーの山裾が続いています。そこには登山鉄道のWAB(ウェンゲンアルプ)鉄道の線路も見えています。

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ユングフラウに向かって歩いていきます。前方にはクライネシャイデックの建物も少し見えてきます。

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左手にアイガー北壁を眺めながらのハイキングです。

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傍らの草原にはちらほらと山野草の可愛い花も見えています。紫色の花はリンドウでしょうか。

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くねくねしながら続いているハイキング路の先にはユングフラウがしっかりと顔を覗かせています。

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いつの間にか、アイガーはハイキング路の後ろに見えるようになっています。

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ハイキング路は大きく周り込みながらクライネシャイデックに向かっています。

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この辺りは山野草の花が繁っています。和みます。

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ユングフラウは左手に見えています。

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ユングフラウヨッホJungfraujoch(標高3,454m)やアレッチ氷河Aletschgletscherもはっきりと見えています。

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山の斜面から、ちょろちょろと清水が流れ落ちています。

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再び、ユングフラウが山影に隠れ、アイガーとメンヒの山頂には雲が多くなってきます。

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陽光に照らされる山野草は輝きを増しています。

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小さな水の流れは美しい水場を作っています。清涼感がありますね。

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ここまでのハイキングコースを地図で確認しておきましょう。

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もう、ハイキング路を1時間近く歩いてきました。クライネシャイデックも近い筈です。



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ベートーヴェン・イヤーの最高の音楽、ミサ曲ハ長調:バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル 2020.11.28

後半に演奏されたベートーヴェンのミサ曲ハ長調は実は初聴きでしたが、その人間的な共感に満ちたミサ曲は隠れた傑作であることを実感しました。BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の演奏も最高に素晴らしく、大きな感銘を覚えました。ベートーヴェンはこの1曲しか残さなかったとしても、音楽史に残る大作曲家として名前を刻んだと確信しました。今後、この作品は演奏機会が増えて、再評価されることは間違いないでしょう。

冒頭のキリエの「キリエ・・・」という歌い出しの響きの見事さに魅了されて、あとはすっかりと感銘を覚え続けて、聴き惚れました。まずはBCJの合唱の素晴らしさに触れないといけないでしょう。コロナを意識した配置なのでしょうが、舞台の最後方にずらっと並んだ合唱団はBCJとしては大規模な合唱隊の人数です。部隊前方に配置したオーケストラを飛び越えて、合唱の圧倒的な響きがホールに満ちてきます。左右に大きく展開した合唱のステレオ効果も素晴らしいものです。特にバスパートとソプラノパートという低域と高域の響きの素晴らしさが群を抜いています。
4人の独唱者の歌唱も素晴らしく、ソロでの歌唱も4人の重唱も見事です。ソプラノの中江 早希とアルトの布施奈緒子の女声の素晴らしさにとりわけ、魅了されました。そして、独唱者たちと合唱の融合も素晴らしく、BCJの魅力は声楽にあると実感しました。
無論、名人たちの集団であるオーケストラも素晴らしかったことは言うまでもありませんが、今日に限っては声楽パートのサポートの役割を見事に担ったと感じました。時折、木管の鄙びた響きに心が震えることはありましたし、対向配置のヴァイオリンの響きにもたびたび耳を喜ばせてもらいました。
第1曲のキリエの清らかな音楽、それ以降の人間的な感情のストレートな発露は中期のベートーヴェンの素晴らしさを感じました。ユニゾンを中心とするシンプルな音楽構成はベートーヴェンの別な一面を聴いた思いです。苦渋に満ちたとも言える後期のベートーヴェンはもちろん最高ですが、直截的な中期のベートーヴェンの音楽も心に響きます。そういうベートーヴェンの素晴らしさを見事に表現した鈴木 雅明の指揮もそのシンプルさで光彩を放っていました。バッハ、ヘンデルなどのバロックでの彼の素晴らしさはもちろんですが、古典派以降の音楽でもその才能を発揮してくれそうです。次はシューベルトあたりを聴いてみたくなりました。

そうそう、前半の交響曲第5番はオリジナル派の鄙びた響きでしたが、テンポもスタンダードで好もしい演奏でした。同時期に作曲されたミサ曲ハ長調とは相性のよい選曲ですね。交響曲第5番のアン・デア・ウィーン劇場での公開初演でもミサ曲ハ長調の抜粋が演奏されたそうで、その歴史も踏まえた選曲だったのでしょう。ただ、今日の主役はもちろん、ミサ曲ハ長調でした。アン・デア・ウィーン劇場で同時に初演された合唱幻想曲を選曲してくれたら、もっとよかったのですけどね。

いずれにせよ、コロナで滅茶滅茶になったベートーヴェンの生誕250周年でしたが、このミサ曲ハ長調を聴けたのは最高の収穫でした。
なお、最後に鈴木 雅明氏がマイクをとり、簡単にミサ曲ハ長調とハイドンとの関係をレクチャーし、アンコールでハイドンのミサ曲の一部を演奏してくれました。


今日のプログラムは以下です。


  指揮:鈴木 雅明
  ソプラノ:中江 早希
  アルト:布施奈緒子
  テノール: 櫻田 亮
  バス:加耒 徹
  合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン (コンサートマスター:寺神戸 亮)


L. v. ベートーヴェン

 交響曲第5番 ハ短調 Op.67

 《休憩》

 ミサ曲 ハ長調 Op.86

 《アンコール》

 ハイドン:神の聖ヨハネのミサ・ブレヴィス(小オルガン・ミサ 変ロ長調) Hob.XXII:7 より 《アニュス・デイ》


最後に予習について、まとめておきます。

1曲目のベートーヴェンの交響曲第5番は以下のCDで予習をしました。

  ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 1994年3月 バルセロナ、カタルーニャ音楽堂 ライヴ録音

オリジナル演奏で聴いてみました。音の響きは豊かであまりオリジナル演奏を感じませんが、テンポがきびきびと早い演奏。やはり、saraiは古い人間ですから、違和感を覚えました。


2曲目のベートーヴェンのミサ曲 ハ長調は以下のCDで予習をしました。

  マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団、サンフランシスコ交響合唱団
   ジョエル・ハーヴェイ(ソプラノ)
   ケリー・オコナー(メゾ・ソプラノ)
   ウィリアム・バーデン(テノール)
   シェンヤン(バス・バリトン)
        2014年1月15日-18日 デイヴィス・シンフォニー・ホール、サンフランシスコ ライヴ録音

モダン演奏ですが、マイケル・ティルソン・トーマスの素晴らしい指揮で最高のベートーヴェンを堪能させてくれます。ソプラノのジョエル・ハーヴェイの美声に魅了されます。



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       バッハ・コレギウム・ジャパン,  

アルプスをハイキング:絶景ハイキングも終盤

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/21回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂にいったん登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。

ハイキングコースも終盤です。アイガー北壁が間近に聳え、メンヒの山頂は雲に巻かれています。

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ハイキング路は大きく左に曲がり、また、正面にアイガー北壁が見えるようになってきました。

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ハイキング路の右手は緑に覆われた急な山の斜面です。

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その斜面には山野草が可憐な花を咲かせています。

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大きな花も咲いています。

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アイガー北壁の姿がますます大きくなってきます。

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正面左にはグリンデルワルトGrindelwald近くの山、ヴェターホルンWetterhornが見えています。

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アイガーの右にメンヒが見えていますが、山頂は雲に隠れてしまいました。氷河、アイガーグレッチャー Eigergletscherがよく見えています。

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ハイキング路の角を右に曲がると、ユングフラウが見えてきますが、この山頂も雲に隠れてしまいました。あまりの天気の良さで温度が上昇し、雲が発生したようです。

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足元には白い花が咲いています。一匹の蜜蜂が花の蜜を一心に吸っています。

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ハイキング路を下っていくと、このように、少し花に出会えます。

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やはりお天気が良いとどんどん歩けますね。クライネシャイデックも近くなり、山小屋風のホテルも出てきます。正面にはどーんとアイガーが聳えています。

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ユングフラウも望めますが、残念ながら、雲が多くなってきました。

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アイガーの山頂にも雲がかかり始めました。北壁の岩壁ははっきりと見えています。

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ベルナーオーバーラント三山を望める展望ポイントのベンチは観光客に人気です。ちょうど歩き疲れての絶景ですからね。

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アイガーの間近に山荘レストランがあります。ここまで順調に歩きましたから多少の余裕はありますが、まだ先がありますから、休まずに歩きましょう。

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おおっ、行く手に遂にクライネシャイデックが見えてきます。

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ここまでのハイキングコースを地図で確認しておきましょう。

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歩き始めて1時間15分ほどです。残りは10分もかからないでしょう。



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アルプスをハイキング:クライネシャイデックに着き、ハイキング完了

2019年9月16日月曜日@ルツェルン~インターラーケン~ヴヴェイ/22回目

インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂にいったん登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。

遂にハイキングの目的地、クライネシャイデックが見えてきました。足取りも軽くなってきます。ユングフラウも雄大な姿を見せています。

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路傍の斜面には綺麗な花々が咲いています。

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メンヒとユングフラウの山頂にはすっかり雲が増えてきました。

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そこここにアルプスの美しい花が見られるようになってきました。その花の向こうにクライネシャイデックの姿が見えています。

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ベルナーオーバーラント三山の麓の交通の要所、クライネシャイデックが間近に迫ってきます。

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クライネシャイデックの左手にアイガー北壁がそそり立っています。山頂だけに雲がかかっています。

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メンヒに比べると、アイガーはそれほど雲がかからずによく見えています。

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メンヒとユングフラウの山頂にかかる雲は厚さを増しています。クライネシャイデックはすぐ目の前です。

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深い緑色の池の水面にはアイガー北壁が映り込んでいます。素晴らしいです!

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遂にクライネシャイデックに到着! 標準的な時間、1時間20分ほどで歩くことができました。一昨年の時の半分くらいの時間で歩けた感じです。

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ここまでのハイキングルートを地図で確認しておきましょう。

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素晴らしいハイキングを終えて、クライネシャイデックに着いた頃には、ベルナーオーバーラント3山の山頂はかなり雲に巻かれていますが、それまでに十分過ぎるほどにくっきりとした姿を見たので構いませんよ。
クライネシャイデックには予定の電車の出発時刻の30分前に着きました。まずは、登山鉄道のWAB(ウェンゲンアルプ)鉄道の駅舎に向かいます。

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駅舎の窓口でグリンデルワルトGrindelwaldまでのチケットを購入します(この区間はセーバーデイパスの有効区間に含まれていません)。これが購入したチケット。絵柄はユングフラウヨッホですね。

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わずかな時間を利用して、駅のレストランで特急でランチをいただきます。グーラッシュをお願いしますが、持ってきてくれた時に、先に清算をお願いします。

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この作戦で30分後の予定の電車に間に合いました。グーラッシュで満たしたお腹でWAB鉄道のグリンデルワルト行の登山電車に乗り込みます。車窓からは駅舎、そして、駅のレストランも見えています。

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クライネシャイデックは標高2061mですね。意外に低いんですね。

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登山電車のパノラマ窓からはアイガー北壁が見えています。これだから、スイスの登山電車はいいですね。

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すぐに発車の時間です。車内の表示板には停車駅が表示されています。最初の停車駅はアルピグレンAlpiglen。そこまで13分です。グリンデルワルトまでは30分ほどです。

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発車です。駅舎の建物越しにアイガー北壁が見えています。

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グリンデルワルトを経由し、インターラーケン・オストに向かいます。インターラーケンからはゴールデン・パスラインの鉄道旅を楽しみます。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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