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カルカソンヌから聖地ルルドへの道は修行の道

2019年9月19日木曜日@カルカソンヌ~ルルド/13回目

カルカソンヌCarcassonneでミディ運河Canal du Midiのクルーズ、オード川Audeに架かる旧橋ポン・ビューPont Vieux of Carcassonneからの城塞都市ラ・シテcitéの眺め、美味しい郷土料理のランチを楽しみました。
今、カルカソンヌの駅でトゥールーズToulouse行のTGVを待っています。30分後の発車です。その筈でした・・・。

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昨日リヨンから乗ってきたTGVと同じ時刻のTGVに再び乗って、トゥールーズToulouseまで行き、そこから、アンタルシテIntercités(英語のインターシティIntercityに相当)でルルドLourdesに向かうんです。これが予約購入したチケットです。

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ところが、大変なことが・・・。発車時刻表示板にはTGVが20分遅れとの表示。

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トゥールーズ駅での次の電車、アンタルシテの乗り換え時間が16分ですから、この遅れでは間に合いません。じたばたしても仕方がないので、じっと待ちます。そして、重い荷物を持って、階段を下りて上がってホームへ。ますます遅れてやってきた電車に乗り込みます。ようやく、TGVはほぼ25分遅れくらいでカルカソンヌ駅を出て、走り出します。

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saraiは周りの風景も目に入らず、トゥールーズでの乗り換えのことばかりが気になります。
配偶者は泰然自若の態で車窓の景色を眺めています。

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車窓にはどこまでも実りの時を迎えた広大な畑が続きます。

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TGVは速度を上げて、疾走します。

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走っても走っても変わらぬ風景が続きます。

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何とか遅れを取り戻してほしいと願いながら、車窓の風景を眺めます。

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結局、遅れはそのままでTGVはようやくトゥールーズに近づきます。TGVのファーストクラスの様子です。豪華な内装です。

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トゥールーズに到着。ちょっとは大きな駅なので期待はしたのですが、この駅もエレベータはなし。またまた、階段を降りて上って、ホームに出ます。

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TGVが30分以上遅れて、トゥールーズでのアンタルシテへの接続失敗。このアンタルシテはルルドに行く今日最後のアンタルシテでした。結局、その1時間後に出発するテーウーエルTERを待ちます。

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結局、ルルドまで全体で1時間半の遅れになりそうです。仕方ありませんね。次の電車テーウーエルTERを待ちますが、その電車にはファーストクラスの車両は連結していません。当然混むに決まっています。緊張して、電車が到着するとすぐに乗り込みます。何んとか座席を確保。混雑するTERで座席を確保できたので、まあまあのリカバリでしょう。荷物は仕方がないので、その辺りの空間に置こうとしたら、向こうに荷物置き場があるよと親切な乗客に教えられ、遠くの置き場に運びます。ようやく席に落ち着きます。

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次から次へと乗客が乗り込んできて、立つ人が現れます。荷物は片付けておいてよかったかも。どうも、通勤時間と重なったようです。次の駅でも大勢乗り込んできて、満員御礼状態。

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これがサン-アニュSaint-Agneの駅のホームです。

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ホームは既にガランとしていますが、電車は満員のまま、サン-アニュSaint-Agneの駅を出ます。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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聖地ルルドへの道は修行のようになりました。まだ、ルルド到着まで2時間ほど、かかります。うーん、我慢だ・・・。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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