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サン・セバスティアンへ、まずはフランス・バスクのバイヨンヌ

2019年9月20日金曜日@ルルド~サン・セバスティアン/7回目

聖地ルルドLourdesの訪問を終えて、スペイン・バスク地方のサン・セバスティアンSan Sebastián(バスク語: Donostia〔ドノスティア〕)に向けて、鉄道で移動中です。まず、ルルドからアンタルシテIntercitésに乗って、フランス・バスク地方の町バイヨンヌBayonneまで移動しています。
現在、最初の停車駅、ポーPauを出て、ポー川Gave de Pauに沿って走っています。

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やがて、広大な畑地の中を走ります。遠くにうっすらと見える山はピレネー山脈Les Pyrénéesでしょうか。スペインとの国境は近いです。


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次の停車駅、オルテスOrthezに到着。もう次はバイヨンヌBayonneです。ルルドからバイヨンヌまで2時間も走るのに途中の停車駅はたったの2つです。まあ、それほど何もないフランスの片田舎です。

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さすがにこの駅では結構、多くの乗客が降りていきます。

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オルテスの駅を出るとすぐに歴史的な橋の前を過ぎます。「古い橋」Le Pont Vieuxです。中世に造られた趣きのある橋です。オルテスのシンボルだそうです。ポー川に架かっています。

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「古い橋」の先にはポー川の美しい流れが見えます。途中下車したい気分です。

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ポー川の周りに広がる畑地の中を走っていきます。

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オルテスからバイヨンヌまで1時間ほどはノンストップで走ります。その頃合いをはかったように車掌さんが検札に周ってきます。

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アンタルシテのファーストクラスの車内の様子です。フランスらしくカラフルなシートが並んでいます。

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バイヨンヌまで2時間も走るのに、途中の停車駅は2つだけと思っていました。ですから、次はバイヨンヌだと思っていると、車内アナウンスが入り、大きな町の中で減速していきます。あれっ・・・。

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やがて、アンタルシテはどこかの駅に停まります。

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エッ、もうバイヨンヌに着いたのかと慌てますが、誰も動きません。ドアも開きません。ホームを眺めると、駅名はダクスDaxと表示されています。

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臨時停車かなと思っていると、いきなり反対方向に走り出しビックリ。何かのトラブルで逆方向に戻るのかと焦り、外の景色を見ていると、これまでとは全く違う景色です。その後、40分ほど走り、ほぼ定刻にバイヨンヌに到着。

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これでよかったのか謎でした。後で調べると、予定通りの運行だったようで、停車して逆行したのは、ダクス駅Gare de Daxでした。何らかの理由で迂回ルートを走ったようです。
これがここまで乗ってきたアンタルシテです。

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バイヨンヌ駅は時計台のある古い駅です。

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このバイヨンヌで1回目の乗り換えです。ここでスペインとの国境の町アンダイエHendaye(バスク語: Hendaia〔ヘンダヤ〕)へ向かうテー・ウー・エルTERに乗り換えます。

鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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最終目的地のサン・セバスティアンまで残り1時間半ほどです。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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