京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)を経て、金屋の石仏に向かっているところです。
山の辺の道は金屋の集落の中を抜けていきます。古い民家が建ち並んでいます。

古民家のなかには、ギャラリーになっているものもありますが、開館している気配はありません。

新しい民家が古民家と混在していますね。いずれにせよ、山の辺の道の雰囲気はありません。

先ほど拾った山の辺の道の案内パンフレットが役に立つことを確認。うーん、拾い物です。

分岐路に差し掛かると、路面に何かが書かれています。

道案内の表示です。ここで曲がって、大神神社のほうに向かいます。

もちろん、地上にも道案内があります。海石榴市から歩いて来て、ここで曲がって、金屋の石仏に向かいます。山の辺の道は実に親切な案内が充実しています。

この先も金屋の民家の間の狭い路地が続きます。

新しい立派なお宅もありますね。

民家の間の狭い路地ですが、それでもこの道は山の辺の道ではあります(笑い)。

やがて、道の傍らにせせらぎ(溝?)が流れます。山に近づいたのかな。

ようやく、山際に至ります。おりしも満開の桜です。山の辺の道の雰囲気がそろそろという感じです。

見事な桜です。金屋の石仏はすぐそこです。

金屋の石仏の手前に喜多美術館があります。こういうところにありますが、西洋美術が展示してあるようです。

金屋の石仏の収蔵庫です。

中を覗き込むと、実に素晴らしい2体の石仏があります。

案内板によると、右の石仏が釈迦、左が彌勒(みろく)と推定されるそうです。貞観時代から鎌倉時代の作です。古いものですね。

ここまでの山の辺の道の歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

だんだん、山の辺の道らしくなってきます。この先は大神神社をめざします。
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テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行