モン・サン=ミシェルMont Saint-Michelの島内散策中です。モン・サン=ミシェルの修道院Abbaye du Mont-Saint-Michelに入り、3層構造の上層階から中層階に下りて、迎賓の間Salle des Hôtes~地下礼拝堂 (太柱の礼拝堂)Crypte des Gros Piliers~サン・マルタン礼拝堂Chapelle Sant Martin~大車輪のある通路La Roueを巡ってきました。
大車輪のある通路はかつての修道僧の納骨堂でしたが、この先に進むと、聖エティエンヌ礼拝堂Chapelle St-Etienneがあります。この聖エティエンヌ礼拝堂は19世紀まで死者の安置所でした。その先には19世紀に崩壊した医務室がありました。聖エティエンヌ礼拝堂には、死せるキリストを抱く聖母マリアの像「ピエタ」が置かれています。
その先に進むと、南北をつなぐ階段があります。ここは西のテラスTerrasse de l'Ouestの下に位置します。ロマネスク様式の教会の中心となる通路です。
階段の途中には未公開の礼拝堂もあります。
暗闇の通路を進んでいきます。
やがて、中層階の北側に出ます。
ここには修道僧の遊歩道Promenoir des Moinesがあります。19世紀になって、遊歩道と名付けられた、2つの身廊を持つ長い部屋は何のための部屋だったのは実のところ、解明されているわけではありません。建築様式は12世紀初めのゴシック芸術の誕生を告げています。
下層階へ下りる階段がありますね。
中層階の奥に進むと、そこは再び、ラ・メルヴェイユの建物に入ります。この騎士の間Salle des Chevaliersは回廊Cloîtreを支えるために建てられ、修道士たちの仕事場であり、勉強の場でもありました。
回廊を支えるための太い円柱が立ち並びます。
騎士の間という名称は、聖ミカエル騎士団にちなんでいます。しかし、円柱の並ぶ部屋はいかにも騎士の間という雰囲気を醸し出していますね。
修道院の見学の最後はお決まりのお土産物売り場。ここは興味がないので、ささっと通り過ぎます。
モン・サン=ミシェルの修道院の建物の見取り図は以下です。
これで修道院の見学を終了。1時間ちょっとの見学でした。
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