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カルカソンヌに着くも、それからが試練の時

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/9回目

リヨンLyonの街歩きを終えて、リヨンから直通のTGVに乗ってカルカソンヌCarcassonneに向かっているところです。
3時間ほど走り、最後の停車駅、ナルボンヌNarbonneを過ぎ、次はカルカソンヌです。ナルボンヌ駅を出て、町の中を走っていきます。

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郊外に出ると、また、広大な畑地が続きます。その中に風力発電ユニットが立ち並びます。今や見慣れた風景です。

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3時間半の鉄道旅でTGVはカルカソンヌに到着。ホームに降り立ちます。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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多くの人がホームを歩きます。ともかく、ホームから駅舎に移動しましょう。

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隣のホームにカルカソンヌの名前の駅名が見えています。

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エ~、ホームにはエレベータもエスカレータも見当たりません。ここまでは楽ちんだったのにショックです。近くのおじさんもクレイジーと叫んでいます。ま、頑張るしかありませんね。階段を下って上って、ようやく駅舎を出ます。ホテルは駅から離れた城塞都市ラ・シテla Citeの中にあります。事前にホテルに問い合わせたところ、駅前にタクシーがいるから、それに乗ってきてくれとのこと。でも、ネットの情報ではタクシーがいなかったという話が多く、かなり心配です。心配しながら、駅舎を出ます。これがカルカソンヌの駅舎です。

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この心配は現実のものとなります。駅前には全然、タクシーの影さえありません。駅のスタッフに訊いて、あそこがタクシーというところに行くと確かにタクシー乗り場になっており、数人がタクシーを待っている気配。我々もその待ち人に加わります。

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皆、印刷物を手にホテルに電話したり、掲示板を見てタクシー会社に電話したりしています。全く来ないようです。そのうちに、あきらめて歩くことにしたのか、何人かが抜けていきます。saraiも仕方がないので携帯でホテルに連絡しようとしますが、一向に通じません。まあ、待つしか手がありません。タクシー乗り場のすぐ向こうにミディ運河canal du Midiが見えています。明日予定している運河クルーズが楽しみです。てな余裕はないんですけどね。

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ミディ運河に架かる橋の向こうにカルカソンヌの下町が見えています。その下町、バスティッド・サン・ルイBastide Saint Louisのずっと先に目的の城塞都市ラ・シテがあります。

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やがて、1台のタクシーがやってきて、客を乗せます。それに乗り込む人とうらやましそうに見送る人。そのドライバーにsaraiはこんなに客が待っているから、ほかのタクシーを呼んでくれと依頼します。どうやら通じたようで連絡しています。saraiはさらにタクシー会社にも電話して、駅前で待っていると依頼。さらにホテルにもようやく携帯が通じ、駅前はノータクシーだよって叫ぶと先方は絶句しただけ。またしばらくしてタクシーがやってきます。と、それは先程の運転手。この町にはたった1台のタクシーしかいないのか・・・。

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さらに待つことしばし。ようやくやってきたタクシーは先ほどのタクシーとは違う車です。

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このタクシーにsaraiたちが乗ることをタクシー待ちの皆が認めます。暗黙の順番が出来ていて、誰が呼んだタクシーかなんて誰も分かりません。結局、3台目のタクシーに乗車できましたが、これが依頼したものかどうかは不明。しかし、あとで気が付くと、ホテルからショートメイルでタクシーを手配したとのことでした。多分、saraiが乗ったタクシーはホテルが手配したものよりも先に来たタクシーのようです。まだ、タクシー乗り場にはタクシー待ちの長い行列ができています。その後はタクシー待ちの人たちはどうなったのでしょうか。
タクシーはカルカソンヌの街中を走り始めます。

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街中は意外に空いていて、タクシーは順調に走ります。

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タクシーの中から再度、ホテルに電話して、タクシーでラ・シテに向かっているので、ピックアップしに来てほしいと連絡。OKとのこと。城塞都市ラ・シテの中には車が乗り入れられないので、城門の前で降りて、ホテルに向かうしかありませんが、荷物が重いので城塞都市の中の石畳みの道を歩くのは大変です。で、ホテルにピックアップをお願いしました。
やがて、タクシーはオード川を渡って、ラ・シテのある地区に入っていきます。

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前方に城塞の姿が見えてきます。もう少しでラ・シテの城門前に着きそうです。

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まだ、夕方の4時過ぎです。ホテルに着いたら早速、城塞都市ラ・シテの中を散策しましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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