知床、3日目です。今日はフレペの滝でヒグマに遭遇し、間歇泉の噴出を見て、知床峠で奇跡的に羅臼岳を見ました。
結果的に羅臼に行かなかったので、まだ、時間があります。予定にはなかったワムイワッカの滝に行ってみましょう。知床五湖の先にある筈です。知床峠を出発します。すっかり、霧は晴れています。

カーブの多い道を下っていくと、突如、羅臼岳が姿を現します。もちろん、霧は晴れたままです。

青空をバックに羅臼岳がすっくと聳えています。間近に見る羅臼岳とはこれでお別れです。

国道334号(通称:知床横断道路)をまっしぐらに下っていきます。行く先、遠くにはオホーツク海もちらっと見えています。

知床自然センターで右に折れて、少し走り、やがて、知床五湖に差し掛かります。

すると、突然、ワムイワッカの滝の看板があります。道路案内ではないのですが、右手に分岐する道があるので曲がってみます。と、いきなり、砂利道です。

最近はほとんど未体験に近い砂利道です。やはり、この道ではないのかと心配になりますが、道幅はしっかりあり、単なる山道ではなさそうです。対向車もやってきます。この道でよさそうです。それからは延々と砂利道が続きます。たいしてスピードも出していませんが、お尻が痛くなるほど、車がバウンドします。土煙で、車の周りは真っ白です。レンタカーでよかった!(レンタカー屋さん、ゴメンナサイ。車体の隙間にはびっしりと砂が詰まりました。)
木々が生い茂る森の中の道を走っていきます。木漏れ日の美しい道です。

やがて、森の中の道はオホーツク海に近づき、明るさを増します。

くねくねした道を慎重に対向車とすれ違いながら進み、ようやく、ワムイワッカ湯の滝に到着。狭い駐車場しかありませんが、来ている人も少ないので、空いたところに車を停めます。

これは思ったよりは立派な滝です。森の奥から水が流れ落ちてきます。

それほどの落差はありませんが、森の中で岩肌を流れ落ちる滝はなかなかの光景です。

滝が流れていく方向を眺めると、山の狭間にオホーツク海が見えます。滝を流れ落ちた水はそのまま海に流れ込むのでしょう。

このカムイワッカ湯の滝では、岩盤を流れ落ちる滝の中を歩くのが楽しみ方らしいのですが、我々にはとても無理です。それでも、少しだけ、滝の近くまで登っていき、間近に滝を眺めます。若い人は滝の中を歩いています。

次々と滝の中を登って行く人がいます。もう少し若ければねー・・・。

saraiは水をチャプチャプして、湯温を確認して完了。

苦労した割には、あっという間の観光でした。またまた、砂利道を走って戻ります。ウトロに向かいます。
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テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行