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知床の旅:熊の湯はお休み中・・・深い霧の中を抜けた先が間歇泉

2022年7月8日(金)@知床/3回目

知床、3日目です。今日は羅臼に向かう予定ですが、途中、知床自然センターに寄りました。フレペの滝でヒグマに遭遇し、慎重に撤退し、知床自然センターに戻っているところです。
さえぎる日陰のない草原の道を歩いていきます。

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戻る途中で、次に目指す熊の湯は、何かの事情でお休み中との情報をゲット。旅仲間は、情報共有が大切、ありがたいです。鳥の声も聞こえ、それは楽しい散策でした。
知床自然センターに戻り、熊の湯の件を確認します。機械の故障とのこと。今日の最大の目的なので、困りました。センターの人といろいろ検討した結果、知床羅臼ビジターセンター近くの間歇泉を見に行くことにします。そのまま羅臼の街にいってもよいのですが、あまりお天気が良くないので、景色を楽しめないのではということです。ここはこんなに晴れ渡っているのにね。知床半島のオホーツク海側は晴天ですが、太平洋側の羅臼はずっとお天気が悪いようです。不思議ですね。
羅臼ビジターセンターに向かい出発します。知床峠を越えていくのです。素晴らしいドライブコースです。

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ところが、しばらく走っていくと、周りの山々、そして、行く手にもガスがかかり始めます。

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あんなに目の前に大きく聳えていた羅臼岳が霞んできます。だんだん道路にもガスが降りてきて、視界が悪くなります。

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スピードを落とし、前をしっかり見て、慎重に進みます。山の天気は怖いですね。真っ白なガスの中をそろそろと進みます。と、知床峠らしき所に差し掛かり、車を停めている人もいますが、こんな所で停まっても仕方ありません。引き返すことも考えますが、もう少し進んでみましょう。

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と、だんだんガスが薄くなっていき、ようやく視界が開けます。ガスがかかっていたのは山の上だけだったようです。でも、空は曇り空で、青空なんて見えません。山を挟んで、こんなにもお天気が違うのですね。
ようやく、羅臼ビジターセンターに到着です。真っ先に、間歇泉の吹き上がる時間を確認します。だいたい39分くらい後のようです。それまで、館内を見物しましょう。

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知床に住む色んな動物の剝製や骨が展示されています。なかなか見どころもあります。

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ここにも熊の湯の情報があります。運悪く、昨日から利用できなくなったようです。10日ほどは利用できません。

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間歇泉についても書かれています。ここから歩いて5分です。

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見逃してはいけないので、早めに間歇泉に向かいます。ちゃんと道案内もあります。

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草原の中を抜けて、森の方に向かいます。

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やがて、木立の中を抜けています。この道は羅臼岳への登山道に向かう道のようです。

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せせらぎに出ます。

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お花がいっぱい咲いています。特に観光地という感じでもないので、見逃さないようにしなければ。あ、看板があります。

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林の中に、ちょっと石が積んであります。小川が流れ、なかなか雰囲気がよい場所です。

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小川を越えることはできなので、小川越しに間歇泉が噴き出す石積みを観察します。

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間歇泉が噴き出すのはほんの数秒のことらしいので見逃してはなりません。カメラを構えて、待ちます。白い煙がフワフワ上がり始めます。と、ド~ン、といきなり高々とお湯が吹き上がります。しょぼいものを想像していたので、エ~!と焦ります。あまりに予想以上の高さなので、構えたカメラの画面からはずれてしまいます。

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慌てて、カメラを縦にしたり、ズームを解除したりして、カメラに納めます。

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これが全景、ようやく、画面にしっかり納まります。噴き出す高さは有に10mは超えています。

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すぐに噴出が終わり始めます。

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もうすぐ終わりますね。

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終わります。

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確かに、数秒の出来事です。が、とっても面白い体験でした。ちなみにこの光景を見物していたのは我々二人だけでした。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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