軽井沢の2日目は軽井沢野鳥の森での野鳥の森の観察ツアー(ネイチャーウォッチング)に参加します。ピッキオセンターで午後1時半からの観察ツアーを予約した後、星野エリアを散策し、時間になり、また、ピッキオセンターに戻ってきました。ピッキオセンターの建物の前に広がるケラ池を巡っているところです。ケラ池の端からピッキオセンターの建物を眺めています。早春の柔らかな日差しが池の水面に降り注いでいます。

ケラ池の横には野鳥の森が広がっています。浅間の鳥獣保護区の案内板が立っています。様々な動物や鳥が生息しているんですね。日本カモシカもいるようですが、そう簡単には見られるわけないですね。

おっ、先ほど村民食堂で食べた山菜てんぷらにはいっていたフキノトウが自生していますね。

さて、時間になったので、ピッキオセンターに入って、野鳥の森の観察ツアーの手続きをします。一人2500円の料金はちと高いですが、滅多にできない体験なので、いいでしょう。ピッキオセンターの窓からはケラ池が眺められます。

折角ですから、双眼鏡もレンタルします。

saraiは気持ちのよい屋外で出発まで待機します。なんと爽やかな早春の午後でしょう。

ケラ池とその周りの葉を落とした木々は美しい風景を作っています。

春の陽光できらめく池の水面はとても綺麗です。緑色の池の水も透き通っています。

さて、ガイドの若い女性が声をかけてくれて、観察ツアーの出発です。参加者は、我々夫婦の他には、幼稚園の子とパパの二人組のみ。ママはお仕事、パパは在宅勤務、来週から幼稚園が始まるということで、今日のお出かけになったそうです。今どきですね。配偶者はその幼児のお相手で大変・・・隊長出発です!了解でちゅ!のノリでずっと通します。もちろん、その子は配偶者にすっかり、なついています。

野鳥を見ることができるかなと思っていると、まず、ガイドの女性がリュックから取り出したのはシジュウカラのぬいぐるみ。ピッキオセンターのスタッフが作成したもので、実物大で重さもほぼ同じだそうです。体長15センチ、体重15グラム。とっても軽くてきゃしゃです。この軽さだから、小鳥は空を自由に飛べるのね。

耳をすますと鳥の鳴き声が聞こえてきます。いちいち、その鳥の名前を教えてくれます。訊けば、この森の鳥はすべて鳴き声で何の鳥か、分かるのだそうです。凄いね。しかし、鳴き声は聞こえど、その姿は見えません。ゆっくりと野鳥の森の散策路を進みます。やがて、せせらぎの向こう側にある木をガイドの女性が指さして、あの穴は何でしょうとクイズを出します。

答えはキツツキの開けた穴です。結構小さな穴ですが、あの穴の中にキツツキは入り込むそうです。巣を作って、穴の中で卵を産んで、ヒナを育てるそうです。ヒナが育った後の穴はほかの鳥が再利用するそうで、キツツキがいる森は鳥が育つ、よい環境になるそうです。ピッキオセンターのスタッフの方たちもキツツキの環境を守る活動に力を入れているそうです。ちなみにピッキオというのは、キツツキのイタリア語名なんだそうです。また、ピッキオセンターは星野リゾートグループの中の鳥の研究部門なんだそうです。星野グループも手広い活動をしていますね。
野鳥の森の観察ツアーはまだまだ続きます。
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