fc2ブログ
 
  

saraiの音楽総決算2022:ピアノ・室内楽編

今年もブログの締めくくりはsarai恒例の音楽総決算です。今日はピアノ・室内楽編です。

今年は厳選したコンサート・オペラに計151回足を運びました。もう、今後、そんなに行くことはないでしょう。痛い足をひきずりながらの悲壮なものでした。それらについてはすべて当ブログで報告済みですが、今回から4回のシリーズでそれらからベストの音楽会を選んで、今年の音楽の総決算としたいと思います。
今回はピアノ・リサイタルと室内楽編です。今年もこのジャンルをたくさん聴きました。で、今年も、ピアノ・リサイタルと室内楽コンサートに分けて、ベストの10回を選んでみます。

まず、ピアノ・リサイタル部門です。ベスト10は次の通りです。なお、器楽として、無伴奏ヴァイオリン・リサイタルも含んでいます。すべて素晴らしいので、順位付けはやめました。ともかく、田部京子、アンジェラ・ヒューイット、アンドラーシュ・シフの3人、そして、天才、上原彩子と藤田真央は特別の存在です。

天才、藤田真央の自由闊達にして、優美さの極致のモーツァルト ピアノ・ソナタ全曲演奏会@王子ホール 2022.4.1 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4316.html
藤田真央のシューベルト、シューマンの最高の演奏に感動!@東京オペラシティ コンサートホール 2022.4.11 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4326.html
上原彩子はリストのロ短調ソナタでも魂の燃焼、デビュー20年の軌跡を実感@日経ホール 2022.5.11 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4356.html
バッハの不滅のフーガ、アンジェラ・ヒューイット、感動の永遠の静寂 The Bach Odyssey 12@紀尾井ホール 2022.5.25 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4371.html
ただただ、その詩情に満ちたピアノの響きに耳を傾けるだけ 田部京子ピアノ・リサイタル《シューベルト・プラス第9回》@浜離宮朝日ホール 2022.6.26 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4403.html
圧巻のバルトークに感動 アリーナ・イブラギモヴァ・無伴奏ヴァイオリン・リサイタル@王子ホール 2022.9.8 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4477.html
感動の日々、アンドラーシュ・シフの磨き抜かれた響きのベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番は空前絶後@東京オペラシティ コンサートホール 2022.11.1 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4533.html
感動の日々、メシアンの鳥のカタログ、完璧な演奏に驚愕 ピエール=ロラン・エマール@東京オペラシティ コンサートホー。ル 2022.11.3 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4534.html
感動の日々、アンドラーシュ・シフの2回の覆面コンサートは計7時間に及ぶマラソンコンサート、その行き着く果ては・・・孤高のシューベルトの遺作ソナタ イ長調 D959@東京オペラシティ コンサートホール 2022.11.4 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4535.html
万感の思いでシューベルトを聴く・・・夢は枯野をかけ廻る 田部京子ピアノ・リサイタル《シューベルト・プラス第10回》@浜離宮朝日ホール 2022.12.4 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4565.html


アンジェラ・ヒューイットの弾くバッハの全鍵盤曲(オルガン以外)のシリーズは遂に今年で完結。最後はやはり、フーガの技法でした。彼女の素晴らしさには毎回驚かされますが、途轍もない高みの演奏でした。saraiの音楽人生の一区切りです。

田部京子のシューベルト・プラス・シリーズも今年の2回で完結。シューベルトを軸にベートーヴェン、シューマン、ブラームスのドイツ・オーストリアの中核音楽を素晴らしい演奏で聴かせてくれました。やはり、3回も聴けたシューベルトのピアノソナタ第21番は感動の演奏でした。完結したとは言え、既に来年のリサイタルも決まっています。このまま、シューマン・プラスに移行してくれないかな。

アンドラーシュ・シフの2回の覆面マラソン・コンサートも圧巻でした。ベートーヴェンとシューベルトの後期作品は凄かった。また、来年も来てほしいものです。

上原彩子はデビュー20周年。心技体、充実して、演奏の幅も広くなりました。中核のラフマニノフのピアノ独奏作品も聴かせてほしいものです。

今、藤田真央の天才は留まるところを知らぬ勢いです。その独特の繊細なタッチのピアノは世界を席巻することでしょう。

ピエール=ロラン・エマールのメシアンの鳥のカタログは凄かった。滅多に聴けない演奏でした。

ヴァイオリンのアリーナ・イブラギモヴァも才能を開花させている一人です。今や聴き逃がせないヴァイオリニストです。

このほか、惜しくも選にもれた人も多々います。復活したマリア・ジョアン・ピリス。孤高のピアニスト、高橋悠治。熟成してきた河村尚子。重鎮の伊藤恵。チェロのケラスなど、ベスト10に入れたい人でした。


次は室内楽部門です。鶴見サルビアホール3F音楽ホールで聴いた弦楽四重奏の名演の数々は忘れられません。そして、年末に久々に聴いた庄司紗矢香はやはり、素晴らしかった。ベスト10は次のとおりです。順位はつけていません。

プラジャーク・クァルテットのベートーヴェン・チクルス第4夜 超感動!!魂をする弦楽四重奏曲第浄化15番の極美の世界@鶴見サルビアホール3F音楽ホール 2022.6.2 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4379.html
驚愕のモーツァルト、慟哭のショスタコーヴィチ、エベーヌ弦楽四重奏団の感動の演奏@紀尾井ホール 2022.6.17 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4394.html
デュティユー、ドビュッシー、ラヴェルというフランス音楽でも魅了してくれるカルテット・アマービレ@鶴見サルビアホール3F音楽ホール 2022.6.29 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4406.html
進化が止まらない辻彩奈、圧巻のショスタコーヴィチ@トッパンホール 2022.7.14 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4421.html
シューベルトのピアノ三重奏曲、飛びっきり素晴らしい第2番に感動! 郷古廉×横坂源×北村朋幹@浜離宮朝日ホール 2022.9.28 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4497.html
シューベルトの魂の叫びを具現化するタカーチ・クァルテットの圧巻の「死と乙女」@鶴見サルビアホール3F音楽ホール 2022.9.30 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4499.html
クァルテット・インテグラにはバルトークが似合う、そして、ウェーベルンも凄い!@鶴見サルビアホール3F音楽ホール 2022.10.11  https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4511.html
感動の日々、クァルテット・ベルリン=トウキョウの圧巻のベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番@鶴見サルビアホール3F音楽ホール 2022.10.31 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4531.html
エスメ・クァルテット、慟哭のメンデルスゾーンを熱演@鶴見サルビアホール3F音楽ホール 2022.11.15 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4546.html
庄司紗矢香の弾くクロイツェルに言葉もなし@サントリーホール 2022.12.16 https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-entry-4577.html


国内の若手カルテット、カルテット・アマービレやクァルテット・インテグラの台頭が印象的です。
海外組では、解散前のプラジャーク・クァルテット、世界最高峰のエベーヌ弦楽四重奏団やタカーチ・クァルテット、選には漏れたベルチャ・カルテットなどが素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
クァルテット・ベルリン=トウキョウやエスメ・クァルテットも最高の演奏でした。
辻彩奈の進化も凄まじいものです。
そして、やはり、我が国の至宝、庄司紗矢香の弾くクロイツェルはsaraiの人生で最高の演奏でした。
来年は待望のロータス・カルテットに期待しましょう。


一応、この部門全体を通した最上位を決めておきましょう。それは以下です。

アンドラーシュ・シフの2回の覆面マラソン・コンサート

今年もピアノは高いレベルの演奏ばかりでしたが、シフは世界最高のピアニストです。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!








テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

最後までレビューありがとうございます。最後は時間の都合がつかず視聴できず、非常に残念でした。

アンコールも含め好評のレビューを見てますます残念ですが、お陰様でど

04/02 12:33 

michelangeloさん

saraiです。大変、ご無沙汰しています。
このたびは過分なご評価いただき、恐縮しています。

よいコンサート、オペラを聴くと、興奮して、記事を書き過

03/31 01:42 sarai

sarai様

こんばんは。

3月に8回も《トリスタンとイゾルデ》公演が開催される東京は音楽都市です。再び御感想を拝読し、改めて感じるのはsarai様のクラシック音楽オペラ公

03/29 21:28 michelangelo

《あ》さん、saraiです。

結局、最後まで、ご一緒にブッフビンダーのベートーヴェンのソナタ全曲をお付き合い願ったようですね。
こうしてみると、やはり、ベートーヴェン

03/22 04:27 sarai

昨日は祝日でゆっくりオンライン視聴できました。

全盛期から技術的衰えはあると思いましたが、彼のベートーヴェンは何故こう素晴らしいのか…高齢のピアニストとは思えな

03/21 08:03 

《あ》さん、再度のコメント、ありがとうございます。

ブッフビンダーの音色、特に中音域から高音域にかけての音色は会場でもでも一際、印象的です。さすがに爪が当たる音

03/21 00:27 sarai

ブッフビンダーの音色は本当に美しいですね。このライブストリーミングは爪が鍵盤に当たる音まで捉えていて驚きました。会場ではどうでしょうか?

実は初めて聴いたのはブ

03/19 08:00 
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR