旅の25日目、ウィーンの3日目。この旅の通算では8日目です。
まだ、今回のヨーロッパ遠征も1日を残していますが、早くも来年の計画を詰めています。
来年はsaraiのヨーロッパ遠征30周年にあたります。1990年のゴールデンウィークに最初のヨーロッパ遠征をしました。ただし、これは旅の初心者だったので、オペラツアーに参加して、ウィーン国立歌劇場を訪問。死ぬまでに一度はウィーンでオペラを見たいと配偶者を説得してのヨーロッパ遠征でした。一度の筈が病みつきになり、ウィーン訪問だけでも今年で17回目の訪問になります。ヨーロッパ遠征は25回ほどでしょうか。
ともあれ、来年はヨーロッパ遠征も30周年になるのを機にヨーロッパ遠征は一応の打ち止めとしたいと考えています。体力も資金力も余裕がなくなりましたからね。
で、最後はヨーロッパ遠征の起点となったウィーンでぱーっと祝宴を開こうと思っています。家族や親しい友人たちと一緒にお祝いの会です。saraiと配偶者のお誕生会も兼ねます。
今日はその会場の下見です。音楽を聴くためにヨーロッパ遠征を続けてきたsaraiですから、音楽なしのパーティーはありえません。ウィーンで音楽と言えば、やはり、ウィーン・フィル。まさか、ウィーン・フィルをまるまる借り上げることは無理ですが、無理無理、ウィーン・フィルのメンバー4人に来てもらって、弦楽四重奏曲を弾いてもらうことで計画を進めています。
したがって、今日はミニコンサートの会場を兼ねたパーティー会場を来年の5月にレンタルするための下見の予定です。
その手筈を整えるためにウィーンの友人の力を借ります。ホテルまで車で迎えに来てもらうことになっています。もうすぐ約束の時間です。路地の上にあるホテルの渡り廊下の上から、お洒落な路地、ズーンホフSünnhofの様子を眺めます。

しばらく、この路地の眺めを楽しんでいます。

やがて、友人の車が到着。会場の下見の時間は夕方になったそうです。それまで、ウィーン郊外のレストランでランチを楽しむことにします。車がずい分走って、山の中腹に登ったところに隠れ宿のようなレストランがあります。建物はウィーンらしくないモダンな建築です。

ここからは見渡す限り、山が広がっており、ほかの建物は全然、見当たりません。ここはトゥルビンガー・コーゲルTulbinger Kogelという山里です。ウィーン市内から北西に30㎞ほど離れたところですからね。

ここにあるホテルレストラン、ベルグホテル・トゥルビンガー・コーゲルBerghotel Tulbinger Kogelの中に入ります。友人がドイツ語のメニューを解説してくれて、オーダーをちゃちゃっと済ませます。
まずは飲み物が並びます。軽く白ワインをいただきます。無論、愛好するリースリンクです。

次にたくさんのパン。

前菜はサーモン。

珍しくメニューに生牡蠣があったので、いただくことにします。なかなかの美味です。

これはキノコ(ポルチーニ茸)の炒め物。

これは帆立貝のポワレ。

久しぶりに会った友人と美味しいランチをいただきながら、あれこれ、話に花が咲きます。ゆったりした時間が流れていきます。
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