インターラーケン・オストInterlaken OstからラウターブルンネンLauterbrunnen経由でちょっとミューレン村Mürrenに寄り、その後、ヴェンゲンWengenから、ロープウェイでメンリッヒェンMännlichenに登りました。メンリッヒェンの山頂に25分ほどかけて登った後、クライネシャイデックKleine Scheideggへのハイキングを始め、ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの三山、アイガーEiger、メンヒMönch、ユングフラウJungfrauに向かうパノラマヴェークPanoramawegというハイキング路を歩いているところです。
メンリッヒェンから歩き始めて、まだ間もないです。チュッゲンTschuggen(標高2520m)の山の裾の斜面に作られたハイキング路をアイガー北壁を眺めながら歩いていきます。

山の斜面には夏の名残の可憐な花が咲いています。

正面にアイガー北壁、そして、メッテンベルクMättenberg、シュレックホルンSchreckhorn、ヴェターホルンWetterhorn、ミッテルホルンMittelhornなどのグリンデルワルトGrindelwaldの先にある山々が見えています。

ハイキング路の左手に広がる山のなだらかな斜面の草原はアルプスの牛たちの放牧地になっています。牛たちは長閑に草を食べています。カウベルの音も間断なく聞こえてきます。

温度も上昇し、脱げるものはすべて脱ぎ、Tシャツ1枚でガンガン歩きます。

ハイキング路にはところどころ、動物止めのゲートがあります。自分で開けて、自分で閉めます。それがアルプスのルールです。

草原には、真夏ほど、花は咲いていませんね。高山植物は既に時期を過ぎ、葉っぱの紅葉が始まり始めています。それでも草原の美しさは最高です。

そのなだらかな草原の向こうには、アイガーなどのアルプスの峰々が聳えています。

今歩いているハイキング路、パノラマヴェークは急な山の斜面を削って作りだしたものです。お陰でほぼ平坦な道を歩くことができます。

ハイキング路からはアイガー北壁は常に見え、メンヒもほぼ見えています。

左手に広がる斜面の続く先、山々の底には、グリンデルワルトの家々も遠望できます。

斜面の手前の草原が牛の放牧地になっています。放牧されている牛のカウベルの音もずっと聞こえています。ルンルン気分で歩きます。

saraiの少し前を配偶者が足取り軽く歩いていきます。

近くの草原にまばらに小さな花々が咲いています。アルプスの夏はあっという間に過ぎ去るようです。

ハイキング路の右手の斜面にも草原が広がります。夏の盛りには花々が咲き誇っていましたが、今は残り少ないです。

ハイキングコースを地図で確認しておきましょう。

ここまでメンリッヒェンから20分以上歩いてきました。このまま順調に歩ければ、1時間ほどでクライネシャイデックに着けるかもしれません。
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