聖地ルルドLourdesの訪問を終えて、スペイン・バスク地方のサン・セバスティアンSan Sebastián(バスク語: Donostia〔ドノスティア〕)に鉄道で移動しました。
到着後、ホテルに投宿後、早速、念願のバル巡りに出かけました。
狙いは人気のバルです。狙いをつけた人気バルは次の4つ。
ボルダ ベッリBorda Berri
バル スポーツBar Sport
ゴイスアルギGoiz Argi
チェペチャTxepetxa
まだ、早い時間なので、ほとんどのバルは閉まっています。幸い、バル スポーツBar Sportは開店しています。このバルに入店しましょう。
スペインのバルは初めてではありませんが、カウンター前に立って食べるのは初体験。緊張します。まずは店のスタッフにチャコリを注文。白ワインを高いところからグラスに注ぎ入れてくれます。泡立つワインが美味しいです。

次いでピンチョスを注文しましょう。カウンターには美味しそうなピンチョスが並んでいます。

うーん、選ぶのが難しい。事前にチェックしたこのバルの名物料理は、
フォアグラ、いかのバルサミコ酢ソース、いかのから揚げ
なので、それらしいものを探します。すると、何とさきほどのお店のスタッフがほらとメニューを渡してくれます。そのメニューにはスペイン語のほかに日本語も併記してあります。で、スタッフが日本語で挨拶してくれます。こちらの名前も訊かれ、saraiだと言うと、あとはすぐsaraiさん、ティッシュはカウンターの下にあるよとか、いろいろと世話を焼いてくれます。バルの実質初体験はこうして順調にスタート。
メニューをじっくりと検討します。

メニューの先頭にあるフォアグラ焼きはもちろん、選びます。それにエビの串焼きとバカラウ(タラ)のフリット(メニューではたら焼き)を注文し、しばし、待ちます。

このバルの名物のフォアグラ焼きの何と美味しいことか。こんなに美味しいフォアグラは初めて食べました。それでいて、たった3.7ユーロ。

エビの串焼きも絶品。

バカラウ(タラ)のフリットも身がふわふわで美味しいです。

このお店で食べ続けたい欲望にかられますが、今日のミッションは4店食べ歩きです。このあたりで清算します。よく覚えているもんだと感心するくらい、すぐに料金を言ってくれます。13ユーロほどでした。安っ!! このお店には次々と日本人観光客がやってきます。saraiも先輩面して、この日本語メニューをどうぞとか、フォアグラが絶品だったとか吹聴。ほとんどが男女のカップルか、女性の二人連れ。楽しい会話も弾みました。皆に別れを告げて、次のお店へ向かいます。と言っても、当初の候補のうちの3店はまだ閉店中か、開店準備中。リストアップしていた別のお店の中から次の2店にしぼり、お店を探します。
ガンバラGanbara ポルチーニのソテーと卵の黄身、チャングロ蟹のタルト
ガンダリアスGandarias ソロミージョ(ヒレのステーキ)、羊のチーズ(イディアサバル)、イベリコの生ハム、サーロインステーキ
ガンバラGanbaraは閉店中ですが、ガンダリアスGandariasは開店しています。即、入店。今度はアルコール抜きのモストを注文。ウィーンのモストと同じでただのブドウジュースではあります。

ピンチョスはソロミージョとウニのはいったすり身のようなものをいただきます。ソロミージョは本格的なヒレのステーキでこぶりですが、最高に美味しい。

これがウニです。

このバルはここで清算。綺麗なお姉さんが対応してくれます。

これで2店目制覇。
サン・セバスティアンのバルを地図で確認しておきましょう。実に狭いエリアに密集しています。

次はまた、先ほどの界隈、フェルミン・カルベトン・カレアFermin Calbeton Kaleaに戻ります。
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