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リヨンの人気ブション、ダニエル・エ・デニーズ・・・美食を堪能

2019年9月17日火曜日@ヴヴェイ~ローザンヌ~リヨン/13回目

今日はヴヴェイVeveyを出て、途中、ローザンヌLausanneで散策し、スイスでの全日程を完了。今はフランス、リヨンLyonのホテルの部屋で一休みしているところです。時間となり、予約していたブション(リヨンの地方独特の郷土料理店Bouchon)のダニエル・エ・デニーズDaniel et Denise Saint-Jeanへディナーに出かけます。歩いてすぐなので、ぶらぶらと散策していきます。夕暮のソーヌ川の向こうの丘の上にはフラヴィエールのノートルダム大聖堂La Basilique Notre Dame de Fourvièreが見えています。この町のランドマークですね。前回訪れたので、今回は行きません。

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ソーヌ川の河畔には遊覧船が停泊中です。

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ソーヌ川の河畔に沿って歩いていきます。薄暮の暗い川面が夏の終わりを感じさせます。

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丘の向こうに沈んだ夕日の残照でノートルダム大聖堂が暖かい色に染まっています。

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ソーヌ川に架かるボナパルト橋Pont Bonaparteの上からの眺めです。彼方に見える丘はまだ夕日に輝いています。

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アドルフ・マクス通りAvenue Adolphe Max、ジャン・カリ通りRue Jean Carriesを進んでいくと、真正面に目的のブション、ダニエル・エ・デニーズが見えてきます。

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ダニエル・エ・デニーズの入り口に向かいます。

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入店すると、まだ、開店早々という感じです。

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まだ、テーブルはがらがら・・・何とsaraiたちが今夜の一番乗りのようです。

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予約確認の上、テーブルに案内されます。お店はブションらしく簡素な作りです。しかし、テーブルはきちんとセッティングされていて、さすが有名店だけのことはあります。
まずはブションのお作法通り、アペリティフをお願いしますが、なぜかオーダーは通ったのにアペリティフは出てきませんでした。まあ、いいか・・・。

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さて、料理のオーダーをしましょう。
オーダーはまず、ワイン。料理はメインだけ注文します。saraiは鴨が食べたかったので、訊いてみるとないとのこと。代わりに七面鳥をローストして、色んな食材のソースをかけたものを勧められます。それにしましょう。それに定番のカワカマスのクネルを注文。

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料理を待つ間、お通しをいただきます。そのお通しの美味しかったこと。カリカリに焼いたラスクのようなパンにクリームチーズを塗って食べますが、そのクリームチーズの美味しいこと、この上なし。

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次いで、パンを持ってきてくれます。

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フランスですから、ワインはブルゴーニュのシャブリをいただきます。もちろん、文句のない美味しさ。ミネラルウォーターはもちろん、エヴィアンです。

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料理がいよいよ運ばれてきます。皿の上に大きな丸いかたまりがあり、その上に濃いソースがかかっていて、見ただけでは何なのか、分かりません。お蔭でsaraiと配偶者の料理を最初は取り違えてしまいました。
これは七面鳥のロースト。

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これはカワカマスのクネル。魚をすりぶつして固めたもので、はんぺんみたいなものに凝ったソースがかけてあります。

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これはつきあわせのサイドメニューのポテトとペンネ。

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どちらの料理も濃厚で深い味のソースで今まで味わったことのないもの。リヨンのブションの料理はソースが決め手のようです。

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正直言って、美味しいとかなんとか、判断はつきかねますが、これがリヨン料理なのですね。二人とも完食しました。

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つきあわせのポテトとペンネももちろん、美味しかったのですが、量的に多く、少し残してしまいます。

料理を待っている間、次々と客が入店。予約のない客は断られています。最後は予約客で全席が埋まります。ほとんど、地元の常連さんたちのようです。リヨンのブションの人気店、恐るべし。

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1時間半ほどかけて、リヨンの美食を堪能しました。これで二人分の総額が80ユーロですから、とてもリーズナブルです。チップは10ユーロ。ようやく、前回、突然の高熱で食べ損ねたリヨンの美食を食べ、リベンジを果たせました。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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