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いざ、ミディ運河クルーズへ

2019年9月19日木曜日@カルカソンヌ~ルルド

旅の16日目、カルカソンヌCarcassonneの城塞都市ラ・シテcitéの2日目です。昨日、この城塞都市の周囲に聳える、ヨーロッパ最大の規模を誇る3㎞に及ぶ城壁の上を半周しました。訪問の目的の半分は果たしました。今朝は、ミディ運河クルーズで残りの目的を果たすつもりです。その後、カルカソンヌを発って、聖地ルルドLourdesに向かいます。

昨夜は、激しい雨音をたてて雨が降っていました。雷光も光っていました。さて、今日はどんな天気かしらとカーテンを開けてみると、すっかり雨は上がり、まだまだ雲が広がってはいますが、だんだん晴れてきそうな感じです。予定通り、ミディ運河クルーズに行けそうです。
このホテルには朝食が付いています。いただいてきましょう。8時に朝食をお願いしてあります。ちょっと遅れていくと、既に8人の方が、1つの大きな長いテーブルを囲んで、食事の真っ最中。バルセロナからのご夫妻、韓国からのツアーご一行の6人。この中に、我々も入れていただきます。韓国の方たちは、45日間の巡礼の旅だそうです。最後はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を歩くそうです。ところで、朝食の給仕をしてくれる人を見てビックリ。実は昨晩、レセプション前のロビーでしかネットがつながらないので、真夜中に二人でネットをつなぎに行ったのですが、うす暗いロビーのソファーに寝ている人がいたのです。私たちの出現に飛び起きたのが、彼だったのです。早朝勤務に備えて、泊まり込んでいたのですね。

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久しぶりに、充実した美味しい朝食をいただきました。もう既にほかの方たちは朝食を終えて、大きな朝食テーブルに残っているのはsaraiたちだけです。

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まずは昨日の逆ルートでカルカソンヌの駅前まで戻らなければいけません。荷物を片付け、ロビーで女主人の登場を待ちます。チェックインの時に、9時出発でお願いしてあります。
ロビーの豪華な本棚が開いています。隠し扉だったようです。中にはちゃんとしたベッドが見えます。どうやら、ホテルの女主人の寝室だったようです。ここで寝ていたんですね。

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ホテルの女主人の姿は見えません。待つ間に、ホテルの外に出て、ご近所をぶらり。

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と、昨日、ホテルの女主人と談笑していた女友達が、とある家に入っていきます。ここがあなたのお家なのって訊くと、お友達の家よとのこと。お友達がいっぱいなのねというと、この村には40人しか住んでいないから、みんな友達よとの返事。
ホテルの前の路地、サン・ジャン通りRue Saint-Jeanには、まったく、人気がありません。

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城壁近くに行ってみます。

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城壁も朝の静けさに包まれています。

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ホテルに戻るとちょっと遅れて、ホテルの女主人が登場。忙しそうです。ナルボンヌ門Porte Narbonnaise前のタクシー乗り場まで送ってもらった後のタクシーの手配をしてもらいます。そして、またカートに荷物を縛り付け、saraiが押さえて出発です。

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ナルボンヌ門の外のタクシー乗り場に到着。メリーゴーラウンドがありますが、もちろん、動いていません。

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周りの景色です。ちょっとした町並みの向こうには大平原が広がっています。

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メリーゴーラウンドの横には墓地があります。シテ墓地Cimetière de la Citéです。その先に城壁が見えます。

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無事にタクシーに乗り継ぎ、出発です。城壁から遠ざかっていきます。

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タクシーでカルカソンヌの駅近くのホテル前まで送ってもらいます。大きな荷物があるので、駅前のクルーズ船乗り場に直接行かずに駅近くのホテル、ホテル アストリアHôtel Astoriaに行ってもらったんです。

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そこのホテルで有料で荷物を預かってもらいます。カルカソンヌ駅にはコインロッカーがないので、ツーリストインフォメーションのHP(何と日本語表示あり)で駅近辺のホテルで荷物預かりサービスをやっているのを紹介していたのを見付けたんです。荷物を預け(2個で10ユーロ)、身軽になります。

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駅前のクルーズ船乗り場へ。今から、ミディ運河Canal du Midiめぐりをするのです。駅前を見ると、タクシーが3台も暇そうに停まっています。いるときにはいるんですね。
ミディ運河クルーズは2社が運航しており、運河を挟んだ両岸にチケット売り場があります。午前中は10時と10時半に出航するクルーズがあります。もちろん、10時からのクルーズを選びます。まずはチケットを購入します。

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これがチケット。

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さあ、ミディ運河に停泊しているクルーズ船に向かいましょう。

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これから2時間半のミディ運河クルーズを楽しみます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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