京都・奈良の旅の5日目、最終日です。
昨日は『ひと目千本』の桜の名所、吉野で思う存分、桜の絶景を楽しみました。
昨日までのフル活動で今日はかなりお疲れ気味です。今日はもう特に行きたいところもないので、京都市内の桜満開の地を探します。そろそろ満開を過ぎているところが多いのですが(京都に到着した4日前は満開だった岡崎疎水べりの桜も今は葉桜になっています)、常照皇寺(じょうしょうこうじ)が満開とのこと。このお寺はまだ行ったことがありません。北の方で満開の時期は遅い筈で、この満開情報は確かな感じがします。北の最果てと思っていた高雄のまだずっと先らしいです。JRバスで1時間半以上かかるようです。JRバスで周山のバス停で下車後、さらにコミュニティーバス、京北ふるさとバスに乗換えて行くらしいです。なんだか秘境の感もありますが、歩かなくてもよいのがグッドです。のんびりバスに揺られてきましょう。まずは旅の荷物を片付け、自宅への宅配便での発送をお願いし、ホテルをチェックアウトします。10時には最寄りのバス停へ行きます。とりあえず、JRバスの始発の京都駅に向かいます。発車30分前に京都駅に到着です。

まず、時刻表を確認します。11時発の周山行のバスに乗ります。

ずい分早く着いたつもりですが、既にもう一組、バスを待っています。長時間の乗車なので、立つのは嫌です。バス停で並ぶ前にICカードにチャージしておきましょう。高額なので、足りなくなると困ります。

さあ、急いで並びます。が、既に、もう一組増えています。しばらくすると、発車10分前にもならないのに、こんな行列ができます。早く並んで正解でした。

やがて、発車時刻直前にバスが来て、我々はさっと席を確保。始発なのに既に立っている人がいます。あぶない、あぶない。

バスはまたまた、今回の旅の3日目に原谷苑を訪れた辺りを走っていきます。仁和寺の前では、いつもの駐車場渋滞が発生しています。帰りが心配ですね。

その後、高雄を通過。懐かしいです。どんどん山に入っていきます。美しい杉。北山杉のようです。昨日は吉野杉、今日は北山杉です。

清滝川に沿って、北上していきます。

ますます、北山杉の美しさに魅了されます。

こんなにちゃんと北山杉を見たことはありません。さすがに素晴らしいですね。

このあたりはどこまでも北山杉の森が続いています。

このあたりは、昔は、栄えて大いに賑わっていた感じです。沿線の桜が美しいです。大堰川の堤にも桜が満開です。

と、立派な総合庁舎や学校、道の駅が見えてきます。周山の町に着いたようです。

周山のバスターミナルに着く頃には、あんなに混んでいたバスの車内も乗客がまばらになっています。

ここが、終点。既に出発時間が過ぎていますが、コミュニティーバス(京北ふるさとバス)は待っていてくれます。

急いでバスに乗り込むと、常照皇寺に行く人はいますか?と尋ねられ、我々の他には1人だけ手を挙げます。きっちり430円を用意するようにとのお達し。両替もできなく、お釣りも出ないとのことです。慌てて財布の中を探します。その間、運転手さんは優しく待っててくれます。ありました!との声で、バスは出発。すぐに先ほど通り過ぎた周山の道の駅の前をまた、通ります。ここで乗り換えてもよかったんです。

沿線には桜が満開です。

バスは大堰川沿いを走っていきます。

長閑な田舎道を走っていきます。

このバスは、通学バスになっているようで、子供たちが、次々と運転手さんに挨拶して降りていきます。10分ほどで最寄りのバス停、山国御陵前に到着。このコミュニティバスはまだ先まで行くようです。
ここから常照皇寺は歩いてすぐの筈です。
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テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行