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リヨン散策:街の中心、テロー広場、そして、思わず行ってしまったポール・ボキューズ市場

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/6回目

リヨンLyonの朝、街歩き中です。
サン・ジャン通りRue Saint-Jeanをサン・ポール教会Église Saint-Paulまで歩いて、リヨンの旧市街の散策を堪能したところです。
リヨンで予定していた路地散策はこれで完了ですが、ソーヌ川を渡って、リヨンの街の中心地も覗いておきましょう。
ソーヌ川に架かる歩行者専用の橋、パセレル・サン・ヴァンサンPasserelle Saint-Vincentを渡ると、大きくて重厚な建物が立ち並ぶ通りに出ます。

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ソーヌ川沿いのサン・ヴァンサン通りQuai Saint-Vincentをフイエ橋Pont de la Feuilléeまで歩き、橋の前で左に折れて、アルジェリ通りRue d'Algérieに入ります。

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アルジェリ通りをまっすぐに歩いて、リヨン美術館Musée des Beaux-Arts de Lyonのある一角に向かいます。だんだん、散策できる時間も残り少なくなってきます。というか、朝寝坊したために元々散策できる時間は1時間ほどしかなかったんです。やがて、リヨン美術館の前の大きな広場、テロー広場Place des Terreauxに出ます。広場は改修工事中です。広場の向かいにはリヨン美術館の壮麗な建物があります。

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時間があれば、リヨン美術館にも立ち寄りたいところですが、お昼にはTGVでカルカソンヌCarcassonneに向かう予定です。リヨン美術館を見ながら、テロー広場に面する市庁舎Hôtel de Ville de Lyonの大きく美しい建物に向かいます。

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テロー広場には素晴らしい噴水があります。バルトルディ噴水Fontaine Bartholdiです。

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市庁舎の正面に出ます。1646年にこの市庁舎の建設が始まりました。中央上部にある騎馬像が印象的です。これはリヨンの紋章をいただいたアンリ4世の騎馬像です。

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リヨン美術館の建物も近くから眺めます。この建物は元々はダム・ド・サン・ピエール王立大修道院として使われていたものです。1803年に美術館として公開されました。

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市庁舎の重厚な建物の横を抜けていきます。

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オペラ座Opéra National de Lyonの前に出ます。これも素晴らしい建物ですね。ここでオペラを見たいものです。

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ここで散策の持ち時間はなくなります。今日の散策は終了します。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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急いでホテルに戻りましょう。メトロのC線を1区間乗ろうとしたら、今日は運休中。ならば、バスに適当に乗りましょう。24Hチケットはあるので、バスは乗り放題です。少しは疲れないようにしないとね。ちょうど来たC13番のバスに飛び乗ると、次はメトロの駅。ここで降りればよかったのですが、もう一区間乗ろうと欲が出ます。なるべくホテルの近くで降りたかったんです。ところがこれが間違いの元。あれあれ、バスはなかなか停まらずにローヌ川を渡ってしまいます。まあ、次のバス停で降りて、もう一度、逆ルートのバスで戻ればいいでしょう。しかし、バスの行先を見ると、何とポール・ボキューズ市場Les Halles de Lyon Paul Bocuseの名前があります。リヨンに来て、これは見逃せませんね。リヨンに来た目的は美食ですから、神のような存在のポール・ボキューズの名前を冠した市場は行かないとね。えーい、行っちゃえ。最寄りのバス停でバスを降りると目の前がポール・ボキューズ市場のモダンな建物。

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朝からやっているのか心配ですが、扉を開けると、あらゆる食材のお店が整然と軒を並べています。

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まるで綺麗なデパ地下のような感じです。なんでもありで楽しそうですが、時間がありません。さっと見て回ります。これは生ハムのお店ですね。

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これはフォアグラかな?

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これはお菓子屋さん。パティスリーのセバスチャン・ブイエ(Sébastien Bouillet)です。

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これはチーズ専門店。

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これはイタリアンの食材店かな?

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このお店は色んなお惣菜が並んでいます。どれも美味しそうですね。

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おおっ、ここは生牡蠣がありますね。

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これは肉屋さんですが、何の肉? 子羊とかがあるようです。

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またまた、チーズ屋さん。「リシャールの母」と呼ばれるルネ・リシャール(Renée Richard)氏のチーズ屋さんです。

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よだれが流れそうですが、時間もないので、見るだけで目を楽しませ、見学終了です。ギリギリまで粘ってしまうのがsaraiの悪い所だと配偶者に責められます。無理して来なくてもよかったとも言われます。それはそうですが、リヨンでポール・ボキューズの名前を見ると、見ておきたくなりますよね。

さあ、今度こそ急いでホテルに戻りましょう。ところがこれがなかなか大変だったんです。予定したTGVに乗れるか、ぎりぎりの勝負になります。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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