旅の18日目、美食の町、スペイン・バスク地方のサン・セバスティアンSan Sebastián(バスク語: Donostia〔ドノスティア〕)の2日目です。昨夜はバル巡りで絶品のピンチョスを堪能しました。
朝、配偶者が目覚めたとき、saraiはもちろん、まだ寝ています。八時半です。
配偶者がバルコニーに出てみると、夜に雨が降ったのか広場が濡れています。まだ、コンスティトゥシオン広場Plaza de la Constitucionはし~んとしています。夜遅くまでの喧騒が嘘のようです。

広場は夜賑わいをみせていたテーブルもすべて片付けられて、静寂に満ちています。街中が寝静まっている感じです。

今日が土曜日だからでしょうか。サン・セバスティアンは夜の街で、みんな朝が遅いのでしょうか。朝の早い観光客の姿もありません。空には真っ白な雲が漂っていますが、雨の心配はないようです。ありがたいことです。
saraiはだんだんと旅の疲れが溜まってきて、朝もそう早くには起きられません。でもいい加減に起きないと、今日は12時半の電車でサン・セバスティアンを発つので、サン・セバスティアンの街歩きする時間がなくなり、サン・セバスティアンはバル巡りでのピンチョスだけのイメージしか残りそうにありません。saraiは何とか9時には起き出して、10時前にはホテルをチェックアウトします。
ホテルの建物を出ると、コンスティトゥシオン広場の美しいアーチの連なりに魅了されます。

10時になっても広場には人っ子一人いませんね。

いや、正確には車で何かを運搬している人がいます。ようやく、1日の生活の営みが始まろうとしています。

ブラブラと街歩きをしましょう。広場から路地、イニゴ・カレアIñigo Kaleaに入ります。

おや、もう、ミニスーパーが店を開けていますね。

ブレチャ広場La Brechaを抜けていきます。

ブレバル通りBoulevardに出ます。この通りは城壁を取り壊してできた通りで、旧市街と新市街の境目になっています。

ブレバル通りはとても広くて緑豊かな通りです。

さて、初めての町で道に不案内なsaraiはベンチに腰掛けて、これからの戦略を練ります。

まず、ビーチに行ってみましょう。配偶者はサン・セバスティアンが海辺の町であることを知らなかったそうです。昨夜はサン・セバスティアンの旧市街の狭いエリアのバル巡りをしていたので、海辺の町であることは想像できなかったんでしょう。ブレバル通りを西に進んでいきます。

やがて、市庁舎Donostiako Udalaが見えてきます。スペインで最も美しい建造物の一つと言われているそうです。かってはカジノだったそうです。

市庁舎を過ぎると、海が見えてきます。通りには何か変なオブジェが置いてありますね。

周り込んでみると、こんなオブジェでした。何でしょうね。

さて、海の前に出ます。コンチャ湾Bahia de La Conchaです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

これから、念願のサン・セバスティアンの美しいビーチを眺めてみましょう。
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