fc2ブログ
 
  

聖地ルルド:聖ピオ10世地下聖堂~少女ベルナデットの生家(水車小屋)

2019年9月20日金曜日@ルルド~サン・セバスティアン/5回目

聖地ルルドLourdesの聖域を訪れています。
ロザール大聖堂Basilique de Notre-Dame du Rosaireと無原罪のお宿り聖堂Basilique de l'Immaculée-Conception de Lourdes、さらにルルドの泉Sanctuaires Notre-Dame de Lourdesを巡りました。最後に聖堂前の芝生の地下にある聖ピオ10世地下聖堂Basilique souterraine St. Pie.Xに向かいます。
ポー川Gave de Pau沿いに岩山の上に聳える聖堂のほうに戻っていきます。

2021021601.jpg



聖域は物凄く賑わっています。という言い方はおかしいかな?

2021021602.jpg



聖堂前の広場に戻り、聖堂の3本の尖塔を眺めます。青空に白亜の建物が映えています。

2021021603.jpg



教会前の芝生の地下には2万人以上の信者を収容する聖ピオ10世地下聖堂があります。その規模の大きさには度肝を抜かれます。ミサを行うことができる聖堂としては世界で3番目に大きな聖堂だそうです。

2021021604.jpg



多くの人が信者席に座っていますが、規模が大きいので、人の姿はまばらに見えてしまいますね。

2021021605.jpg



これでルルドの聖域の見学は完了。

聖域を出て、最後に、奇跡を体験した少女ベルナデットの生家Maison natale de Bernadetteを見学します。聖域を出て、ほんの数分歩くと、狭い路地の先に水車小屋Moulin de Bolyだったという生家が見えてきます。

2021021606.jpg



水車小屋らしく、水路が家の中に続いています。ここが入口です。

2021021607.jpg



家の中には、いきなりベッドがあります。ベルナデットの家族、スビルー一家と母方のカステロー家が生活していたスペースです。

2021021608.jpg



幼子のためのゆりかごも置いてあります。

2021021609.jpg



ベルナデットはこの部屋で1844年1月7日に誕生しました。

2021021610.jpg



家の外側には水車のための水路が見えます。

2021021611.jpg



水車の動力軸が見えます。

2021021612.jpg



ベルナデットの父親、フランソワ・スビルーは水車で小麦の粉を挽いて、一家の生計を立てていました。

2021021613.jpg



ここにも一家の生活スペースがあります。

2021021614.jpg



台所、居間など、すべてはこの部屋で兼ねていました。夕べの祈りももちろん、この部屋で行われました。

2021021615.jpg



生家の水車小屋は想像以上に大きな家です。しかし、少女ベルナデットがここで暮らしたのは10歳まででその後は極端な貧困から元牢獄だった極小の家に移ったそうです。奇跡を体験するためには試練が必要だったのでしょう。清貧の少女の前にだけ、聖母が出現したんです。

これでルルドの見学は終了。

落ち着いて、朝食をいただきましょう。参道沿いのレストランは、なんとなく落ち着かないので、駅前のホテルに戻り、ホテルのカフェで朝食にしましょう。が、戻ってみると、ブレックファーストは終了、そして、ランチはまだということで、大外れ。確かに中途半端な時間ですよね。ルルドの駅前には、開いているお店はありません。駅舎の横を見ると、簡素なカフェがあり、座って食事している人がいます。そこにしましょう。普通にパン、サラダ、飲み物はあります。クロワッサンもあります。やはりフランスのクロワッサンは絶品ですね。美味しい朝食を頂きます。

2021021616.jpg



サン・セバスティアンSan Sebastiánに向かう電車(2回の乗り換えはあります)の時間まで、あと1時間。ホテルで荷物を受け取り、ロビーでゆっくりさせてもらいましょう。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!




テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR